あらすじ

洋食が大好きな少年はいつの日か素敵な料理人になる──さあ、始まる修業の日々!!
あらかると 1巻
洋食が大好きな少年はいつの日か素敵な料理人になる──さあ、始まる修業の日々!!
あらかると 2巻
弁護士を継がせたい父・英雄の猛反対にもめげず、新太呂は父に内緒で「えびす亭」でアルバイトを始める。しかし、偶然、アルバイトの現場を英雄に見られてしまい、「えびす亭」に出入りすることができなくなってしまう。料理人になる夢を絶たれ落ち込む新太呂を見かねて、幼なじみの近史、えびす亭主人の富三郎、水穂らが英雄に直談判する。「新太呂に料理させてやってください!!」。しかし、英雄は首を縦に振らない。その時、新太呂の母が意外な事実を口にする。「父さんもね…昔、料理人になりたかったのよ…」
あらかると(3)
銀座の老舗レストラン「えびす亭」は今日も大忙し。その厨房で見習いとして働いている新太呂は、“勉強のため”チーフの作ったドレッシングをなめてみる。ところが、チーフの作ったドレッシングの味が先代の名料理人・次郎吉じいちゃんの作ったものと全然違うものだった!「えびす亭」伝統の味が守られていないことに不安になった新太呂は、さっそく現在の店主・富三郎に相談してみる。実は富三郎自身も、「えびす亭」の味が最近変わっていることに気付いていたのだ。そこで富三郎はチーフに「えびす亭」伝統の味を尊重するように話してみるのだが、チーフは「客が満足すりゃ…伝統の味とか…関係ないでしょ!」と言い放つ。料理人としてのプライドを傷つけられたチーフは、その場で「えびす亭」を辞め、去っていってしまう!辞めたチーフの代わりとなる料理人がすぐに見つかるはずもなく、富三郎を始め「えびす亭」のメンバー全員が途方に暮れてしまう。創業百年の老舗レストラン「えびす亭」は初めての臨時休業に追い込まれてしまうのか!!
あらかると(4)
「えびす亭」に勤めはじめた條は、偶然、新太呂の料理の秘密が、先代シェフの料理法をメモしたノート“あらかると”にあることを知る。「メモを見て作るだっ!?そんなインチキ料理は、絶対認めないぞ!!」と意気込む條は、店に来ていたお客を審査員に、新太呂に勝負をふっかける。課題の料理に條はハヤシライスを選ぶのだが、新太呂の“あらかると”のハヤシライスのページは抜け落ちてしまっていた……。
あらかると(5)
ある休日のこと。水穂とデートしていた新太呂は、「えびす亭」のシェフ・公次が恋人らしい女性と一緒にいるところを発見する。新太呂は次の日、早速「えびす亭」の厨房のみんなに公次の話を報告。ラブラブで幸福の絶頂にいるはずの公次をひやかそうと待っていたのだが、現れた公次は鬼のような形相で言い放つのだった。「おれは愛のために、最高のトンカツを作る!!」。さっぱり訳の分からないこの発言は一体何を意味するのか!?
仕掛人 めし噺~藤枝梅安歳食記~

仕掛人 めし噺~藤枝梅安歳食記~

池波時代ノワールの最高峰 《必殺》《必読》の時代劇『仕掛人 藤枝梅安』。数々の映像化とともに50年以上愛される不朽の名作に、ありそうでなかったスピンオフ漫画が誕生! テーマは…池波文学の醍醐味のひとつ「グルメ」! 『仕掛人 藤枝梅安』漫画版を完結まで描ききった武村勇治が、江戸の闇に生きる仕掛人たちのうたかたの安らぎと 垂涎の絶品料理の数々を改めて入魂描破! 豊川悦司主演の劇場版最新作 『仕掛人・藤枝梅安』二部作でも話題沸騰の 時代劇の金字塔を完全コミカライズ。池波正太郎生誕100年の節目に贈る、史上初『仕掛人 藤枝梅安』の“美味しい外伝”めし上がれ――。
弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい

弁護士・亜蘭陸法は漫画家になりたい

漫画界の危機を救うのは、風変わりな弁護士 ペンと紙と頭脳を武器に、日夜命を削りながら魅力的なキャラクターや物語を生み出す職業、それは漫画家! そして漫画家の生み出した作品を楽しみ、夢をもらって活動を支える読者達。そうやって美しく循環する漫画界をおびやかす、とんでもない脅威が現れる。違法アップロードサイト「漫画谷」!! 月刊連載を2本持つ多忙な漫画家・凄久(すごひさ)先生の元に、絵がめちゃくちゃ下手なアシスタントがやってきた。彼こそは、漫画界にはびこる悪を許さない、くるおしいまでの漫画への愛に満ちた異色の弁護士、亜蘭陸法(あらん・りくのり)だった。「漫画谷」によって打ち切りの危機に瀕した作品を救うため、亜蘭はさっそく運営者を特定しようと、アシスタント業の合間に調査を開始する―――!!
蟻地獄 完全版

