オチビサン展 at 鎌倉「アンノ邸」へ行って、マンガ聖地を巡ろう

こんにちわ~マンバ通信です。

いつも情報が遅い遅いと言われていたNEWSコーナーですが、なんと開催前の展示情報をお届けします。開催前にちゃんと告知するなんて後にも先にもこれが最後かもしれないので、みなさま心して読んでください。

現在、AERAで連載中の安野モヨコさんの作品『オチビサン』が、今年で10周年を迎えます。この節目を記念すべく、5月23日(火)~5月29日(月)まで鎌倉のアンノ邸で原画展が開催されます!

(※写真は2014年、根津ギャラリーでの オチビサン原画展の様子)

展示の見どころといえば、やはり安野流ポショワール技法で描かれたナマ原画です。「どんなに面倒くさくても、手にこだわりたい」という安野さんのマンガにかける思いが、原画からヒシヒシと伝わってくることは間違いありません。

ちなみにポショワールというのは、フランスで確立された彩色技法のひとつ。金属板を型抜きしてステンシルのように着彩する方法で、安野流では紙の板を使って着彩を行っています。原画展ではこの技法に使用する道具や型紙も展示されるそうです。

さ・ら・に、今回の原画展の開催場所が鎌倉アンノ邸というところも目が離せません。鎌倉アンノ邸といえば、カントクくんとロンパースとの結婚生活を描いたエッセイマンガ『監督不行届』にも登場したあのひと目ボレ古民家なのです。ここには『オチビサン』にも描かれているお庭もあり、作品の世界にどっぷりと浸れることでしょう。これはもうファンは必ず訪れるべき原画展てことで決まりですネ。

また、アンノ邸には駐車場がないため徒歩での訪問になるかと思われます。間違っても車で行ってはダメですヨ〜。

そんでもってこれはマンバ通信からのちょっとした提案なんですが、原画展を堪能したあとは、「鎌倉のマンガ聖地巡礼」などしてみてはいかがでしょうか? 『海街diary』『とめはねっ!鈴里高校書道部』『青い花』などなど……鎌倉を舞台としたマンガは意外と多く、原画展だけ見て帰るなんてもったいない! そして歩き疲れたらスターバックス御成町店へドーゾ! ここは『フクちゃん』の作者である横山隆一先生の邸宅跡に建てられたスタバで、先生が愛したお庭とプールを眺めながらのコーヒーは最高です。

今回、マンバ通信では鎌倉のマンガ聖地をいくつか集めたGoogle Mapをご用意しました。鎌倉へ立ち寄りの際には、ぜひこのMapをご活用くださいませませ~。

【5月26日追記】
告知だけするっていうのもアレなんで、実際に『オチビサン展』へ行ってきました~! 鎌倉駅から地図の通りに歩いて約15分、海藏寺の手前、右側にあるこの看板が目印です!

小さな石段を上がっていくと「庵野」の表札がありました! こちら、安野モヨコさんが書かれた文字を彫って作ったものらしーです。

会場内はそんなに広くはないですが、安野さんの原画がところ狭しと並べられていて、見ごたえはじゅぶんあります! 色を塗ることでできたであろう紙のたゆみも生原画だからこそのアジですね~なんて言えちゃうくらい近くで見れますよ~。

展示会場には平日の昼間に行ったのですが、予想以上にお客さんが多かったです…! アンノ夫妻の人気すごい。

土曜と日曜は混雑が予想されます。お客さんが多すぎると入場制限がかかっちゃうそうなので、ご来場の際にはご注意ください~。

鎌倉マンガマップ

鎌倉マンガマップ

オチビサン展 at 鎌倉「アンノ邸」

期間:2017年5月23日(火)~2017年5月29日(月)
時間:平日 13:00~18:00/土日 11:00~18:00
料金:大人(中学生以上)200円、小人(小学生)100円※未就学児は無料
場所:鎌倉アンノ邸
※海蔵寺(神奈川県鎌倉市扇ガ谷4丁目18-8)の手前/鎌倉駅から徒歩15分。入口にオチビサンの看板があります。

主催:株式会社カラー/株式会社グラウンドワークス(まめつぶ屋)
企画協力:コルク

Ochibi ©Moyoco Anno/ Cork

※会場に駐車場はございません。お車でのご来場はご遠慮ください。

※会場内では、注意事項をお守りいただいた上で、携帯電話やスマートフォンでの撮影が可能です。

※会場は住宅街にありますので、会場付近での大声での会話、会場家屋(近隣も含む)の外観の撮影はご遠慮ください。 また、ご入場前にお並びいただく場所がありませんので、開場時間に合わせてお越しください。

『オチビサン』公式サイト

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影絵が趣味
影絵が趣味
2017/08/26
鎌倉に住みたい……
私事ながら、先日、夏の休暇に鎌倉へ遊びに行ってきました。一日じゅう海だ山だと方々歩きまわって、さいごは海岸の小さな橋に足をぶらんと投げ出して海と日没を拝みました。 帰ってきて翌日、そういえば、鎌倉といえば『海街diary』だったと思い立ち、本棚を漁って、およそ2年ぶりに頁をめくりました。連載のスピードがあまりに遅いのでしばらく放っておいたんですね。するとどうでしょう、鎌倉で目にした風景のあれやこれやが数頁に2,3度も描かれている。とりわけ、私がさいごに腰を落ち着けた海岸の小さな橋、これが何度も出てきてですね、しかも三姉妹それぞれの重要な逢瀬の場になっている。そのときは涙でぐしゃぐしゃになりながら読んでいたわけですが、後になって冷静に考えてみると、じぶんの無意識がおそろしいのか、すべては吉田秋生の手中にあるのか、それは分かりませんけども、とにかく場所の力というのは物凄いと感じました。この海岸の小さな橋以外にも、おなじ風景はたくさん描かれていて、しかも、違う人物がそこに居たりする。おそらく、それらの場所は、鎌倉において人がしぜんと足を止めてしまうところなのでしょう。 海街diaryを通して読んでいくと、とくに人の生死やお金にまつわる問題をめぐって、いかに人と人とが分かり合うことが困難か、というより、そもそも分かり合うことはできないけれどそれでも生きてゆく、というモチーフが繰り返し描かれているように思います。でも今回、鎌倉にじっさいに足を運んでみて、そんな人それぞれの胸の内の想いが、おなじ鎌倉の風景の下で人知れず交わっている、そんなことを考えると胸が熱くなってくるのです。