水族館飼育員のお仕事は毎日がジェットコースター。分刻みのスケジュールで駆け回り、ままならない生きもの相手に右往左往。だけど愛しくてしょうがない! 水族館が何倍も楽しくなる飼育員奮闘お仕事コミックエッセイ
日本人が愛してやまない食べ物、「カレー」。東京カレーの今食べるべきお店を、カレーを2万食食べたカレー評論家・小野員裕さんが30軒に厳選!カレーにまつわる逸話も盛り沢山!大満足のカレー食べ歩きコミック!
アルバイトで塾の講師として働く大学生のゆきは、ある光景をきっかけに幼かったころを思い出す。母親はおらず父親と祖母に育てられたが、家庭のぬくもりなどない家の中で、いつもひとり孤独だった。そして、中学3年生になったゆきは、初潮を迎えたことで徐々に母親に想いを馳せるようになる。しかし、ある日、祖母の勘違いから母に関する衝撃の事実を知らされて……。母親というよすがを失い、家庭の中で宙ぶらりんのまま愛情を知らずに育った子どもの、葛藤と成長を描いたコミックエッセイ。【目次】プロローグ/1話 三者面談/2話 救いの言葉/3話 初潮/4話 真実/5話 捨て子/6話 死と現実/7話 生きる意思/8話 決別/9話 祖母の手/10話 箱の外/11話 父の回想(前後編)/12話 祖母の告白/エピローグ
小学生のリュウのもとに母親が連れてきた再婚相手はいかにも凶悪そうな外見の男・トラノスケ。しかし、トラノスケは見た目に反しやさしさの塊のような男であった。Webで話題のハートフルコメディ、描きおろし満載でついに書籍化!
ネットで話題の8人のゲーム実況者たち。彼らがある日目を覚ますと、そこは謎のゲーム「ナカノヒトゲノム」の世界。彼らに課せられたタスクは、数あるリアルゲームをクリアして、再生数1億を達成すること!!
幼い頃からバレエ教室を開く母のもと、姉妹でバレエを習ってきた篠原六花は、高校1年生、16歳になった。届かなかった千花の夢を胸に抱き、六花の新たな挑戦が、はじまる……。山岸凉子、渾身の長編バレエ漫画第2部スタート!
猫になった主人公が、ブラック企業をホワイト化していく癒やし系ねこコメディ!働き方改革で騒がれる現代。見直されつつあるものの、やはり存在するブラック企業。激務、長時間拘束、薄給…。三拍子揃ったブラック企業の1つで働いていた主人公のモフ田くんは、朝目覚めると猫になっていた!あまりのできごとに会社に休暇連絡を入れるも「いいからさっさと来い!」と、予想通り一蹴されてしまう。猫の姿で出社した彼に驚く周囲。しかし、自身が猫になってからというもの、社内の人間関係が修復され、会社も福利厚生の充実など徐々にホワイト化していく様に、モフ田くん自身が一番驚いているのだった。全ページフルカラー。twitterやpixivで数々の猫まんがを発表し、話題を呼んだ新進気鋭の作家 清水めりぃの初の単行本。単行本では、猫になった主人公の日常や恋愛模様などを描いた描き下ろしを40ページ掲載!
足の踏み場もないほど物が溢れすぎている友人宅のお片付けレポを通して、整理整頓ができない理由、キレイな状態を続ける方法を解説!元・片付けられない人だった著者がおくる、お片付け系実録コミックエッセイ。
年末が近づいてきたので
Twitterやピクシブエッセイで話題沸騰!第2回ピクシブエッセイ新人賞受賞作品。あさな君は、アパレル会社に勤めるごく普通のアラサー男子。“世間一般”と違うのは、恋愛対象が同性であること―。悩める10代の想い出、カミングアウト、プチ整形を受けた話などアラサーゲイの穏やかでときどき奇妙な日常をポップに描く実録漫画。オールカラー約140ページ。
戦後間もない北海道小樽で見知らぬ男に拾われた少女。彼女はそこで常人には知る事のできない世界を垣間見て暮らす――(「白眼子」)。表題作に加え、謎の転校生が日常を侵食していく中編「二日月」の全2編を収録。
万国共通の迷い、とまどう思春期の男女。日々の些細な出来事に急上昇!! 急降下!!舞台は中国の地方都市の中学校。画家志望の主人公・周茹成(ジョウルーチェン)。彼には頼りない2人の友人と秘かに思いを寄せる少女・劉韻(リュウユン)がいた。そこに突然現れたスポーツ万能の強敵・文俊(ウェンジュン)!! 受験を控えた周(ジョウ)君の心は乱れに乱れまくる!!
