あらすじ収束したかに見えた笠原の事件であったが、事態は最悪の方向へと転がった。笠原は牧口先生の墓前で書いた謝罪状を全く否定、墓地までの顛末も青年部の脅迫によるもので、自分は被害者なのだという抗議文を出したのだ!その一方で、男子青年部の新生の息吹は全国に逞しく躍動していった。瑞々しい生気のあるところに停滞はない。組織の生気あふれる新生も人間の絶えざる自己変革によって決まる。組織は人によって作られ人によって運営されていくからである。