あらすじ戸田は精力的に各地に出向き、「自分は不幸だ」と嘆く人々の心に、確実な灯火をともしていった。時には厳しい言葉で青年たちを叱咤することもあったが、すべては未来への布石と、戸田を信じる人たちへの温かい気持ちに溢れていた。「生命というものが、永遠であるということを我が身で体得するのです。これを――絶対的幸福という!この幸福は永遠に続くものであり、崩れることは決してない!」