むしし
あらすじ
この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。それらが招く不可思議な現象に触れたとき、ヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。蟲とヒトとをつなぐ存在――それが“蟲師”たる者。アフタヌーン・シーズン増刊から生まれ、アフタヌーン本誌の大人気作ともなった作品、待望の単行本第1集。
こうかくきどうたい
あらすじ
西暦2029年。通信ネットワークに覆われ、膨大な情報が世界を駆け巡っている超高度情報化社会。しかし国家や民族、そして犯罪は依然として存在していた。より複雑化していく犯罪に対抗すべく結成された特殊部隊……公安9課に所属するその組織の名は、『攻殻機動隊』!1989年より「ヤングマガジン海賊版」に連載され、緻密な物語構成と卓越した画力、そして膨大な情報量で大ヒットとなった士郎正宗作品!!電子版は、欄外の注を読みやすくまとめたデジタルならではの仕様で登場!
はたらきまん
あらすじ
週刊『JIDAI』編集部の女性編集者・松方弘子28歳独身。弘子は編集長や上司や同僚たちと一緒に右往左往しながらもいい雑誌を作る為に日夜奮闘する。寝食を忘れ、恋人との逢瀬もままならず、ジレンマに悩み、誰かとぶつかり……。それでも弘子はいざ仕事モードとなると”男スイッチ”が入り『働きマン』となり、「30歳までに編集長になる」夢を叶える為、日夜働き続けるのだ!!「あたしは仕事したなーって思って、死にたい」
たいようのもくしろく
あらすじ
2002年8月10日、M8.8の京浜大地震が発生。都内の通信網、道路交通網などはすべて麻痺し、東京は壊滅的状態に陥った。大災害の対処に追われる民自党幹事長・柳拓磨は、箱根に滞在中の息子夫婦と孫・舷一郎の安否を確認するよう、秘書の地道行男に依頼。だが、そのころ箱根では富士山噴火の情報が流れ…!?
るぱんさんせいいち
あらすじ
幅広いファンを抱えるモンキー・パンチの代表作。漫画をコミックに変えた、日本の漫画史上に残る傑作です。女好きだけど、変身と盗みのテクニックは超一流。そんなルパンと生涯のライバル ・銭形警部とのバトルは、まさにエンドレス。セクシーな峰不二子、次元、五右ェ門 など、多彩な脇役も魅力的。まさに不滅の名作です。
すももももももちじょうさいきょうのよめ
あらすじ
YG発の圧倒的大人気ラブコメ!!考士ともも子、二人の激愛、激闘をその目に焼き付けろ!!
ばーてんだー
あらすじ
新しくオープンするBARのため、バーテンダーを探していたホテル社員・美和。かつて世界的なコンクールで優勝したこともある天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、半信半疑で採用面接の場に送り込むが…!?
ろーぜんめいでん
あらすじ
“ローゼン”セカンドシリーズ「まかなかった世界」編!「まきますかまきませんか」大学にもバイト先にも居場所を見つけられない青年が偶然手にとった雑誌「週刊少女のつくり方」。その日を境に青年を取り巻く世界は変わり始める。謎多きアンティークドール“ローゼンメイデン”を巡る不思議な物語が今、動き出す…!
ああっめがみさまっ
あらすじ
平凡な大学生・森里螢一(もりさとけいいち)は『お助け女神事務所』に間違い電話をかけてしまったことから、鏡の中から現れた女神を名乗る美女・ベルダンディーと出逢う。いかなる願いであっても“たった一つだけ”叶えると言うベルダンディーに、螢一は「君のような女神に、ずっとそばにいてほしい」と言ってしまった。不思議な運命に導かれ、うだつの上がらない大学生と、女神の奇妙な同棲生活が始まるのだった――。(※デジタル版は書籍版と比べ、一部に掲載内容が異なる巻もございますが、ご了承下さい。)
そうてんのけん
あらすじ
“北斗神拳”ここに熱く復活!!『閻王』の名で恐れられ、1930年代の魔都・上海を震撼させた男……霞拳志郎。後に北斗神拳史上最も奔放苛烈と謳われた正統伝承者が、かつての朋友、そして恋人のために、暗殺拳の封印を解く!
