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読み切り
あさドラ!
浦沢直樹、待望の本格巨弾新連載!! 1986年、国民的ヒロインとなった猪熊 柔の活躍を描いた柔道漫画『YAWARA!』。 1993年、女子テニス選手の現在の躍進を予見したような作品『Happy!』。 1999年、累計2800万部を突破、実写映画も大ヒットを果たした『20世紀少年』。 「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上で数々の大ヒット作を連載してきた浦沢直樹が、『20世紀少年』『21世紀少年』完結以来11年ぶり、スピリッツにて本格連載を始動!! 物語は、1959年の名古屋を舞台に始まる。 ヒロインの名前は“浅田アサ”。 いつも走っていて、いつも名前を間違えられてばかりいる、まだ12歳の少女。 “この物語は、戦後から現代にかけて 可憐にたくましく生きた、ある名もなき女性の一代記である――” 【編集担当からのおすすめ情報】 浦沢さんを担当させていただくことになったのは、もう8年半も前のことです。 既に『20世紀少年』の連載は終えられていたタイミング。 ただ事務連絡の窓口に過ぎない中、2015年、個展公式ガイドブック『描いて描いて描きまくる』にて、ロングインタビューを担当する機会がありました。 漫画家・浦沢直樹とは一体何がすごいのか? 卓越したストーリーテリング? 自在に変化するキャラクターたちの表情描写? 夜通し続きを読みたいと思わせる熱量を持った引き? 演出力? 全作品に通底する哲学? それを解き明かそうと思うあまり、気がついたらインタビューは合計12時間半、14万5千字にのぼるものに。 その膨大な情報量の中からなんとか見えてきたこと。それは、ただひたすらに「面白い漫画」を生み出そうとする生き様そのもの。 何しろ、8歳の頃から50年以上長編漫画を描き続けてきた人です。 本作で、11年ぶりに「スピリッツ」に帰還されることになった浦沢さん。 選んだ題材は、ご自身が長年にわたり温めてきた、ひとりの女性の物語。 どうしても自分で描かないとイメージ通りにならないと、アシスタントさんに任せず自らスクリーントーンまで削り、流れるような雄大な空をカッター1本で創り上げたり。 躍動感のある最適な構図を考えるうちに頭の中でカメラを回しすぎ、疑似飛行機酔いをしてしまったり。 毎週の打合せの中では、ロックの歴史が文化人類学に発展し、深夜のお笑い番組から名作映画の分析、超レアな漫画制作裏話まで縦横無尽に飛び回る。 かと思えば突然『あさドラ!』の次回の話になり、息を呑むような驚天動地の展開になっていたり。 常に限界を超えるまでアサがどんな女の子であってほしいか、 次に何が起きたらわくわくするか、 どうしたら漫画が面白くなるかを考え続けて、結果体調を崩したり。 仕事としての効率性は一切無視。割り切りや妥協は一切皆無。 本作『あさドラ!』はそんな浦沢さんの、とてつもない【漫画力】が生み出した、新作です。 主人公・アサが走る。そこに嵐が来る。何かとてつもないことが始まる予感がする。 眉毛の0.数ミリの角度の違いで微妙な感情を描き分け、自らが何かに取り憑かれたように描き上げた荒れくるう波が不安を煽る。 初めて会ったような気がしない新しいキャラクターと出会い、そこで小気味いい会話が交わされる。 台詞のいらない美しい光景がある。悲しい光景がある。 全コマ全シーンが完璧に計算されているようで、実はノリ一発で描かれたものだったりする。 それらに巻き込まれ振り回され、私たち読み手はその「面白さ」に打ち震える! 本気で漫画を描くということがどういうことか。 どれくらい奥深く果ての無いことなのか。 本作『あさドラ!』はその秘密の一端に触れるような、誰も読んだことのない漫画です。 ちなみにこの第1集の息を呑むようなラスト3ページは、年末年始まったく休まずに浦沢さんがお一人で描き上げたものです。 是非、ご確認ください!
