今の日本に必要な漫画!
首相はこれを読め!って感じの勢いのある漫画! 自分のことだけじゃなくて、人のことを大事にしたい。 そう思える漫画です。かわぐちかいじは本当にいい漫画を描くよなぁ!
文字通りに「国が割れてしまう」ドラマ。
そして日本国民の心も散り散りになってしまう。
諸外国の支援という形の侵略。
国外に退避せざるを得ず帰国もままならなくなる人達。
日本を再建したい、日本に帰りたいという様々な思い。
その思いの微妙な違いから集合離散や共闘や裏切りが生まれる。
かわぐちかいじ先生が凄く上手いのは
一途な信念に徹する人も、変節したかに見える人も、
それぞれの信念に基づく生き様であると描くこと。
けして漫画的なストーリーの面白さとして
キャラを途中で変えてドンデン返しを
演出しているわけではない。
それぞれの信念に基づく人達が
状況の変化に対応していけば
こうなるのが(残念ながら?)必然だ、
そう思わせる群像劇を展開して見せてくれる。
2002年8月10日、M8.8の京浜大地震が発生。都内の通信網、道路交通網などはすべて麻痺し、東京は壊滅的状態に陥った。大災害の対処に追われる民自党幹事長・柳拓磨は、箱根に滞在中の息子夫婦と孫・舷一郎の安否を確認するよう、秘書の地道行男に依頼。だが、そのころ箱根では富士山噴火の情報が流れ…!?
2002年8月10日、M8.8の京浜大地震が発生。都内の通信網、道路交通網などはすべて麻痺し、東京は壊滅的状態に陥った。大災害の対処に追われる民自党幹事長・柳拓磨は、箱根に滞在中の息子夫婦と孫・舷一郎の安否を確認するよう、秘書の地道行男に依頼。だが、そのころ箱根では富士山噴火の情報が流れ…!?