とっこう
あらすじ
警視庁特殊機動捜査隊2課 特殊公安部―― 通称“特公(トッコー)”。昨今頻発する無差別殺人やテロに加え、原因不明の猟奇犯罪を取り締まるために設立された特殊部隊だが、実体は、“ファントム”と呼ばれる異形を狩る、スペシャリストたちで構成されるチームだった――! 狩るものと狩られるもの。生命と尊厳を賭したサヴァイヴァル・アクションがいま、始まる――――。
ゆめつかい
あらすじ
現実(うつしよ)は夢、夜の夢こそ真実(まこと)――。名門女子校・葩坂(はなびらざか)女学院で数ヵ月の間に女生徒が次々と妊娠するという事件が起こる。しかし彼女らのお腹に胎児の姿は認められず、その全てが想像妊娠だと判明する。火曜星の夢使い・三島燐子(みしまりんこ)は、彼女たちと同級生の中島蕙(なかじまけい)の依頼を受け、調査にのりだした!植芝理一が描く、摩訶不思議恋愛大活劇!夢使い、遊び奉る!!
とうきょうとらいぶ
あらすじ
オレはだれだ? オマエはだれだ? 90年代トーキョー版「時計仕掛けのオレンジ」。シヴヤVSシンヂュクの若者の抗争を描いた東のガキ帝国。93年に初出、その後出版社を変えて刊行され続けた伝説のストリートコミック。映画化もされた 「TOKYO TRIBE2」や「TOKYO TRIBE3」など「TOKYO TRIBE」シリーズの原点となる作品であり、 90年代の風俗を巧みに取り入れたストーリー描写は今も色褪せない、まさにストリートクラシック!!【著者について】 TOKYOTRIBE1968年、フランスのパリに生まれる。1989年に「まぁだぁ」でヤングサンデー新人賞を受賞し漫画家デビュー。1993年に出版された描き下ろし単行本「TOKYO TRIBE」は未だに出版社を変えて発売され続けているほどのロングセラー(2009年春 Santastic!より復刊)、続編となる「TOKYO TRIBE2」はファッション雑誌の「BOON」で連載され世界各国でも翻訳出版されるほどの大ヒットとなり、2006年にはアニメ化されWOWOWにて放送、続いて世界各国での放送も予定されている。また「隣人13号」は2005年に中村獅童、小栗旬ダブル主演で映画化され劇場公開、DVD化された。最新作「TOKYOTRIBE WARU」がヤングチャンピオン誌にて連載中。漫画以外にも活動は多岐に渡り、自身がプロデュースするウェアブランド「SANTASTIC! WEAR」、トイブランド「SANTASTIC! GANGU」も設立し、2002年に渋谷にヘッドショップ「SANTASTIC!」をオープンする。ブラックミュージックに対する愛情も深く、DJとしてレギュラーイベント「SARU NIGHT」も主催、またCD「Drivin’ wiz my homies」シリーズ(ユニバーサル)でNew Jack Swingブームを復活させる。 その他、広告やCDジャケット等多くのアートワークも手がけるなど漫画家の枠に収まりきらない幅広い活動を展開している。
ふぁいてぃんぐびゅーてぃうーろん
あらすじ
毛蘭(マオ・ラン)は、とんぼり高校に通うカワイイ女子高生。だけど、祖父の毛混(マオ・フン)ともども中国拳法・毛家居合拳の使い手なのだ。女子格闘界の頂点めざして美少女・ランが大奮闘!!一人の女子高生が、ヤンキー3人にナンパされていた。彼女は、いくら断ってもしつこくつきまとう男たちを路地裏へ誘う。そして拳法で3人を秒殺してしまった。それを偶然見かけたスポーツ新聞の記者・鏑木は、彼女のことを調べ始める。飲み屋に寄った鏑木は、そこでマオ先生と呼ばれる老人と知り合った。大学の空手部員3人に襲撃されたマオは、さっき見た女子高生と同じ型で男たちを撃破。その後、酔いつぶれたマオを家まで送った鏑木は、なんとそこで例の女の子と再会して…!?
