あらすじナッキーが祝福する弱冠15歳のプロポーズ。ついにやってきた学級委員・青木公平(あおきこうへい)のスイス留学――。恋人の珠里亜(じゅりあ)と過ごす、出発前の大切なひととき。ともに泣き、ともに笑った、クラスメイトの温かい祝福。パティシエになるという息子に反対し続けた両親との「雪解け」。すべてが順調に思えた出発当日の朝、珠里亜が鏡越しに見たものとは……!?ナッキーは「二人の絆」を守れるか。
ナッキーこと、北城尚子はスーパーが付く程素敵な女の子だった。何をやらせても天下一品、彼女にかかると全てが皆がハッピーになる、そんなナッキーが教師として帰って来てくれた。懐かしくて手に取った、そのとたんに彼女の世界に引き込まれた。25歳になっても相変わらず元気でタフでカッコいい。新しい学校でいきなり問題の有るクラスの担任になり、生徒からの風当たりは強いけれど、ナッキーにはそんな事大して問題ではないはず。彼女の人を区別しないところが本当に素敵だと思う。こんな先生が私にも居たら良かった、ナッキーの生徒になれた子達が羨ましい。とにかく彼女のやる事、言う事は気持ちが良い。前作を読んでいる人は勿論、読んでいなくても皆ナッキーのファンになってしまうと思う。1人でも多くの人に読んで欲しい作品。