あらすじナッキーの祖母が倒れた。知らせを受けたナッキーと母は、祖父母のもとへお見舞いに行く。そこはナッキーが育った心のふるさと。そして、悲しい記憶が詰まった場所……。そこで母は祖父からナッキーの本当の心を知らされて愕然とする。その夜、初めて互いの気持ちをぶつけ合う2人。ナッキーは自分の言葉が母の心を傷つけたことに、激しく動揺するのだが……!?――ナッキーの本当の心を知った母は!?母の愛を求めるナッキーの姿が心を揺さぶる12巻!!
ナッキーこと、北城尚子はスーパーが付く程素敵な女の子だった。何をやらせても天下一品、彼女にかかると全てが皆がハッピーになる、そんなナッキーが教師として帰って来てくれた。懐かしくて手に取った、そのとたんに彼女の世界に引き込まれた。25歳になっても相変わらず元気でタフでカッコいい。新しい学校でいきなり問題の有るクラスの担任になり、生徒からの風当たりは強いけれど、ナッキーにはそんな事大して問題ではないはず。彼女の人を区別しないところが本当に素敵だと思う。こんな先生が私にも居たら良かった、ナッキーの生徒になれた子達が羨ましい。とにかく彼女のやる事、言う事は気持ちが良い。前作を読んでいる人は勿論、読んでいなくても皆ナッキーのファンになってしまうと思う。1人でも多くの人に読んで欲しい作品。