蟻地獄 完全版

人気お笑い芸人、インパルス・板倉俊之の描き下ろし小説を稀代の漫画家・武村勇治が圧倒的筆致でコミカライズ。ニチブンコミックス「蟻地獄」の第1~4巻+コミックス未収録の番外編を一冊にまとめた完全版!! 主人公・二村孝次郎は幼馴染の修平とともに裏カジノでの儲け話を画策する…そして……待ち受けるは非情の洗礼…。地獄の5日間に巻き起こる手に汗握るアウトローサバイバル!!
義風堂々!! 直江兼続 ~前田慶次 月語り~ ゼノンコミックDX版

義風堂々!! 直江兼続 ~前田慶次 月語り~ ゼノンコミックDX版

時は戦国末期。米沢にて余生を楽しむ天下の「傾き者」前田慶次は、夜の堂森でひとり、つきに語りはじめるのだった。莫逆の友にして義の漢、直江兼続の知られざる、その真の物語を――。我に美しく、自由に生きる、「雲」と呼ばれた漢の物語が始まる!
マグナレイブン

マグナレイブン

板倉俊之(インパルス)✕武村勇治。『トリガー』『蟻地獄』のコンビがおくるノワールアクション開幕!! コンビニで不良に絡まれ、暴行を受ける青年・朝比奈陽人。彼を助けたのは、ある事件によりボクシングの夢を絶たれた青年・浦瀬飛月。生きる意味を失っていた浦瀬に、朝比奈が予想外の言葉を投げかける。「理不尽を生み出すヤツらを退治するんです!」街にはびこる悪人によって、引き起こされた問題を暴力によって解決する、禁断のバイオレンス・ノワールアクション!
我が名は海師

我が名は海師

海上保安庁の潜水士として訓練を受けた麟太郎は、初出動直後に父親の急逝を知らされ、地元・門司へ戻ることに。だが、そこで待っていたのは父親が遺した15億円もの借金と、家業の「難波サルヴェージ」を息子に譲るという遺書だった!サルヴェージ業を「人の不幸をエサにするハイエナ」と憎んでいた麟太郎は…!?
義風堂々!! 直江兼続 ―前田慶次酒語り―

義風堂々!! 直江兼続 ―前田慶次酒語り―

前田慶次と直江兼続、佐渡にて、修羅に入る──。天正十六年夏。家臣の後妻(うわなり)打ちを介して、兼続は天下御免の傾き者・前田慶次と遂に出逢い、二人は互いに惹かれあうのだった。そして、その運命の出逢いからわずか一年。上杉家存亡を賭けたかの、佐渡攻めが近づきつつあった──。
トリガー

トリガー

人気コンビ・インパルスの板倉俊之が書いたハードアクション小説をコミック化!近未来、射殺許可法が制定された日本で、各県に1人ずつ選ばれる「トリガー」たち。それぞれの信念に従い、≪悪≫と判断したターゲットに、彼らは弾丸を撃ち込む!「国王」編、東京、千葉、静岡の「トリガー」編を完全収録。
天威無法 武蔵坊弁慶

天威無法 武蔵坊弁慶

天はなぜ世界に、この男を与えたのか――!? 遡ること千年の昔。時代は貴族から、武士の世へと変遷をはじめ、混迷を極めていた。だが、その時代、国を、根底から大きく揺るがす一人の“漢”(おとこ)が産声をあげる!!彼の名は“鬼若”(おにわか)。天地人、すべてを射抜く、その瞳が写すのは、安寧の光か、動乱の兆しか。源平合戦の新たな軌跡が、ここに!!
マーベラス

マーベラス

ボクシング未経験ではあるが、ある目的を胸に秘め、世界チャンピオンになるべく名門・亜細亜ジムの門をたたいた優。ちょうどその日は、アマチュア王者の天才・太田建も亜細亜ジム入りする日だった。見学に来ていたチビっ子ファン・大輔を邪険に扱い、スパーリングでは一週間後に試合を控えている先輩ボクサーを立ち上がれないほどにブチのめしてしまった建に、優の怒りが爆発する。
余命10年

余命10年

余命10年、それは20歳の茉莉(まつり)に宣告された命の時間。友人たちは社会に旅立ち、それぞれの道を歩んでいく。茉莉はひとり病魔と闘い、孤独と向き合っていた。そんなある日、故郷に戻った茉莉が再会したのは……。恋なんかしない、そう決めたはずなのに。【ベストセラー小説、待望のコミカライズ上巻。】
代表取締役 近藤勇

