味平は、板前塩見松造のひとり息子。松造は築地の一流料亭「かつらぎ」の花板である。味平は高校入試に合格したその日、コックになるため、親の反対を押し切って家を飛び出した。味平は、洋食屋「ブルドッグ」の北村チーフのもとで見習いとして働き始める。そんなある日、北村チーフの代理として仲代圭介が調理場に現われたことで、思いもよらぬ事件が起こってしまう!
包丁人人生を賭けた仲代との勝負は終わった。しかし次に味平をまっていたのは、全国から集まった包丁人たちの挑戦状であった。味平が選んだ相手は、包丁貴族と呼ばれる団英彦。団もこれに応じ、”点心礼”で勝負することを誓った。”点心礼”を知らない味平が、その意味を知り、団に勝てるという自信がついた時が、勝負の日となる。その後味平は、団が料理部長を勤める超一流ホテル「東洋ホテル」にボーイとして働くことになる。
美味しく食べて、呑んで、幸せで「ぽあ~ん」。天才料理人・奈々葉とお酒ならなんでものサービス担当・穂波のニューコンビで居酒屋「ぽ庵」おかわりされてパワーアップの新装開店です!!
恋に仕事に疲れた女を癒すのはおいしい料理とうまい酒と美人姉妹。料理人のサカナと看板娘のミキが盛り立てる女の子による女の子の為の「ぽ庵」は今宵も大盛況! あなたの心も「ぽあ~ん」とさせます。
幼い頃、超お嬢様の胡桃(こもも)は毎日のように使用人の息子・捺(なつ)をこき使っていた。しかし10年後、家が没落しバイト生活を送る胡桃の前に、フランスで天才パティシエとして成功した捺が現れる! 策略にはまり、捺のお店で働くことになってしまった胡桃の運命は…? 主従逆転スイーツコメディ、開幕です!
料理が苦手な女性情報誌エディター・倫子(りんこ)が、料理コーディネイター・修一(しゅういち)と恋に落ち、料理の腕を上げようと奮闘する結婚コメディ。取材の相手だった人気料理コーディネイター・修一と、一緒に朝を迎える関係になった女性情報誌エディター・倫子。そしてその朝、修一から朝食をリクエストされた倫子だったが、料理が苦手な彼女の冷蔵庫の中は、レトルトと冷凍食品ばかりで……!?
市川ジュンの代表作「陽の末裔」のキャラクターや彼らと関わる人々を主人公に、明治・大正・昭和の洋食にまつわるエピソードをハートフルに描いた人情グルメ浪漫。一目惚れした見合い相手・竜平(りゅうへい)と結婚した愛子(あいこ)は、素敵な台所を用意してくれた竜平のために、苦手だった料理作りを懸命に努力する。しかし実家の母に教わった料理も、義母に習ったお袋の味も、竜平に気に入ってもらえなかった愛子は……!?
最優秀MOF(フランス最優秀料理人)の称号を持つ若き天才シェフ「シモン・オオガ・ド・ノーゼル」。その彼が仲間と東京にレストランを開いた…。天使が降臨すると言われる天上の味が起こす奇跡とは…!?
かっぽう着に身を包んだ天才家政夫・おパタ。家事から家庭内の揉め事まで何でもおまかせ!(もちろん有料☆)嫁・姑問題や子供のイジメなど、現代の家族が抱えるお悩みをズバッと解決!!おパタのお役立ち(?)節約術も必見!
とんかつ屋の娘カツ代は食べることが大好きな太ましい女の子。高校入学で入った部活が女子水泳部。しかも弱小。だけど個性派の仲間と持ち前の大食いパワーで笑いと愛を巻き起こす元祖ぽっちゃり女子4コマ第1巻。
おれの彼女はうわばみだ───。上戸、酒豪、左党、酒飲みの称号は数あれど、底なしの大酒呑みに変わりナシ! そんな彼女との同棲生活は呑まされ、呑んで大変だ!!!季節の変わり目、では一杯♪おつまみ練成、もう一杯♪酒呑みな方も、そうでない方も読んでるうちに呑んでいるキュートなのんべえ4コマ!!
