こんにちは、マンバ通信編集部です。
今年の3月に行われた「竹宮惠子 カレイドスコープ 50th Anniversary」をはじめ、今年で50年という節目を迎えるマンガ家さんやマンガ雑誌などが多く、それに関する特別出版や展示の話もあったりして、今年のマンガ界はイベント盛りだくさんです。
その中でもマンバ通信的に「これは見ておきたい!」と胸を躍らせる展示がもうすぐスタートします。
それは何かと言いますとこちら。
萩尾望都さんのデビュー50周年を記念して松屋銀座で7月25日から行われる「萩尾望都 ポーの一族展」!
『ポーの一族』とは?
バンパネラ(吸血鬼)となって永遠に少年の姿のまま生きていく運命の主人公・エドガーが、妹のメリーベルや友人アランとともに時空を超えて旅を続ける哀しみを描いた物語。
1972年に発表されて以来、多くの読者を魅了し、長年にわたって読み継がれている萩尾望都の代表作。2016年、40年ぶりのシリーズ新作となる「春の夢」の連載スタート時は、初回の掲載誌が入手困難となり異例の重版がかかるなど、大反響を巻き起こしたほど。
この展示では、『ポーの一族』を中心に『トーマの心臓』のほか数々の名作の原画などを展示し、萩尾望都のこれまでの軌跡を追います。
「ポーの一族」シリーズの新作や本展のための描き下ろしを含む原画、予告カットなど300点以上を展示するほか、スケッチブックや執筆風景も公開されるそうです。
先日マンバ通信でも取り上げた「芸術新潮」7月号「萩尾望都 少女マンガの神が語る、作画のひみつ」にも掲載されたような原画やスケッチが生で拝めるチャンスというのは、ファンにとってかなり嬉しいこと!
そのほか、連載当時のプレゼント企画で読者の手に渡った「トーマの心臓」の扉ページのうち、デビュー 50周年を機に所在が判明した 8 点の原画も展示に加わる予定とのことで、これはちょっとふつうでは見れないお宝原画なのでは。
“宝”といえば、今回は宝塚歌劇団とのコラボ展示もあります!
2018年に宝塚歌劇団の花組によって舞台化された『ポーの一族』は、宝塚ファンや原作ファン両方から好評価を得た作品。今回、その舞台を写真や映像で振り返るほか、衣装や小道具を展示します。
もちろん、展覧会オリジナルグッズもたくさん!
今回の目玉といったらコチラ!
朝日賞受賞記念で関係者に配られた風呂敷の色違いバージョンを復刻販売!
そのほかには、チケットファイル(324円)
マスキングテープ(各648円)
フレーバーティ(各1080円)
などなど、暮らしを彩るグッズが盛りだくさんですヨ〜!
【イベント情報】
デビュー50周年記念「萩尾望都 ポーの一族展」
会期:20 19 年7月25日(木)~8月 6 日(火) 会期中無休
時間:10 時~ 20 時 [入場は閉場の30分前まで]
7月 26 日(金)は 20 時 30 分まで。
7月 28 日(日)、 8 月 4 日(日)は 19 時 30 分まで。
最終日(8月6日)は17時閉場。
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
入場料:一般 1, 0 00 (7 00 )円、高校生 700 (500)円、
中学生 500 (400)円、小学生300(300)円
※()内は前売り料金。
前売り:ヤフーパスマーケット、ローソンチケット(Lコード32100)
セブンイレブンにて7月24日まで販売。
主催:朝日新聞社 総監修:萩尾望都 特別協力:小学館
協力:宝塚歌劇団、秋田書店、講談社、集英社、新書 館、白泉社
問合せ:松屋銀座 03 3567 1211 (大代表)
ポーの一族のマンガ情報・クチコミ
ポーの一族/萩尾望都のマンガ情報・クチコミはマンバでチェック!5巻まで発売中。マンバ通信記事 「国外では最大規模! 大英博物館マンガ展「The Citi exhibition Manga」レポート」