逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心――彼こそは維新志士の中で最強無比の伝説をもつ「人斬り抜刀斎」であった。維新後、その熱き想いで人々を守り続けた流浪人・剣心の活躍を描く! 【同時収録】「巻末特別編(1) るろうに―明治剣客浪漫譚―」
逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心――彼こそは維新志士の中で最強無比の伝説をもつ「人斬り抜刀斎」であった。維新後、その熱き想いで人々を守り続けた流浪人・剣心の活躍を描く! 【同時収録】「特別編(1) るろうに―明治剣客浪漫譚―」
時代劇は古びない
毎週楽しみにしていた作品で懐かしい
ちさかあや(郷土を愛する実力派)×原恵一郎(漫画家兼農家) 長野県在住コンビが贈る、信州・幕末農業ドラマ!! 人の向上心が農業の発展を促す! 農政を司る郡奉行・目白逸之輔の周囲にはいつも農事にまつわる無理難題と悲喜こもごもが……
坂本竜馬暗殺犯と噂される男・佐々木只三郎。小太刀日本一と称されるこの佐々木、暗殺の日より十三年前の江戸で、稀代の天才学者・佐久間象山から、あるフランス人少女の護衛を依頼される。その対価、三百六十万両。少女を狙うは水戸一派、勝麟太郎、そして坂本竜馬。この事案をきっかけに時代は「幕末」へと変容していく――。
あの伝説のネオ時代劇『無限の住人』の公式続編が始動! 逸刀流との戦いから八十年余り、時は幕末。土佐で隠遁していた「不死の侍」万次はある志士の訪問を受ける。その男の名は坂本龍馬。「土佐藩士たちを護ってほしい」と請われた万次は龍馬を伴い京の都を初めて訪れる。そこで待ち構えていたのは新選組。ご存じ最強の佐幕派武闘集団が牙を剥いた――。最強の剣士は誰か? 龍馬を斬ったのは誰か? 万次だけが全てを識る!
義とは何か、愛とは何か──。「鬼」「人斬り」と畏れられ、新選組で一番強かったと言われた男・吉村貫一郎──。愛する者のために守銭奴と罵られ、愛する者のために人を斬り続けた武士の生涯が今、語られる…!浅田次郎&ながやす巧の両巨匠が贈る、魂を震わす新たな「新選組」伝説!!
時は幕末、ただ己の強さを求め、闇雲に道場破りを繰り返す24歳の若者がいた。土方歳三───後に新撰組鬼の副長とよばれる漢である。土方は何を考え、何を求めたのか。動乱の時代は土方にどう接したのか。新撰組の数少ない生き残り、永倉新八が語る、鬼の副長『土方歳三』の真の物語とは!?
やめられねぇ...!とまらねぇ...!
「ごめんね寂しか思いさせて……大丈夫そうそう長くは待たせんけん……」遠く響く三味線に異国の言葉が混じり合う長崎丸山。絶世の花魁と重い病を抱えた一人の男の過去が、やがて密やかな“愛と死”の物語を紡ぎ始める……“世界”がいち早く評価した孤高の俊才・高浜寛が、長崎丸山に生きる遊女の「切なすぎる純愛」を洗練を極めた筆致で描く。国内の漫画家、海外のバンド・デシネ作家、映像作家など、ジャンルや国籍を問わず多くのアーティストたちから熱い注目を集める傑作!!<世界の巨匠たちが絶賛!!>今、最も読まれるべき漫画がここにある。知っているようで知らない時代、美しき遊女のお話。なんとも気負いのない絵と語りのうまさが際立つ――心が揺れる。高浜寛の物語表現は描く度に高まってゆく。(谷口ジロー/フランス芸術文化勲章受章作家)本作『蝶のみちゆき』の少なからぬ魅力はヒロイン・几帳が湛える穏やかな悲しみにあり、読む者を幕末・明治の遊女の世界へと導く官能と情緒にある。私たちは初期作品からずっと高浜寛の繊細な仕事に注目してきたが、彼女はこの作品により世界的コミック作家の最高峰へ至る新境地を切り拓いたようだ。(ブノワ・ペータース&フランソワ・スクイテン/アングレーム国際漫画祭大賞・文化庁メディア芸術祭大賞『闇の国々』著者)
侍の時代は終焉し、武は廃れた。学問の徒こそが輝きを放つ時代、『明治』。だが皮肉にも、この変革の世こそが真に餓狼なる男たちを生んだ!!時代に選ばれし少年・丹波文吉、希代の柔道家・前田光世に挑む!!夢枕獏初の書き下ろし漫画原作にておくる純潔格闘ロマン、ここに開幕!!
弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!
南方仁は東都大学附属病院に勤める脳外科医である。ある日、彼が頭部裂傷の緊急手術を執刀した患者が、病院を脱走しようとする。患者と揉みあう内に仁はなんと幕末の1862年にタイムスリップしてしまった。電気も消毒薬も抗生物質もない世界で、医師南方仁の戦いが始まる。
続編の北海道編もある程度巻数たまってきたので、いっちょ全編通しで読んでみようかと改めて読みなおしてみました。 連載開始がもう28年かと思うとビビるのですが、それでも色褪せない魅力と、絵も古く感じないのは圧巻の一言。 名作中の名作なので内容というよりは、好きな点をいくつか。 全28巻のうち大きくは以下の構成。 ーーー 東京編 (1~6巻) 京都編 (7巻~17巻) 人誅編 (18巻~28巻) ーーー こうして通して読むと、剣心は常に人斬りだった過去の何かと闘っていますね。 東京編では、エピソード的に過去の敵だった人間たちと、京都編は人斬りの後継者だった志々雄、人誅編は過去の因縁。 幕末から明治にかけての激動の時代は、その後自分自身何冊か時代小説を読んでから、改めてるろ剣を読むとまた違った印象をうけます。 過去に囚われた敵キャラたちに、小学生時代では なんでこんな昔のことにこだわっているんだろ? ぐらいだったのですが、今だったらよくわかる。そういう時代だったんだなと敵キャラにも未練を超えた執念を感じさせてくれる。(しかし、縁、おめーはダメだ。あと雷十太。) 大人になった今、もう一度読み直すと、そういう面で敵の魅力がグッとまして見えます。 土方歳三的な負けても生き様をみせてくれる感じ。 ここがスゴク素敵です。 次に、これは内容というよりは本編のおまけである制作秘話。 本作には話と話の幕間に、さらっと登場人物の制作秘話がのっていて(電子版では割愛されるかと思ったが載ってて良かった!)これがすっごい面白いんです! 「〇〇のキャラにインスパイアうけて」 (たいてい、ゲームのサムライスピリッツ) とか、言うわなければ気づかないことまで言ってくれるし、あまつさえ 「もろパクリです」 という暴露とともに、謝罪までする始末。 小さい頃は、あ、そんなことまで言うんだと妙な新規感を覚えていたのですが、この歳になると更に尊敬の念がでる。 仮に影響うけたとしても、自分のものとしちゃうズルさが大人にあると思うのですが、それをしない潔さ。 これも本作、というか著者さんの魅力ですね。 いずれにせよ、王道なバトル展開は、昔と変わらず面白く青春時代を思い出させてくれます。