ゲーム初心者のおじさん“MAKOTO”は、いつも頼りになるベテラン冒険者“蒼さん”とのオフ会をとても楽しみにしていた。しかしそこに現れたのは…小学生の男の子!? 本書限定の描き下ろしマンガも収録!【電子特典:描き下ろしマンガ】
ちょっとしたことがきっかけで仲良しグループから無視されるようになってしまった中3女子の“都会”。卒業までの6ヶ月間をどうにか乗り切らねば…。その後の高校生編も含め、Twitterでの連載が共感・反響を得て話題となったコミックエッセイが待望の書籍化。20ページを超える描き下ろしも収録!
日米で活躍した名投手、藤川球児は「偏食王」だった!? あの「火の玉ストレート」を支えた妻・英子の「好き嫌い克服レシピ」を、オールカラーのコミックエッセイで大紹介! 様々な苦労や工夫をわかりやすく解説し、レシピも公開。「しかし、そんな彼の顔から笑顔が消える時間がありました。それが…ごはんタイム。『偏食くらい』って大目に見てあげたいのはやまやまだけど、彼はプロ野球選手。体づくりのため『たくさん食べること』も仕事の一部。入団当初から球団にも、『体重を増やすためにたくさん食べるように』と、幾度となく指導を受けてきました。彼なりに体重増を目指して『食べる』努力はしていたようなのですが、理想は食事から楽しく栄養を摂れるようになること! 理想を目指して、『英子と球児の食改革リーグ』が開幕したのです。この本では、私が料理に取り入れた『苦手克服のための工夫』を紹介していきます。かつての私のように、ご家族の偏食にお悩みの方のヒントになれば幸いです」(本書より抜粋)第1章 ルーキーは極度の「偏食さん」第2章 「戦える体」「ケガしない体」をつくる第3章 息子の離乳食で、パパも苦手食材をクリア!第4章 「火の玉ストレート」を支えるスタミナ食第5章 「一汁九菜」を作り続けた私のルーティン第6章 渡米!メジャーリーガーの食卓第7章 ベテラン守護神のコンディションをキープ第8章 まだまだ進化中!藤川家のごはん
読んで癒され、作って幸せ。おいしいレシピとほのぼの漫画のフルカラーお料理漫画! カワウソ一家が教えてくれる楽しいレシピがいっぱい!!
アニメ、漫画、ゲーム、コスプレ、キャラグッズ、声優――。ハマればハマるほど理解されないオタク趣味! それでも愛を止められない男たちの前に現れた理解者は女の子……? 全世界のオタク同志に捧ぐアンソロジー
「映画館の席にあるこの丸い穴は、ジュースを置くだけじゃなくトレイもはめ込める」「映画館のしまえる椅子は、乗っても意外に倒れない(恥ずかしい体験)」「右手を握ると、左手に持っているものも無意識に握りつぶしてしまう」など、文字で書けば何気なくなぜそんなことに気がつかないのか、とも思う場面を、本人のキャラや場の雰囲気が深い考察へと誘うこの不思議な魅力はいったい?幼少期の体験や友人・家族もツッコミ役やボケ役で登場し、仕事に生活に創作に追われるオタク女子のリアルな日常を描き出すシュールギャグエッセイ。じじぃ Twitterアカウント:@mochimochi__i
バラ色のハイスクール・ライフを夢見るチェリー・ボーイな貴藤真澄は、実は空手の達人。登校初日に美少女・氷室まつりと出会い、その兄リッチー(怪しいメタラー)に勧誘されなぜかワンゲル部に入ることに。そこで待っていたのは、奇人変人・美女が入り乱れる驚愕と冒険の学園ライフだった! 破天荒なギャグとぶっ飛びの田丸言語が炸裂する学園ギャグ・コメディ!
