あらすじ中学最後の夏休み。事件は起こった!いよいよ夏休み。白血病の治療で骨髄移植を待つ珠里亜(じゅりあ)の一時退院に、青木や木下、トビオ、西臣たちと花火大会に出かけたナッキー。しかし、その光景を他の生徒に目撃され、「差別だ」と激しく問い詰められる。クラスの子供たちの予想以上の反発と心の傷に言葉に詰まったナッキーは……!?再びクラス崩壊の危機、ナッキー痛恨のミス!?
ナッキーこと、北城尚子はスーパーが付く程素敵な女の子だった。何をやらせても天下一品、彼女にかかると全てが皆がハッピーになる、そんなナッキーが教師として帰って来てくれた。懐かしくて手に取った、そのとたんに彼女の世界に引き込まれた。25歳になっても相変わらず元気でタフでカッコいい。新しい学校でいきなり問題の有るクラスの担任になり、生徒からの風当たりは強いけれど、ナッキーにはそんな事大して問題ではないはず。彼女の人を区別しないところが本当に素敵だと思う。こんな先生が私にも居たら良かった、ナッキーの生徒になれた子達が羨ましい。とにかく彼女のやる事、言う事は気持ちが良い。前作を読んでいる人は勿論、読んでいなくても皆ナッキーのファンになってしまうと思う。1人でも多くの人に読んで欲しい作品。