あらすじ珠里亜(じゅりあ)と父親。再会のゆくえは――!?白血病で倒れた珠里亜を救うために、行方不明の父を捜し出したナッキーは、骨髄移植のドナー検査受検を約束させる。これまで過去を隠していた父だが、新しい家族にもすべてを打ち明けて、病室に現れることに。しかし、ついに放射能治療の始まった珠里亜は、「もう子どもは望めない」という宣告を受けたばかりの心境で……!?
ナッキーこと、北城尚子はスーパーが付く程素敵な女の子だった。何をやらせても天下一品、彼女にかかると全てが皆がハッピーになる、そんなナッキーが教師として帰って来てくれた。懐かしくて手に取った、そのとたんに彼女の世界に引き込まれた。25歳になっても相変わらず元気でタフでカッコいい。新しい学校でいきなり問題の有るクラスの担任になり、生徒からの風当たりは強いけれど、ナッキーにはそんな事大して問題ではないはず。彼女の人を区別しないところが本当に素敵だと思う。こんな先生が私にも居たら良かった、ナッキーの生徒になれた子達が羨ましい。とにかく彼女のやる事、言う事は気持ちが良い。前作を読んでいる人は勿論、読んでいなくても皆ナッキーのファンになってしまうと思う。1人でも多くの人に読んで欲しい作品。