代表取締役 近藤勇

▼第1話/命あるがままに▼第2話/最強の組織づくり▼第3話/三人の局長▼第4話/池田屋▼第5話/滅びの道●登場人物/近藤勇(幼名・勝太。農民の家に生まれながら、新撰組の組長として歴史にその名を残す人物)、土方歳三(薬売りの家に生まれ、ひとりで喧嘩剣法を編みだす)、沖田総司(新撰組一番隊隊長。体が弱いながら天才的な剣の使い手)●あらすじ/農家に生まれた勝太は3人兄弟の末っ子。15歳になるころには、近所にあった近藤周助の道場に行き稽古の様子を盗み見て剣の研究をし、杉の木を相手にただひとり稽古に励んでいた。何度も道場にやって来る勝太のことが気になった道場主の近藤周助は、勝太に稽古をつけてみる。すると驚いたことに勝太の構えや打ち込みは自分のものとそっくり。そのうえ、勝太に天性の勘の良さがあることを見抜いた周助は、彼を弟子にする(第1話)。●その他の登場人物/近藤周助(天然理心流の3代目師範。近藤勇の師匠にして、義父)、おツネ(近藤勇の妻)、永倉新八(天然理心流の門弟。後の新撰組隊員)、原田左之助(天然理心流の門弟。後の新撰組隊員)
試し読み
築地魚河岸三代目

築地魚河岸三代目

妻の実家・築地魚河岸の仲卸「魚辰」の三代目を継ぐことになった、元・銀行マンの赤木旬太郎。だが、初日から遅刻!果敢に仕事にチャレンジしようとするが、魚に関してはまったくのド素人。そこで旬太郎は「わかったふりしてお客さんにはすすめられない」と、カツオを手に店を飛び出して…!?
HOTEL アーバンリゾート・プラトン編

HOTEL アーバンリゾート・プラトン編

『都会のリゾートホテル』をコンセプトに、東京・お台場に新設されたプラトン。そのコンシェルジュに就任して1週間の赤川一平は、家族との絆を取り戻すためにプラトンを訪れたビジネスマンのサポートを引き受ける。彼の家族のために話題のミュージカルのチケットを手に入れることに成功した赤川だったが、部屋に届けたはずのチケットが消えてしまい…。
ステイション

ステイション

▼第1話/0番窓口のあいつ ▼第2話/見送る気持ち ▼第3話/始発まで ▼第4話/捜す人 ▼第5話/待つ少年 ▼第6話/乗り継ぎ駅へ ▼第7話/定年 ▼第8話/登り坂 ▼第9話/701番目の商品 ●登場人物/中村洋二(JL新新宿駅改札係・持ち前の親切心がいつも騒ぎを引き起こしてしまう)。渡辺(JL新新宿駅駅長・中村に理解を示し、温かく見守る)。磯山(JL新新宿駅主任・本社から転勤してきて、中村を目の敵にする)。 ●あらすじ/いつも明るく親切だがドジな新新宿駅員・中村。合理主義者の主任・磯山は、気に入らない彼を岩手に飛ばそうとするが、駅長は首をタテに振らず、彼を「理想の駅づくりに参加させる」と言う。そこに飛び込んできた自動改札機故障のニュース。うろたえる磯山をよそに、中村は改札に立ち、鮮やかなパンチさばきを披露する(第1話)。 ▼人捜しを懇願する老婆が、駅員たちを困らせている。中村が話を聞くと、彼女は、黙って家を出た息子・三郎と数年ぶりに会う約束をしており、新新宿駅で待ち合わせていたが、その場所がわからなくなってしまったという。冷たい磯山を振り切って、中村は老婆をおぶって駅構内を探し回り、ついに三郎を発見するのだが(第2話)。 ▼ある日、中村は夜勤中に泥酔したOLを見つけ、駅員室へ運ぶ。彼女は、昼は丸の内OL、夜はホステスと2つの顔を使い分け、自堕落な生活を送っており、中村の前でも「金持ちの男としか付き合ったことがない」と強がってみせる。ところが、故郷の彼女に宛てた中村の手紙を盗み読んだ彼女は、本当の気持ちを中村に告白し始める(第3話)。 ●その他の登場キャラクター/狂言ビジネスマン(第4話)、修くん親子(第5話)、小野さん(第6話)、伊藤さん(第7話)、年頃の娘を持つおじさん(第8話)、マコちゃん(第9話)
HOTEL 銀座プラトン編

HOTEL 銀座プラトン編

プラトンホテルの中でも特別な存在であり、長い歴史を持つ『銀座プラトン』。その創立100年祭の日、牧原敬子、立野光という若い二人がコンシェルジュとして配属されてきた。各界の著名人が多数訪れ、華やかな雰囲気に包まれる銀座プラトンの入口に、一人の男がたたずんでいた。破産を待つばかりとなった時計店のオーナー・クロム。東堂は、彼をある人物に引き合わせる。