あらすじビキニ島原爆実験で、日本人23名が被爆したと報じられた。「アインシュタイン博士などの世界の科学者たちが、原子戦争で人類は滅亡すると警告しているにもかかわらず、世界の指導者たちは、この危険な兵器の開発をやめようとしない。――ユネスコ憲章にも“戦争は人の心の中で生まれるものだから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない”と謳いあげている。だが、この移ろいやすい心、神にもなれば悪魔にもなる……」