強迫性障害、摂食障害、強制入院、退院後の揺り戻し…高校生のわたしを苦しめたのは、自分のなかの「神様」でした。物を触らずにはいられない、自身の体型が気になって食事ができない、同級生の視線が気になって学校へ行けない、家族や医師にさえ「神様」の秘密を打ち明けられない……ある平凡なひとりの女子高生が経験した、凄絶な日々。精神科病院に入院し、一時は「もう無理、死んでしまいたい」とさえ思いながらも、自分を見つめて認めること、本当のやりたいことを見つけることで回復に至るまでの道のりを描く、絶望と希望のコミックエッセイ。第4回新コミックエッセイプチ大賞受賞作品『わたし宗教』を約3年間かけて完全改稿のうえ、大幅な加筆を加えてオールカラーで書籍化。【目次】プロローグ 神様とわたし第1話 神様との出会い第2話 言うとおりにすれば悪いことは起きない第3話 進路の不安と神様の声第4話 神様の命令とわたしの1日第5話 誰にも言ってはいけないこと第6話 食べられない、食べてはいけない第7話 仲間はずれにされたくない第8話 摂食障害と心療内科第9話 ボロボロになっていく体第10話 親は泣いて土下座をした第11話 1カロリーもとりたくない第12話 神様、わたしはまだ大丈夫ですか?第13話 こんな日々が続くくらいなら…第14話 精神科病院への入院第15話 入院生活と病院からの通学第16話 退院が怖い第17話 本当の地獄第18話 消えた神様第19話 わたしのやりたいこと第20話 神様に出会っていなかったらエピローグ 神様とさよなら
感染症で大変だけど、そもそも「ウイルス」って何なの?外科医で漫画家のさーたりがウイルス学の第一人者である父と夢のコラボ!麻疹・風疹、おたふく、ポリオ、ロタ、インフルエンザ、新型コロナウイルス……ウイルス学の専門家である中山哲夫氏監修のもと、人類がたどった“感染症との闘い”がマンガでわかる!
夫の転勤で大阪に引っ越してきた専業主婦のハル。友人も知人もいない土地で、夫ともすれ違い、居場所のない不安から本屋でアルバイトを始めた彼女は、同僚である大学院生と親しくなっていく。夫に隠れてメッセージをやり取りし、既婚者であることを隠して食事に出かけるようになるが…戸惑い、ためらい、罪悪感……1人の平凡な主婦が抱くときめきと葛藤を描いたコミック
マレーシアのロクに働かないバカ青年・キング(名前だけは立派)。彼は適当な日々を送っていたが、突然スカウトされ、無理矢理変身ヒーローにされてしまう。彼の相棒は高性能だが、超ダサいバイク(しかも変態)、そしてワケのわからない宅配ボックス(やっぱり変態)の2名!!悪霊の化身(だけど変態)相手に大暴れで配達する!! さすが南国、ワケがわからない!!
第一話に「この本は事実に基づいたフィクションです」 と書いてある。 このフレーズを掲げる作品は危険だと思っている。 「ようするにフィクションだよね」 という話になりがちだから。 「手打ち風うどん」「本場風中華」 みたいなやつになりがち、とどまりがち。 それで面白い作品(例としてあげれば梶原一騎先生の作品) になっているならよいけれども、 たいして面白くもない、という作品も多い。 「水族館で働くことになりました」は 事実に基づいたフィクションという描き方を 最適に活用した面白い良作品だと思う。 別の言い方をすれば、 わざわざこのフレーズを書かなくても済ませられた かもしれないが、正直にあえて書いて、 そしてそれが正しかった漫画だと思う。 ノンフィクションには「真実という価値」があるが 真実には過激だったり不快だったりする面が 含まれていることもある。 そこを除外したり脚色すれば、 ノンフィクションという価値は 下がるか無くなってしまう。 水族館の仕事も、真実を忠実に描こうとすれば もっと肉体的にも精神的にもキツイ面を 描かざるを得なくなると思う。 早出・遅番・宿直のつらさ、衛生面や匂い、 怪我や病気や、潜水仕事などでの命の危険。 そして何より命を預かっているという重圧。 だがそれをノンフィクションで忠実に描くことは 水族館側が望むことでは無いと思う。 お客様には、生き物を飼育することが大変だと 知ってもらいたい面もあるだろうと思うが、 知ってしまったら、単純に楽しむことが 出来なくなるかも知れず、それは水族館としては 避けたいことだろう。 そこに配慮して「水族館で・・」は 事実に基づいたフィクションということで 上手く、そして面白くて、良い意味で 水族館側が望んでいる漫画にしていると思う。 その点で、日高トモキチ先生は凄く上手い。 主人公が活き活きと明るく仕事をしている。 大変なんだろうな、と適度には思わせながら。 読んでいるほうとしてはホノボノする感じを受ける。 愛嬌のあるキャラの仕草やセリフで。 そういったいかにも漫画的な手法で。 読んだら水族館は楽しいところだなと感じ、 飼育員さん大変だけれど頑張ってね、と思うようになる、 事実に基づいたフィクションだからこその とても面白いと感じる、お仕事エッセイ漫画だった。