せんそうはおんなのかおをしていない
あらすじ
「一言で言えば、ここに書かれているのはあの戦争ではない」……500人以上の従軍女性を取材し、その内容から出版を拒否され続けた、ノーベル文学賞受賞作家の主著。『狼と香辛料』小梅けいとによるコミカライズ。
だんぴあのおいしいぼうけん
あらすじ
僕は知りたい、世界の全てを。17世紀。英国公認の海賊船に、博識かつ好奇心旺盛な探検家・ダンピアも乗船した──。未知の世界を食べて調べる、実在の人物と史実をもとにした海洋冒険飯漫画! 作品世界をより深く楽しめるコラムやスピンオフ4コマ他、単行本用の特別描き下ろしを多数収録! 【目次】CHAP.1 道なき未知へ/CHAP.2 無人島大学/CHAP.3 満ち足りた置き去り/CHAP.4 イグアナ・コレクション/CHAP.5 カウリーの素敵な島/CHAP.6 ジャングルの歩き方/CHAP.7 人生は船の上/CHAP.8 ブランコ岬の虜 (1)
あらすじ
気が付いたら、摩訶不思議な場所に居た。姿形は侍であれど、己が何者なのかわからぬ…。ヒトのような何かが闊歩し、偽物の自然があふれる世界で、自分の実像を探し出す。新進気鋭の作家・おくのフルカラーコミック!【電子特典:描き下ろしマンガ4P付き】
たいわんのしょうねん
あらすじ
一九三〇年、日本統治時代の台湾に生まれた蔡焜霖(さいこんりん)は、読書が好きな少年で、教育者になることを夢見て育った。戦争の色濃い時代は日本の敗戦で終わったが、戦後は国民党政権による新たな支配が始まり、ある日、町役場で働く焜霖のもとへ憲兵が訪ねてきて……。白色テロの深い傷を描いた台湾の傑作歴史コミック、第一巻。
たけきおうごんのくにいのうただたか
あらすじ
江戸時代、日本国中を測量してまわり、初めて科学的な根拠に基づく実測により日本地図を完成させた男・伊能忠敬。物語は、まだ三次郎と呼ばれていた幼少時代から始まる。幼いころから算術が得意だった三次郎は、佐原の二大名家のひとつ「伊能家」の者から、婿に入り伊能の家を引っ張り上げてもらいたいと言われ…
ていねいなくらしをするがき
あらすじ
Twitterで大人気のイラストを4コマ漫画に大・改・編!!描きおろし短編漫画やお坊様のコラムを含む未公開作品50ページ以上を収録。丁寧な暮らしをするおちゃめな餓鬼・ガッキーの暮らしを餓鬼草紙タッチのイラストでお送りします。★☆★餓鬼とは?★☆★人間が生まれ変わり、死に変わりを果てしなく繰り返す世界である“六道(ろくどう)”の中にある「餓鬼道」に生まれた者のこと。餓鬼は飢えと渇きに苦しみ食べ物は食べられず骨と皮ばかり。ギョロっとした目とぽっこり出たお腹で、いつもお腹を空かせています。しかし本作に登場するガッキーは非常に優しく、心の清い餓鬼。コーヒー豆を半日かけてすり鉢ですったり、ビニール袋を三角形に畳んだり、茶殻を撒いて掃き掃除をしたりと、丁寧に生活を送っています。
あらすじ
寛永元年(一六二四年)、深河藩のあるのどかな農村に突如現れた流行病。次々と村人達に襲いかかる様は、まるで生ける屍のよう。不死の化け物から愛する者達を守るために、素性が明かされぬ謎の侍、田蕗十造が再び刀を握る――
しょうぐんあしかがよしあきのぶながをいちばんころしたかったおとこ
あらすじ
「パワハラ魔王」織田信長に大敗し、都を追放されながらも将軍の旗を降ろさず、足掻き続けた生き様! 戦国最後の将軍、足利義昭!! その求め悶える流浪の生き様を追う著者渾身の戦国コミック
いあんふ
あらすじ
これは反韓ではない。日韓、未来のために! 反日種族主義の象徴「慰安婦」のすべてがわかる!第1章 「反日」が原理の国第2章 おそるべき慰安婦問題の反響第3章 心からの謝罪の無意味第4章 老若男女・慰安婦問題、大論争第5章 戦場の性欲とフェミニズム 第6章 弱者という聖域に居る権力者第7章 43団体の言論封殺にわしは屈せぬ 第8章 朝ナマで見た凶暴な善意のファシズム第9章 わしは広義の強制連行による漫奴隷だった!第10章 右翼のレッテル貼をする女性に感謝第11章 ゴー宣版・従軍慰安婦資料集第12章 「従軍慰安婦」の真実第13章 慰安婦問題の歴史第14章 慰安婦問題の歴史2第15章 過去を裁く現代人の奢り第16章 慰安婦問題の歴史3第17章 20世紀の女性の人権侵害とは「性奴隷」である
