終わりを迎えた世界。少女・ヤコーネは、人間の仲間を求めて旅をしていた。六脚ネズミのヤゴと機械のネイと歩む旅路の中で、少女達は様々なモノと出会う。渇き切った喉を潤す水や果実の旨さ、異形の存在、そして巨大なバケモノ… ピンチも喜びも仲間と共に分かち生きる。ほのぼの終末旅行記、第一巻。
かつては星々の領域まで進出していた人類がその覇権を失ってから千数百年の時が過ぎた。無人工場が生み出す完全食品「コモンブレッド」だけが人々を生き延びさせている時代、探索師の少女ハルカはコモンブレッド至上主義をかかげる「教会」の目を逃れながら、広大な廃墟を旅していた。
疫病の蔓延によって各都市国家の対立、経済格差があらわになった近未来。生得的に抗体を持つが、青い肌のため「ゾンビ」と揶揄される新生代の子供たちの中には都市内外の配達を請け負う「万国郵便財団」に所属するものもいた。その一人フミトは謎の指名配達依頼に巻き込まれ!?ポストアポカリプス配達活劇!
終末世界×疑似家族のほんわか終末ジャーニー! 人類が滅びるくらいには未来のおはなし。マイペース甘えたがり少女のムスメさんと、不器用で過保護な人型ロボットの10番さん。一人と一機は今日も廃墟を探検中!
どんな終わりも愛おしい、ほのぼのセンチな終末葬送紀行。神様のヨミとメイドロボのミコは終わりを迎えた世界を弔うべく“いくつもの”終末世界を渡る。人々の営みの痕を辿り、二人が行き着く先は…。
コールドスリープから目覚めたルーが最初に目にしたもの。それはまぶしい光と、自称・大魔法使いのクロード。あたり一面は荒廃し、人間の影すらなく生きているのは自分とクロードだけ。ルーは自分達以外の人間を探すためあてどもなく旅をすることに―――。
セカイ系の新たな地平。話題作の第1巻!! 特別な“治癒”の魔法を使える少年・ウィルと魔女を夢見る天然お姉さん・レイチェルは研究施設を脱走して青空の下へ旅に出る。しかし世界は、蔓延する魔法により荒廃していた―― すこしふしぎな、終末異セカイ逃避行…開幕。
終わりゆく世界で、魔法使いサン・フェアリー・アンと科学少年ムギは出会った!虚ろな記憶、魔物の森、そして世界の秘密。禁じられた魔法「影」を軸に広がっていくファンタジー・シリーズ第1作。全てはここから始まった。魔法なんて信じない、でも君は信じる。プー!(※本書は短編や年表、新地図を追加した改訂第二版です)
自然が頽廃した街で生きる一人の少女と機械仕掛けのガーディアン。世界は暗く厳しくとも、二人一緒ならば光は灯る。希望と成長の物語
文明が滅んでしまった世界。廃墟街の少女アイが妹と遺物の「びでお」を再生していると、そこから貞子ことサダちゃんが現れた!1週間で消えてしまうという貞子。他の人はいないの?と聞く彼女に、アイは他の人を探してみようと提案する。しかしアイは知らなかった。貞子が『まだ人が生き残っているのなら、全員呪いたい』 と思っているということに…。「貞子」は呪いのビデオから出てくる怪物。このビデオを見てしまったら最後、たとえ相手が子どもでも、1週間後「貞子」に呪い殺されるという――。
女子高生の千緒はある日、目が覚めると終末の世界にいた。荒廃した世界で、唯一見つけた人間が世界が終わる前に千緒がいじめていたクラスメイトの葵亜だった。ドジな葵亜だと思っていたけど、なぜかサバイバル術に長けていて…!? サバイバル術を駆使しながら、終末世界でほのぼのとふたりっきりで生き残れるのか…!? これを読めば、いつ世界が終わっても大丈夫!? 女子高生×ほのぼのサバイバル!
