あらすじかねてより戸田は「青年こそが次代を担う」と語っていたが、昭和26年11月の年次総会で山本は『青年の確信』という演説を行った。「青年部の実践は宗教革命であります!政治革命よりも経済革命よりも、実に実に宗教革命の道のいかに困難であるかは覚悟の上です。また革命は死であることも自覚しております。……しかしその死こそ、永遠の覚知であることを信じます」一方、懐刀である山本に好きな女性がいることを知った戸田は、身体の弱い彼が邁進できるように、と結婚のお膳立てをするのだった。