あらすじ昭和23年12月23日、極東国際軍事裁判によって七名の戦犯に死刑が執行された。同じ日、国会では内閣不信任案が可決され、衆議院が解散した。政界が選挙に向かって走り始めた一方で、庶民は困窮の極みにあった。“大衆は賢なり”大衆をいつまでも愚かだと思っている指導者は、必ず大衆に翻弄される日がくる。その心をつかまなければ大衆は動かない。それは時と条件だよ……。我々の目指す広宣流布も時と条件が大事なのだ。それをいかにして創るかに一切の困難と辛労がかかっている。