浦沢直樹、待望の本格巨弾新連載!! 1986年、国民的ヒロインとなった猪熊 柔の活躍を描いた柔道漫画『YAWARA!』。 1993年、女子テニス選手の現在の躍進を予見したような作品『Happy!』。 1999年、累計2800万部を突破、実写映画も大ヒットを果たした『20世紀少年』。 「週刊ビッグコミックスピリッツ」誌上で数々の大ヒット作を連載してきた浦沢直樹が、『20世紀少年』『21世紀少年』完結以来11年ぶり、スピリッツにて本格連載を始動!! 物語は、1959年の名古屋を舞台に始まる。 ヒロインの名前は“浅田アサ”。 いつも走っていて、いつも名前を間違えられてばかりいる、まだ12歳の少女。 “この物語は、戦後から現代にかけて 可憐にたくましく生きた、ある名もなき女性の一代記である――” 【編集担当からのおすすめ情報】 浦沢さんを担当させていただくことになったのは、もう8年半も前のことです。 既に『20世紀少年』の連載は終えられていたタイミング。 ただ事務連絡の窓口に過ぎない中、2015年、個展公式ガイドブック『描いて描いて描きまくる』にて、ロングインタビューを担当する機会がありました。 漫画家・浦沢直樹とは一体何がすごいのか? 卓越したストーリーテリング? 自在に変化するキャラクターたちの表情描写? 夜通し続きを読みたいと思わせる熱量を持った引き? 演出力? 全作品に通底する哲学? それを解き明かそうと思うあまり、気がついたらインタビューは合計12時間半、14万5千字にのぼるものに。 その膨大な情報量の中からなんとか見えてきたこと。それは、ただひたすらに「面白い漫画」を生み出そうとする生き様そのもの。 何しろ、8歳の頃から50年以上長編漫画を描き続けてきた人です。 本作で、11年ぶりに「スピリッツ」に帰還されることになった浦沢さん。 選んだ題材は、ご自身が長年にわたり温めてきた、ひとりの女性の物語。 どうしても自分で描かないとイメージ通りにならないと、アシスタントさんに任せず自らスクリーントーンまで削り、流れるような雄大な空をカッター1本で創り上げたり。 躍動感のある最適な構図を考えるうちに頭の中でカメラを回しすぎ、疑似飛行機酔いをしてしまったり。 毎週の打合せの中では、ロックの歴史が文化人類学に発展し、深夜のお笑い番組から名作映画の分析、超レアな漫画制作裏話まで縦横無尽に飛び回る。 かと思えば突然『あさドラ!』の次回の話になり、息を呑むような驚天動地の展開になっていたり。 常に限界を超えるまでアサがどんな女の子であってほしいか、 次に何が起きたらわくわくするか、 どうしたら漫画が面白くなるかを考え続けて、結果体調を崩したり。 仕事としての効率性は一切無視。割り切りや妥協は一切皆無。 本作『あさドラ!』はそんな浦沢さんの、とてつもない【漫画力】が生み出した、新作です。 主人公・アサが走る。そこに嵐が来る。何かとてつもないことが始まる予感がする。 眉毛の0.数ミリの角度の違いで微妙な感情を描き分け、自らが何かに取り憑かれたように描き上げた荒れくるう波が不安を煽る。 初めて会ったような気がしない新しいキャラクターと出会い、そこで小気味いい会話が交わされる。 台詞のいらない美しい光景がある。悲しい光景がある。 全コマ全シーンが完璧に計算されているようで、実はノリ一発で描かれたものだったりする。 それらに巻き込まれ振り回され、私たち読み手はその「面白さ」に打ち震える! 本気で漫画を描くということがどういうことか。 どれくらい奥深く果ての無いことなのか。 本作『あさドラ!』はその秘密の一端に触れるような、誰も読んだことのない漫画です。 ちなみにこの第1集の息を呑むようなラスト3ページは、年末年始まったく休まずに浦沢さんがお一人で描き上げたものです。 是非、ご確認ください!