羊の木
ギャグ漫画の巨匠2人が奏でる「不安」「願望」そして「笑い」の先にある物語!――とある日本の地方都市が、犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となる。市長は一般市民には何も知らせずに元受刑者の過去を隠し転入させるというこの更生促進事業を受け入れた。移住するのは、凶悪犯罪を犯した11人の元受刑者。はたして、このプロジェクトの行方は!?貴方の隣人が凶悪犯罪を犯した元受刑者だったら。罪償いし者達と罪未だ犯さざる者達の輪舞!ここに開幕!
“漫画家は医者を創った。医者は漫画家を救った。”漫画史にきらめく不朽の名作「ブラック・ジャック」!!漫画の神様・手塚治虫先生の創作の現場を関係者の証言で再現するマンガ・ノンフィクション!!
『ブラック・ジャック』を連載していた時期の手塚治虫
彼方のアストラ
宇宙への往来が当たり前になった近未来。高校生のカナタ、アリエスら9名は“惑星キャンプ”に旅立つ。未体験の宇宙旅行に胸を躍らせながら惑星に降り立った彼らを待ち受ける、予想外の事態とは!? 近未来SFサバイバルストーリー、始動!!
花のズボラ飯
連載開始時からネットで話題騒然!主婦から、オタクから、マンガ読みから絶大な人気を誇るグルメ・ショート!!原作は超ロングセラー漫画『孤独のグルメ』の久住昌之、作画は日本一女の子をかわいく描ける漫画家・水沢悦子。驚異のコンビが、かわいくって、おかしくって、でもちょっぴり寂しいときもある一人暮らしの主婦・花の生活を描きます。誰も予想し得なかった、新しい『孤独のグルメ』の誕生です。【あらすじ】単身赴任の夫を持つ主婦、駒沢花(こまざわ・はな)、30歳。花は今日も自分のためだけに、ズボラだけど美味しいご飯を作ります!
その女、ジルバ
伝説のママ・ジルバの店BAROLDJACK&ROSE―――終戦直後から夜の世界で生きてきたホステスたちの高齢BAR。ホステスの平均年齢は70歳以上。人生の酸いも甘いも知り尽くした女たちが最高のおもてなしで、常連客たちを迎える。そこへ飛び込んだ一人の新人・笛吹新(うすい・あらた)、40歳。大手スーパーの倉庫で働く彼女は、恋人なし、貯金なし、老後の安心なしの崖っぷち人生。リストラで希望の職場も追われ、夢も、仕事も、結婚も、あきらめかけた彼女が、笑い、歌い、踊り、いつの日か忘れていた何かを取り戻していく。昼と夜、二足のワラジで働くことになった、見習いホステス・“アララ”。彼女のシングルライフに、どんな変化が訪れるのか!?
教室が戦場に!巨大な謎と圧倒的な恐怖――!高畑瞬(たかはた・しゅん)16歳、男性。幼い頃から物静かでマイペースな彼は、自らの人生を退屈だと感じるようになっていた。――だが、しかし、唐突に訪れた日常との決別。それは神罰か、神からの贈り物か!?「生きる」ために、今までの俺を「殺せ」!“だるま”が、“ネコ”が、退屈だった日々をブチ壊す!傑作カタストロフィ・サスペンス!!!
非ヒロイン属性の杏子(あんず)の前に現れた魔法使いのリリ。愛するゲームやお菓子、猫を没収された杏子に与えられたのはイケメンたちが迫り来る少女漫画のような夢の生活…!?
幼女社長
むじなカンパニーの社長「六科なじむ」は元々大人だったわけでも、天才的な頭脳を持つわけでもない、ごく普通の5歳児!ごうこん? けいやくしょ? せったいごるふ? 大人にとっては当たり前でも、彼女にとってはすべてが新鮮!甘すぎる敏腕秘書に、国籍不明の事務員、ツッコミ役の社員を引き連れ、今日も社長は世間の荒波に突っ込んでいく!?各所で話題沸騰! 新進気鋭の作家、藤井おでこが描く抱腹絶倒間違いなしの社会派系ギャグコメディ!…くやしいけれど社長の言葉、グッときます。
夏雪ランデブー
目つきの悪い花屋のバイト青年・葉月(はづき)が一途に恋するのは、店長の六花(ろっか)。しかし六花の部屋には、彼女が忘れられない男の霊がいた――。低温一途青年×さっぱり未亡人×草食系執着霊の3者が紡ぐ純情三角関係。描きおろし番外編収録!
水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み=青春(?)。モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール。センシティブでモラトリアム、マイペースな超新星・田島列島の初単行本。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。ああ、夏休み。
ロンドン警視庁の犯罪資料館「黒博物館」に展示された“かち合い弾”と呼ばれる謎の銃弾。ある日、それを見せてほしいという老人が訪れたとき、黒衣の学芸員は知ることになる。超有名な「お嬢様」と、「もうひとり」が歴史的大事件の裏で繰り広げた、不思議な冒険と戦いを…! 藤田和日郎の19世紀英国伝奇アクション超待望の第2弾、ここに開幕!!
雑誌掲載時に読んでいたが、なんか読みづらかった覚えしかないので、映画化もされるので、単行本で読み始めたが、面白くて一気に全巻読んだ 話の内容として笑いの要素はないし、サスペンス的な要素が多く笑える部分がないはずだが、全編でちょこちょこ面白すぎるシーンがある。 真面目すぎて発言がおかしくなるところや、特に好きなのは元受刑者が日頃はおとなしいが酒乱で酒を飲むと殺害シーンの再現で「さあさあさあ じいさん 角行くぞ角行くぞ」のところ。笑えるシーンではないんだが、絵とセリフのせいか笑うしかない。 冒頭の「少しだけ多く愛を賜りたい」とか「現代はとても複雑だ。誰かがよかれと思ってやったことが、 巡りめぐって誰かを不幸にしてしまうならば、 誰かの悪意からはじまったことが、 人を幸せにすることもあるかもしれません」などのいいテーマが根底にあるが、それよりもギャグと恐怖が紙一重っぽいところの方が好き