あらすじ戸田の前には未来しかなかった。あるのは広宣流布の青写真だけであった。そのためにも小さな歯車を大切にした。そして丹念に磨きあげることに心を砕いた。昼は事業家として奔走し、夜は休日なく講議や座談会へと出掛けて行った。「広宣流布の幾山河は影も姿も見せぬ魔との戦いである!天に二つの日はないように、真の宗教もその時代に一つなのだ」