蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!
烈火の炎
花火師である父親と2人暮らしの少年・花菱烈火は、「忍者」に強い憧れを抱く高校1年生。地元では負けナシと恐れられている同級生・石島土門をも一蹴してしまう烈火は、日頃から「ケンカでオレに勝ったらその人の『忍』になる」と公言しているものの、いまだに自らの君主を見つけられずにいたが…。400年の時を超えた因縁を巡る戦いが幕を開ける!炎を操る烈火が繰り広げる、長編忍術スペクタクル!!
憧れの「背番号10」久保嘉晴(くぼ・よしはる)とプレイするために、新設の掛川高校に入学した田仲俊彦(たなか・としひこ)=トシ。掛西中では活躍していた田仲だが、入院中の久保にも会えず、雑用ばかりやらされる毎日にうんざりしていた。が、マネージャー遠藤一美(えんどう・かずみ)の策略で、2年生と試合するはめに……。
鉄兵は人里離れた山の中で父親と二人暮らし。親父は埋蔵金発掘に人生をかけ、鉄兵と二人で今日も山を掘り返す。鉄兵は山の中で自然とたわむれ、酒を飲んだり、バクチをしたりと気ままな生活を送っていた。ところがある日、落盤事故がおきて…ちばてつや入魂の大傑作『おれは鉄兵』が登場!
伊橋は新宿の料亭『藤村』に入ったばかりの新米料理人。料理学校を首席で卒業した自信から、洗い物やゴミ捨てなど雑用ばかりやらされる「追い回し(アヒル)」に飽き飽きしていた。伊橋の不満を聞いた立板の横川は、その腕前がどの程度のものなのか、追い回し歴三年の谷沢と「桂剥き」をやらせてみるが…。板前の世界を描く異色の「食」コミック!!
夢の国・グランベルで機械たちと暮らす少年・シキは、100年ぶりの来国者となる動画配信者の少女・レベッカと青猫のハッピーに出会う。すぐさま意気投合し、“友達”となったシキたち…この小さな出会いが、彼らの「運命」を大きく変えていく!! まだ見ぬ世界に夢を乗せ、少年と少女と青猫の、果てしない冒険が始まった!!
優駿の門
なまいきで口は悪いが、馬の事に関しては天才的な少年・優馬は、関東地方競馬の調教師・捨造にスカウトされ、騎手の道へと進む。そこで出会った馬は血統はいいのに幼い頃いじめられたことが原因で、レースに出ることも出来なくなっていたアルフィーだった。早速アルフィーに荒療治を仕掛ける優馬。生死を賭けたサラブレッドたちの熱き戦いがここからはじまる!
彼岸島
吸血鬼が棲む孤島、彼岸島(ひがんじま)――。踏み入れたら最後、再び生きて還ることはない……。大学に合格したばかりの宮本明(みやもと・あきら)の兄は、2年前に行方不明となっていた。実は彼は彼岸島へ連れ去られ、現在一人で身を隠し生活していたのだ。そんなある日、明の前に現れた謎の美女。彼女は行方不明の兄の免許証を持っていた。それは恐るべき島への誘い。そして……忌まわしき悪夢の幕が上がる――。戦慄(せんりつ)の吸血鬼サバイバルホラー!!
奈緒子
雄介たちの小学校の運動会当日、健介は頼まれて奈緒子たち親子を磯釣に連れていく。健介は雄介に日本一のマラソンランナーになれと言い残し、出発するのだった。健介が現れないまま、運動会の種目は進んでいった。一方、健介は磯に渡ろうとした奈緒子が海へ落ちたのを助けようとして飛び込む……。日本海の小島・波切島を舞台に、壱岐大介・雄介と篠宮奈緒子の3人が織りなす宿命の愛のドラマ!!
ハッピー!
盲導犬ハッピーは、太陽の子!みんなを幸せにする仔犬(こいぬ)、“ハッピー”は、盲導犬になるための厳しい訓練を乗り越えて、22歳の時のスキー事故によって目が見えなくなった女の子・香織(かおり)の人生を変えていく……。小さな仔犬が、愛情あふれるパピーウォーカーや子どもたちとのふれあいを糧(かて)に、盲導犬としての生を受け止めていくドラマや、中途視覚障害者となった香織の心の成長を描く……感動ストーリー!
イケてる2人
佐次京介はHのことしか頭にない単細胞高校生。悶々とした日々を送っていたある日、興味本位で聞いた伝言ダイヤルの、アリスと名乗る少女と待ち合わせる。しかしアリスの正体は高校のアイドルでミクロ系美少女の小泉明だった!運よく彼女とのHにこぎつけた佐次。「ウリ」をやっていると噂されていた小泉だったが、なんと彼女は処女だった……。小泉の心の闇をみたような気がした佐次は、彼女を守ろうと決意する。学校でもキャンキャンつきまとう佐次を小泉は冷たくあしらうが、肝心なところでは佐次を頼ってきて……。Hのことしか頭にない単細胞高校生・佐次とミステリアスなミクロ系美少女の小泉の釣合わない二人が贈る、ドタバタラブコメディ!
うしおととらと うしおととらそして出てくる仲間達、妖怪達みんなすごく魅力的で単発エピソードも泣いちゃうくらいに良いです。 中盤戦に差し掛かるあたりで展開が重くなって中だるみかな?なんて思っちゃうかもしれませんがそれもラストに向けての壮大な伏線になるのには驚きました。 ラストは今までうしおととらに関わった人々、妖怪全てが繋がって漫画史上最高の総力戦の激アツ展開に二人と一緒に旅をしてきた読者なら共に燃上がって号泣すること必至です! おすすめというより、絶読(絶対に漫画好きならば読んだ方がいい漫画)ですよ!!