あらすじ渾沌とした時代の中、自らの行く道に迷う若者たちも少なくはなかった。ストや赤旗のような形でその気持ちを爆発させる者もいれば、哲学にその答えを見い出そうとする若者もいた。彼らに戸田は澱みなく言い切った。「この世から一切の不幸と悲惨をなくしたいのです――これを広宣流布という!!」また、「正しい人生とは一体どういう人生なのでしょう?」と、真直ぐな眼で質問してきた山本伸一と出会い、戸田は恩師牧口との出会いを回想した。このような不思議な感覚の出会いは、戸田にとって初めてのことだった!