可愛い顔して腹読めぬ――犬似のパン屋さん開店!「私が犬に見えるって?はっはっはよく言われるんですよ犬顔だって」見た目は可愛い柴犬だけど、完全に人間のしばたさん。脱サラしてパン屋を開業するも、いまだ慣れない仕事に奮闘する日々。おまけに妻に逃げられ息子になじられ、それでもけなげに営業中です!
実家である「みなと鮨」の看板娘だった幸の幼い頃からの夢は、寿司職人になって自分の握った寿司でお客さんの笑顔を見ること。父は男手ひとつで育てた大事な一人娘が過酷な職人修行の道を進むことに反対していた。だが、幸の熱意に打たれ自らの弟子に。次々と現れる課題に幸は心を込めた工夫で人々を唸らせる…。旬の味が楽しめる寿司漫画の決定版!!
この日本には、まだ知られざる奇妙な飲食物が存在する。そんないまだ見ぬ奇食を探すため、漫画家・山本と無計画な仲間達が全国津々浦々をさすらう。読めば他人に話さずにはいられない裏グルメネタ満載。雑誌掲載時はモノクロの絵だった料理も、カラー写真で完全収録。またお店情報も掲載し、裏グルメ旅にも使える。そんじょそこらのグルメ漫画とは一味ちがう、リアル体験裏グルメコミックだ。
世界有数の珈琲消費国、日本。なのにその楽しみ方はちょっとワンパターンでは?老舗茶屋の跡取り息子という異色の珈琲バイヤーが、あなたの知らない珈琲の世界をご紹介します!耳寄りなコラムも充実!
自分は酒好きではあるが、 酒の味が判っているという自信は無い。 利き酒で銘酒を飲み分けられる舌も持たないし、 そもそも銘酒を飲み比べた経験も乏しい。 かといって酔っ払って気分が良くなればいいからと、 安酒をチャンポンでガブ飲みする訳でもない。 一番好きな酒、一番美味いと思う酒をあげるなら、 汗をかいた後のビール。 そして気心の知れた居酒屋で適度に会話したり 店の雰囲気を味わいながら飲むビール。 そしてビールにあう肴が食べられれば嬉しいと感じる。 それでも「のんdeぽ庵」は、読み始めるまでは 酒や酒肴を扱う漫画としては勝手に軽んじていた。 女性向け漫画らしいし、どうやら 女性が女性向けに経営している酒と食の店、 創作酒肴料理の店、オシャレな店、 そんな店を舞台にした感じの物語らしかったので。 もっとハッキリ言えば、 いかにお酒を明るく楽しくオシャレに味わうかを追求した 軽い内容の漫画なのだろうな、と想像していた。 実際に読んで、そう感じる面も一部にあったが(後述)、 意外に感じた点も多々あった。 ・思ったより日本酒、焼酎等に関する本格的な話が多いこと ・酒と肴自体の美味さも重視はしているが、飲食したうえでの 酔ってポワ~ンとなる感覚を重視していること ・疑問点もアルが、商売としての居酒屋、酒屋、酒蔵の経営に つっこんだ話題がわりとあること などだ。 そして意外なほどに自分の酒の飲み方と比較してみて 考えさせられる内容だった。 オシャレ感覚漫画どころか、寧ろ自分なんかよりも よっぽど酒と肴を味わっている漫画なのでは無いか? そう思わされた。 ただ美味しいだけ、なら色々な食べ物が世の中にある。 ポワ~ンと酔い気分になる美味しさがあり、 それを味わってこその酒食・酒席・飲み屋なのではないか、と。 自分はまだまだ本当の酒の味を、味わい方を、 最高のポワ~ンとなる気分を勿体無いことだが いままで味あうことはなかったかもなあ、と そう考えたりもしてしまった。 ただ、後述すると この漫画に出てくる料理は 「ホントに美味いのか?酒と合うのか?」 という疑問も感じた。 なんだか洋風傾向のオシャレな創作料理が中心で、 やたらと濃い味にしている感じの料理だったり、 ちょっと高級な食材だったり馴染みがない味付けを した料理が多い感じで、自分には 登場する料理の味が想像しがたかった。 別の意味で「ポワン」とした疑問も感じた(笑)。 そのへんは、やはり自分がオッサンなんだから なのかもしれないが。