日本だけど日本じゃない、独特の世界観
小さいころに見た日本昔ばなしとはちょっと違うけど、教訓めいたお話が多いです。
蟲と読んでますが、八百万の神や精霊といういった類のものに近いでしょうか。
明るい話ではなく、作中どこか仄暗い雰囲気の漂うっています。
ギンコさん渋いです!何度も読み返したくなります。
賛否ありましたが、映画もアニメ化もされている当時注目を浴びた作品です。

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蟲師 特別篇 日蝕む翳

蟲師 特別篇 日蝕む翳

動物でも植物でもない、生命の原生体──“蟲”。時にそれはヒトに妖しき影響を及ぼし、人智を超えた現象をも呼ぶ。それらを調査し、それぞれがあるべき様を示す“蟲師”ギンコの果て無き旅路。この世はヒト知れぬ生命に溢れている。連作『蟲師』連載終了から5年を経て、待望の現出を果たした特別読み切り前後編が単行本化!

水域

水域

日照り続きで、給水制限中の街。酷暑にあてられて意識を失った川村千波(かわむら・ちなみ)は、豊かな水にあふれる村で、少年と老人に出会う夢を見る。祖母に夢の話を聞かせた千波は、意外な言葉を聞く。「それ……ばあちゃんの昔の家じゃないかねぇ」また行きたい──そう願った千波が目を覚ましたのは、夢だと思っていたあの村。そして再会した少年・スミオから、この村では雨が降り止まないことを知らされる。『蟲師』漆原友紀が描く、人々の想いと忘れえぬ記憶の物語。

蟲師 外譚集

蟲師 外譚集

漆原友紀の『蟲師』をベースに、芦奈野ひとし(『コトノバドライブ』『ヨコハマ買い出し紀行』)、今井哲也(『アリスと蔵六』『ぼくらのよあけ』)、熊倉隆敏(『ネクログ』『もっけ』)、豊田徹也(『珈琲時間』『アンダーカレント』)、吉田基已(『夏の前日』『恋風』)の5名がオリジナル短編を創出、1冊の単行本に! カバーイラストは漆原友紀による描き下ろし!

フィラメント~漆原友紀作品集~

フィラメント~漆原友紀作品集~

「虫師」とは、古来「虫」に関する驚異的知識を持ち、ヒトと虫の間のトラブルを解いて歩く異端の生物学者の集団。その発祥は定かではないが、彼らの虫に注がれる眼差しは古く、学界非公認の存在ながらその情報量は膨大で、徒党を組むのを嫌う──。アフタヌーンで人気を博した『蟲師』の源流『虫師』2編を含む、「志摩冬青」名義時代の絶版となっていた短編に、初収録タイトルを併せた珠玉の書。漆原友紀の結晶かつ原点がここに!

蟲師~連綴~ 二〇〇四〇七〇九-二〇〇六〇八〇八

蟲師~連綴~ 二〇〇四〇七〇九-二〇〇六〇八〇八

著者はアニメ監督。そして原作者が全面協力。究極の“蟲師書”、現出。どこまでも“原作に忠実である事”を目指し、驚異的クオリティで観る者を圧倒したアニメ『蟲師』――その全貌をひも解く全244頁の妖世譚解体書。アニメと原作を分け隔てなく扱いつつ、関係者の発言や証言、そしてビジュアルもふんだんに収録した、長濱氏が著者の視点で制作する一冊。※通信環境によりダウンロードに時間がかかる場合がございます。

猫が西向きゃ

猫が西向きゃ

漆原友紀(『蟲師』『水域』)の最新タイトルは、”フロー”と呼ばれる奇妙な自然現象を処理するフロー業者・ヒロタと、アルバイトの智万ちゃん(見ため12歳、実年齢35歳)、そして”しゃちょう”(猫)が贈るストレンジなお仕事活劇! 三叉路が七叉路に増殖してたり、物体のカドがぜんぶ丸くなってたり、鏡の中に鏡反転の世界が生まれてたり。そんな変な光景を見かけたら、それは”フロー”。自然もときどき間違えるのだ。

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