職なし、金なし、彼女なし……ラーメンをこよなく愛する主人公・米辻卓麻は、ある時、コールドスリープの被験体となり、未来で目覚める。未来の世界でラーメンを求めて街をさまよう卓麻は、廃墟のような中華そば店で、一人のアンドロイドの少女と出会う。少女曰く「ラーメンってなんですか?」。――この世界は、人類が築いた理想郷(ユートピア)なのか、それとも!?――すべての漫画好き&ラーメン好きにおくる、新感覚SF作品
2021年、第三次大戦後の荒廃した世界。だが、「戦いも飢えも無い」という伝説の都・OZを目指す一行がいた…。ジェッツコミックス版原稿に大幅加筆、雑誌掲載時のカラーイラストを完全収録!さらに2・3・4巻にはコミックス未収録の番外編3作品を収録!!近未来SFアドベンチャーの金字塔的作品が完全版でついに登場!
宇宙は崩壊し、人類はわずかに残った大地で暮らしていた。旧世界の情報が溶け出し、混沌とした情報の海と化した大気が満ちる世界。その海から飛来してくる有翼海洋生物の襲来に対抗するため、人類は旧世界の叡智を結集して生み出した、「天使」と呼ばれる少女たちに世界の未来を託した。
滅亡した世界に偶然にも生き残った人間嫌いのハカセと、しっかり者の相棒AI・クマノミ。祖父の遺した“宝物”のデータをさがして電子の世界を冒険する二人の日常は、さみしくてやさしい、一期一会の旅。ヒトとAIの終末日常ファンタジー、第1巻。
ゾンビ・パンデミックが発生し、人類が激減した終末世界。そんな世界に、異世界の白魔導士・リルーがやってきた!ゾンビに対抗できるのはリルーの使う初級回復魔法「レサナ」のみ。生き残りの少女・アヤと一緒に、もちぽよふわ~んなゾンビ・サバイバルがはじまります!
殺人鬼の息子として生きる青年赤井柊の魂の彷徨を描く「アップルピエタ」、地表から遠く離れた天空で敵を迎撃し続ける生命兵器ギイの孤独な戦いを描く「足長ギイの帰還」、泥沼化した戦争の最中に出会った生命兵器テツと盲目の少女マハが辿る運命を描く表題作「星をつくる兵器と満天の星」他、多数の描き下ろしを収録しておくる「生きる兵器」達を描いた近未来SFクロニクル!
[ここ]ではない[どこか]へ。…あなたとなら行ける。荒廃した世界で生きる、「彼女」たちの繋がりを描いたアンソロジー。灰色の世界で、なお褪せることない心の色を、豪華執筆陣によるオール描き下ろしでお届けします。 【カバーイラスト】こるせ 【コミック】岡ぱや・くわばらたもつ・しろし・田口囁一・tsuke・吐兎モノロブ・結川カズノ
月の崩壊により繁殖機能を失った人類が暮らす、西暦20X7年──。大学生の孝志郎は、思わぬ出来事から記憶喪失の少女・みゅうを預かることに。ごく普通に見える彼女だが、人類で唯一繁殖機能を有する突然変異だった! 終末の世界を描く新世代SF、ここに開幕!!
文明が滅び、"赤い霧"という謎の自然現象に覆われた世界。 そんな世界を、大きなハムスターのような生物・ヤゴ、そして球体の浮遊する機械・メイとともに旅する少女ヤコーネの物語です。 いわゆるポストアポカリプスの世界を描いてる作品で、1巻の段階で人らしき生物は主人公のヤコーネ以外には見当たりません。その代わりに人間を襲う未知の生物がたくさん現れてヤコーネたちの行く手を阻みます。そんな何が起こるかわからない状況を潜り抜けながら彼女たちは旅を続けています。 ヤコーネたちの旅に大きな目的はなく、強いて言うなら「生きること」を目的にしているように見えます。ただ、その旅では困難はあれど決して悲観的なものではなく、タイトルにある通り、滅んでしまった世界を旅しながら全力で「生きること」を楽しんでいる、そんな印象を受けます。 また、不思議な生物が多く出てくる作品ですが、主人公のヤコーネもまた私たちが思っていた"普通の人"ではないような描写が徐々に見えてきます。もしかしたらそのあたりに、滅んでしまったこの世界全体の謎がヒントが隠されているのかもしれません。 純粋にポストアポカリプスの世界観だけでも楽しめる作品ですが、この世界が滅びた謎についての考察もできるし、それ以上にこの厳しい世界観の中で見せるヤコーネたちの「生きること」対してとにかく前向きな様子に、読んでいて不思議と明るい気持ちになれる、そんな作品です。 1巻まで読了