【残り立見席のみ!】つげ義春特集号刊行記念トークイベントがTOKYO CULTUART by BEAMSにて開催!

こんにちは、マンバ通信です。
今日は今月末に開催予定のトークイベントをひとつご紹介!

『スペクテイター vol.41/特集 つげ義春 探し旅』(2月20日発売)の刊行を記念し、TOKYO CULTUART by BEAMS(新宿/BEAMS JAPAN 4F)にてトークイベントが開催されます。

……と、イベント紹介にはいる前に『スペクテイター vol.41/特集 つげ義春 探し旅』が大変いい特集だったので、そのお話を。

つげ義春さんというと1960年代後半から80年代の間に『ねじ式』『紅い花』『ゲンセンカン主人』『無能の人』などなど多くの傑作マンガを世に発表し、多くのつげファンを獲得しつつも、87年の『蒸発』という作品を最後にマンガ界から姿を消してしまった伝説的なマンガ家のひとりです。

そんな彼のマンガには「時代を超えても変わることのない魅力がある」と感じたスペクテイター編集部が、昔からのつげ作品を愛するファンだけでなく、まだつげ義春さんのことを知らないという人にも楽しんでもらえる特集を組みました! というのが、この号なのですが……これがね、もうね、つげ義春さんに対する編集部(特に赤田祐一さん)の「愛」がヒシヒシと伝わってくるシビれる内容でした。

詳しいコンテンツについてはココを見てほしいのですが、つげ作品にあまり馴染みがないという人を置いてけぼりにしない、わかりやすく丁寧な解説を入れた読み物や、マンガ誌「ガロ」に参加するきっかけとなった作品『おばけ煙突』、旅モノの『ほんやら洞のべんさん』、テレビドラマ化された『退屈な部屋』などの再録マンガも充実していて、かなり読み応えある内容です。

それとやはり、これまでずっとファンでいつづけた人たちが一番嬉しかったのは、ご本人のインタビューではないでしょうか。
つげさんはマンガを描かなくなった後、メディアへの露出やインタビューのお仕事はほぼうけておらず(一番最近では「芸術新潮」2014年1月号が最後のようです)、今回のインタビュー掲載はかなり珍しいことだと思います。

この特集号の一番最後のページには、そのインタビューの際に撮影されたつげさんの写真が掲載されているのですが、これがかなりグッとくるいい表情でジンとしました。

気になる方、特にこれから「つげ義春」というマンガ家を知ろうとしている方はぜひ本屋さんで手に取ってほしい一冊ですっ!!!

長くなってしまいましたが、ここからが本題。

今回のイベントには、日本全国にある“ひなびた温泉”だけを探訪しレポートするウェブマガジン「ひなびた温泉研究所」の主宰者・岩本薫さんと、この特集を企画されたスペクテイター編集部の赤田祐一さんのお二人が出演予定です。

“ひなびた温泉”といえば、つげ義春さんも豪華さとは無縁といった佇まいの田舎の古い温泉を好んで訪れ、マンガやエッセイにその温泉の様子を描いていました。
それらの著書をバイブルと公言し、日々活動する「ひなびた温泉研究所」とは、一体どんな団体なのか? その活動内容を紹介しつつ、つげ義春作品の魅力についても語る1時間を予定してます。

なお、このトークイベントは早くも座席20名分の予約は終了とのこと!立見席はまだ受けつけているそうなので急いで〜!!!!

スペクテイター vol.41 「つげ義春」特集号・刊行記念トークイベント

つげ義春と、ひなびた温泉研究」

開催日:2018年2月27日(火)
開場時間:18時
開演時間:18時半
終演時間:19時半
会場:新宿 BEAMS JAPAN 4F TOKYO CULTUART by BEAMS
東京都新宿区新宿3-32-6 4F
TEL:03-5368-7328
HP:http://www.beams.co.jp/beams_japan/
参加費:無料
※着席でのご予約は終了となりますが、引き続き立見での受付中
予約方法:電話にてご予約を受け付けます。*受付時間(11時~20時)
電話:03-5368-7328

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