あらすじ昭和26年5月3日・墨田区常泉寺にて、7年間空白だった会長の座に戸田が推戴された。「折伏行こそ仏法の修行中最高のものであるというのです!!私は広宣流布のためにこの身を捨てます!!」――いよいよ歴史的な、怒涛の前進が始まる。真剣勝負であるからには、絶対に勝たねばならない!この5月3日はまた『憲法記念日』であった。朝鮮半島の動乱は続いており、勝敗の帰趨は不明のまま講和条約の締結を巡って国論を二分した政治的混乱が表面化しつつあった――。