ないかくけんりょくはんざいきょうせいとりしまりやくかんざいぜんじょうたろう
あらすじ
超法規的な権限と独自の機動性を与えられ、警察も検察も踏み込めない聖域にいる悪を取締まるために制定された組織「内閣権力犯罪強制取締局」。横行する政治家や官僚による権力犯罪を根絶やしにするため、取締官財前丈太郎が政界の巨悪に挑む―!!
くじびきあんばらんす
あらすじ
『げんしけん』の作中で斑目(まだらめ)たちが夢中になっていた漫画を再現したスピンオフ作品! 木尾士目がネームを切り、小梅けいとが描く超絶合作です!! すべてを「くじびき」で決める学園で巻き起こる、ラブコメありバトルアクションありの傑作! 木尾士目の描き下ろし『げんしけん』漫画や、アニメ版キャラ原案・八雲剣豪の特別寄稿もアリ!!
あまえないでよっ
あらすじ
自らに秘められた“力”を制御するため、賽円寺に入門した主人公・里中逸剛。だがしかし、その寺は六人の尼僧達(しかも女子学生)の花園だった!そして始まる煩悩直撃の桃色修行!?逸剛はこんな環境ではたして自分の力を制御できるのだろうか…。超バチアタリラブコメ第1巻!!
かみさまかぞく
あらすじ
神山佐間太郎は次期神様候補として人間界で修行中。過保護な両親=神様&女神様がどんな願いだってかなえてくれる退屈な日々。そんな佐間太郎が美少女転校生にひと目ぼれ!?はたして自分の力だけでこの恋ゲットできるのか?
びんぼうしまいものがたり
あらすじ
きょうとあすは築40年、家賃2万6千円でフロなし1Kのアパートに住んでいる。2人の母はあすが生まれた年に病死し、父はギャンブルで借金を作り蒸発。貧しいけれど、夢と希望と節約をかかげて生きる姉妹の暮らしぶりを描いた、ハートフル・ストーリー!!
ちょこっとしすたー
あらすじ
ある年のクリスマス。大学生のはるまがサンタのオネーサンから受け取ったプレゼントは、なんと“妹”だった!?“ちょこ”と名付けられた妹とはるまの、ユメのような新生活が始まった☆
れっく
あらすじ
憧れの女性に待ち合わせをすっぽかされた松丸は、デートで見ようと思っていた映画のチケットを捨てようとしていた。でも、そこに見知らぬ女の子が突然現れて、チケットがもったいないと言い寄ってくる。松丸は捨てるくらいならと1枚を彼女に渡し、自分も気を取り直して1人で映画を見ることにしたのだが…。声優への夢を追う女の子・赤と、平凡なサラリーマン・松丸の微妙な同棲生活を描くほんわかラブ・ストーリー!!
この作品を読み進めていくうちに、あれっ、と気づくことがあった。それは、昔話を読んでいる、という感覚だ。怪異の原因を普通の人には見えない”蟲”のしわざと捉え、主人公である蟲師のギンコがその謎を解き明かしてゆく、というのがこの作品の筋立てである。舞台は山里であったり漁村であったりさまざまで、時代は江戸か明治といった風情。そこで怪異が起こる。そしてその怪異には理由があり、村人の回想でそれは語られる。子供のころ聞いた、「この山には昔々大グモが住んでいて…、だからこの池はいつも水が枯れないんだよ」といった祖母の話に似ている、と思ったのだ。なんともいえない懐かしさ。この作品にはそんなノスタルジーと、謎解きのカタルシスが同居して、素直に心に響く――。と、書いたところでもうひとつ思ったのが、どうも故郷を思い出す風景描写だな、ということ。私の田舎も夜になると、いまだに人以外の何かが徘徊していてもおかしくないようなところ。帰省の時期でもあるし、いい具合に里心がつきました。