あらすじ
千葉県東庄町(とうのしょうまち)に暮らす平凡な女子高生・東庄子(あずましょうこ)は、念願だった演劇部の脚本を任されることに。題材に選んだのは、地元の伝承譚「天保水滸伝」。物語に思いをはせていたら、突然周りの景色が素朴になって…。あろうことか江戸時代にタイムスリップしてしまった庄子を救ったのは、天保水滸伝の登場人物、笹川繁蔵・平手造酒をはじめとするイケメン無頼派たちだった…! ※本作品は、過去に宙出版が販売元として刊行の同名タイトルと同じ内容です。重複購入にご注意ください。
あらすじ
――女子高に入学したばかり、子狐をかばって交通事故に巻き込まれた「私」。目覚めるとそこは、戦国時代の三河国。おまけに、ケモ耳&もこもこ尻尾&巫女装束の幼女に生まれ変わってる…!?でもそのおかげで、村人に稲荷様と勘違いされ、お家を建ててもらいひと安心。お礼にと現代の知識を生かして暮らしに役立つ道具を教えたら、ますます崇められ…。ついには領主の「松平様」まで…!?「小説家になろう」発、戦国まったり転生ノベル。ほんわかコミカライズ!!
あらすじ
うどん屋を営み、平穏な日々を送る2人の男。彼らには、知られてはならない秘密があった…。血塗られた過去の業と、新たな出会いが運ぶ皮肉な運命が交錯し、渡世人の哀しい生き様が浮かび上がる。池波正太郎の傑作短編戯曲『雨の杖つき坂』を『江戸の検屍官』の高瀬理恵が渾身のコミカライズ!
まーじゃんほうろうきふううんへん
あらすじ
「雀聖」と謳われた阿佐田哲也の傑作小説『麻雀放浪記』の第2章『風雲篇』を、当代随一の麻雀劇画家の嶺岸信明が劇画化。麻雀の師・出目徳が死んでから数年後、坊や哲はヒロポン地獄に落ちていた。ヒロポン欲しさに打ったヤクザの盆で出会った打ち手は、思いのほか強敵で――!?
きんとけん
あらすじ
<最弱バディ>が、腐った王宮を立て直す! 時は紀元前――前漢王朝の時代。「断袖」の故事でも知られ、「哀帝」ともいわれる、第12代皇帝ーー劉欣(リュウキン)と、その部下董賢(トウケン)を新解釈で描く、古代中国宮廷絵巻。眉目秀麗なケンは官僚の下っぱとして王宮で働いていたが、あることをきっかけに皇帝キンの信頼を得るように。しかし身体が弱く、年若いキンは、思うように政(まつりごと)を動かすことができないでいた。野望と思惑が渦巻く王宮で、友愛で結ばれたキンとケンは手に手を取って国と民を救うべく奔走するが――…。『私の大切な皇帝(ひと)を、命に替えても守ってみせる…』 史実よりも120%ピュアで愛しい<最弱バディ>「キンとケン」の物語が今、幕を開ける! 【電子書籍限定特典】 フルカラー描き下ろしマンガ『エンネン監督のドタバタNG集』収録! 【目次】 第一話 第二話 第三話 第四話 第五話 第六話 第七話 第八話 第九話 第十話 第十一話 第十二話 描き下ろし『エンネンの前漢勉強ノート』特別編 電子限定特典『エンネン監督のドタバタNG集』
うりんらんせをかけるいでんあふみのうみ
あらすじ
シリーズ累計40万部突破!(電子書籍を含む)「小説家になろう」発、大人気戦国サバイバルの外伝、コミカライズ始動!原作・イスラーフィール先生による書き下ろしSS & 描き下ろし特別漫画を収録!【あらすじ】一五五〇年。足利将軍家が三好家に追放され、室町幕府の崩壊が始まった歴史的な年。近江の小領地・朽木の次期当主・竹若丸(2歳)は歴史好きな現代日本人の生まれ変わりだった。現代知識と自分の力量を試せる、そう思った矢先、父・晴綱の戦死によって状況が一変する。叔父が次期当主に就任し、竹若丸は力がなく貧しい公家へと養子に出されたのだ。しかし、彼は屈しない。権力がなくとも己の知略ひとつで乱世に名を轟かせていく!異端の公家が乱世を翔ける戦国サバイバル、コミカライズ開幕!
