あらすじこの当時、戸田は昼間は事業に全力を傾けていたが、一般の事業家達と甚だ異なっていたのは夜であった。週のうち三日は法華経講議と御書講議。残る三日は、都内の座談会で個人指導と折伏。さらに土曜日曜にかけては地方折伏に飛び出していた。人々の悩みは想像を絶するものがあった。時には、絶対に解決すると断言する前に、自分自身の胸中で戦わねばならないこともあった。日夜、敗戦後の街々を東奔西走していたが焼け石に水のように思える時もあった。だが戸田は一人ひとりの宿命打破に、真っ向から挑戦していったのだ!!