「優駿の門」という漫画について的確でわかりやすく
余すところなく解説した名レビューだと感じました。
まさに間違いなく名作だが珍作でもある、
という漫画だと思います。
競馬ファンやJRAが目をそらしたくなるような部分にも
ちゃんと焦点をあててリアルに描きながらも、
普通だったらもうこれで充分、ここがゴールだよ、
といった地点から、さらにリアルとロマンにターボをかけて
異次元の世界まで突っ走るんですよね。
面白い漫画なんですけれど、私は第3コーナー手前で
すでにおいて行かれてしまいました(笑)。
マキバオーとの比較解説などで、私が「優駿の門」から
感じていた違和感の中身が判ったような気がします。
違和感を感じるか感じないかで人により評価が
大きく分かれる漫画なのではないでしょうか。