まんがぺすと
あらすじ
感染症はなぜ拡大し、どう終息したのか?不安と不条理を乗り越え、共感と連帯へ進め!難解・ノーベル賞作家の名作を、完全「目に見える」化!アルジェリアの港湾都市・オランで、医師のリウーは鼠の死体をいくつか発見する。ついで原因不明の熱病者が続出、ペストの発生である。外部と遮断された孤立状態のなかで必死に「悪」と闘う市民たちの姿を年代記風に淡々と描くことで、人間性を蝕む「不条理」と直面した時に示される人間の諸相や過ぎ去ったばかりの対ナチス闘争での体験を寓意的に描き込み、圧倒的共感を呼んだ長編をコミックとして完全「目に見える」化!未知の感染症に襲われたとき、人々はどのように対応したのか……。コロナの時代を生きる私たちに必要な一冊。
にほんじんがしらないおどろきかちかん
あらすじ
外国とか昔の日本の風習・考え方ってかなりぶっとんでた!contents「死んだ後に結婚?それって誰得!?」な価値観…死者の婚姻「イギリスのご飯ってなんでまずいの…」な価値観…イギリスの食文化「14股男にワーキャ―する平安女って…」な価値観…一夫多妻制「明治時代の男子学生がリアルでキャッキャウフフしていた!?」な価値観…明治時代の男色「“私の血はワインでできている”の類の話?」な価値観…酒は食べ物「そんなにポップに我が子を里子に出すぅ~?」な価値観…昔のフランスの里子制度「歴史上初のことをやる人の考え方って、ぶっとんでない?」な価値観…幕府が出来た理由「歴史の教科書で見た、平安美人にきょとーん!?」な価値観…美人の定義「小さいサイズの方がかわいい靴が多いから?」な価値観…纏足(てんそく)「えっ!? 日本はまだ育児のワンオペ、フツーなんですけど」な価値観…坐月子(ズオユエズ)「土足で家に上がるのは、日本では芸人のボケだけ」な価値観…靴を脱がない欧米人「人間の遺体をわざわざ鳥に食べさせるなんて…」な価値観…鳥葬「人を食う食わないって、それって価値観の問題…?」な価値観…食人の習俗「男の浮気にも悩まされず、女性がイキイキ暮らす世界がこの世に存在するなんて!」な価値観…母系社会「覚醒剤とかと違って、植物100%だから安心 じゃないんだぞ!」な価値観…薬物問題「おうち大事!だから性別なんて関係ないよね!」な価値観…女性婚「武士って、なんで死ぬときにわざわざ腹を切りたがるの?」な価値観…切腹「時代劇に出てくるお侍さんのことじゃないの?」な価値観…武士「キラキラしてたって、平凡だって、悪魔ちゃんだって…???」な価値観…名付けの理由「日本の成人式ってなんで荒れるの!?」な価値観…成人式描き下ろしも盛りだくさん!★単行本カバー下画像収録★
まんがもえこじき
あらすじ
キュンキュンする神さまの物語誕生! 稗田阿礼と太安万侶によって誕生した日本の神々の物語を、「萌え」の視点でまんが化。イザナギとイザナミの夫婦愛、亡き母イザナミへの思慕の情に突き動かされるスサノオ、荒ぶる弟スサノオのふるまいに胸を痛めるアマテラス、そして妻となるクシナダと出会い人生をやり直す決意をするスサノオ……。こんなに面白く、せつない『古事記』、見たことない!!
しどうだいこんのはな
あらすじ
二階堂正宏が描くオリジナル時代劇画!主君の遺恨を晴らすべく命をかけて吉良邸に討ち入った赤穂浪士四十七士の赤穂事件。その事件の裏には隠された物語があった!それが『忠臣蔵』における不忠臣の代表格とされる浅野家末席家老の大野九郎兵衛。その大野九郎兵衛を主人公に二階堂正宏が時代劇画として描いた逸品。また同時収録となる「東北(ふくしま)の士魂」は、二階堂正宏の出身地でもある東北が舞台。二階堂正宏がふるさとに馳せる思いが込められた珠玉の名作。「東北の英雄アテルイは大和朝廷の征夷大将軍・坂上田村麻呂に敗れ、安倍貞任も八幡太郎義家に敗れました。奧州王・藤原氏も源頼朝に滅ぼされ、戦国の梟雄・伊達政宗も秀吉に屈服。幕末の奥羽越列藩同盟ならびに会津藩も薩長に敗退。私のふるさと東北は負け戦ばかり。甲子園でも未だ優勝経験なしの東北勢。くやしい思いはつのるばかり。そのくやしさが『東北の士魂』を描くエネルギーになりました。」(あとがきより)
じょんろっくとうちにろんより
あらすじ
18世紀。自由な新天地を求めて農民テリーはアメリカへ旅立った。父が残した、たった一冊の本「統治二論」を片手に握りしめて。農地を開拓し、たくましく生きるテリーは、その過程で自然権。国家と個人の契約について学んでいく。古典的自由主義の名著「統治二論」をまんがで読み解くことで、現代のアメリカの抱える問題”銃器による犯罪が絶えないのはなぜか?”が解き明かされていく。・目次/プロローグ/第一章 自然権とパトリアーカ/第二章 所有権と貧富の差/第三章 国家の成立とアメリカ大陸/第四章 政治的権力と抵抗権/エピローグ
本作は、ノーベル文学賞を受賞したジャーナリストによる同名のインタビュー集を、小梅けいと先生がマンガにしたものです。第二次世界大戦におけるナチス対ソ連の戦いに兵士として身を投じ、余生を送る女性たちの肉声が集まっています。 ソ連では、男女平等を強調する共産主義思想の影響も受け、他の国よりもはるかに多くの女性が自らの意思で従軍し、最前線に立っていたのです。 皆さん、「戦争」ってどう思いますか? 日本で育った私たちは、敗戦国として徹底された反戦教育の中で生き、漠然とした「絶対あってはならないもの」といったイメージを持っています。しかし、もう日本人のほとんどは戦争を体験したことのない世代です。だから、「戦争=あってはならないもの」という公式を形式的には認識していても、なぜあってはならないのか、実際のところ自分の国が戦争に突入するとはどんな感じなのか、その中身を本当の意味では理解していません。 本作では、原作著者であるインタビュアーが、年老いたかつての女性兵士から丹念に収集した声が、情景が、丁寧に再現されています。 では彼女たちの語る戦争は、単に血も涙もない、ひたすら凄惨を極めるものであるのかといえば、そうではないのです。彼女らの語る戦争は本当に千差万別です。正気を捨てて戦地に赴き、その狂気の痕が心から消えない人、過酷な環境の中でささやかな幸せを見出した人、死の恐怖より、女性の存在を想定していない住環境への忌避が勝った人… その全てに、過酷で凄惨な環境の中でもきらめきを失わないそれぞれの個性が、人間味が、激情があるのです。 加えて、それらの当事者が(戦地にいることがイレギュラーな存在である)女性であるがゆえに、そこで語られる戦争は、私たちが知る「戦争」の視座から、少しずれています。かつて動物を愛した女性が、命を奪うことに躊躇しないようになっている自分に気づいたときの衝撃、復員後数年ぶりに履くスカートへの違和感、男ものの下着を無理やり身に着けることへの嫌悪感… そんな、これまで戦争という文脈では表出してこなかったエピソードが、次々と語られるのです。 そう、私たちがひとえに「あってはならない凄惨なもの」としてとらえてきた戦争という現象をもっと目をこらして眺めてみると、そこにはこれまで見たこともなかった多様で強烈な情景が、パッチワークのように広がっているのです。 このことから読者が思い知らされるのは、「戦争というのは決して一つの現象ではない」ことです。戦争を歴史としてしか知らない私たちは、それを「あってはならない凄惨なもの」としてひとくくりにして処理し、それ以上戦争について考えることをしません。しかし実際は、戦争というものは決して均質な現象ではありません。一口に戦場といっても、そこには個々人固有の多様な時間が、何千層にも、何万層にも折り重なっているのです! 本作は、原作の丹念なインタビュー、そして収集された物語を最大限汲んだ精緻なマンガ化をもって、「戦争という現象を眺める眼」としてはもはや最高峰と言っていい解像度を獲得し、そのレンズで戦争というものの中味を、私たちに覗かせてくれるのです。 あなたはこの作品を読むと、戦争の中で走り、生き、笑い、泣いた一人ひとりの女性の鮮烈な過去を目にすることでしょう。それらの物語を覚悟をもって受け止めた上で、「戦争」とは何なのかもう一度じっくり考えなおしてみても、きっと遅くはありません。