任天堂信者のピョコタンがWiiUに徹夜で並んだり、任天堂の株を買って株主総会に出席したりする。実話を元にしたレポートマンガ。
「野菜に人生、捧げられますか!?」仲卸業者「八百森青果」に入社した、野菜愛に溢れる卯月瑛利(エリー)と、金髪リーゼント・大虎倫珠(のりたま)の2人。仲卸の基本は「必要な商品を」「必要な数量」「必要な場所に」「必要な時間に」届けること! しかし、出勤初日から出荷商品の事故に遭遇したり、休日返上上等の神田祭の駆り出しと、仲卸業は一筋縄ではいかない毎日。仲卸を通じて成長するエリーとのりたまの凸凹コンビが、全国の食卓へ野菜をお届けします!!
気は優しくて怪物麻雀。力技のフランケンが師と仰ぐのは雀ゴロ竹ちゃん。昔はいい腕だったが今は借金から逃れて流れ雀ゴロ暮らし。怪力フランケンと雀ゴロ竹井の珍道中!!
馬が大好きだという思いから競馬学校に入学して騎手を目指す上杉圭(うえすぎ・けい)。まもなく卒業を迎えるというのに成績がいまひとつの上杉は、誰もが手を焼く難しい練習馬「フラワーカンパニー」と出会って……!?少年が様々な試練を乗り越えながらジョッキーとして大成していく……天才騎手・武豊が原案を担当した、競馬の世界を舞台にした青春群像劇!
本をテーマの中心とした幻想的な短篇集。頭から髪ではなく本のページが生えてくる人。ーー「ページの人」超構造体の屋上の居住区。バックパックブックを背負い、下宿先の大家に頼まれお使いをする。ーー「三角系」生ける書物〈グールワーナ〉を朗読する職業〈朗読匠〉。依頼者が愛書の死を訴え激怒している。朗読匠である主人公は、自分に落ち度があるはずはないと思いながら駆けつける。ーー「朗読匠」自分の身長より大きな書物を寝台にしている。眠ると、その日の経験が本に吸い取られていき、また他者の記憶が流れ込んで来る。ーー「本の寝台」
本をテーマの中心とした幻想短篇集喪服の人が本の形をした棺を運んでいく。この地方では昔から木の棺の代わりに本の棺が使われてきた――「本の棺」ページをめくるたびに際限なく大きくなっていく書物――「二乗の本」物質を書物に変える不思議な雲――「軍艦雲」他収録作「アキエ・ルイト」「完璧な犬」「明球」「背上の本」「文字儀」・小説「マイクロノベル」
(漫画本文/計35ページ) ・まどろんでいた。午睡をしていた。かつ、又寝をしていた。見知らぬ猫がいた。野良だろう。開け放した窓、すやすやと猫も寝ていた。おや、耳から何かが出ている。紙のようだ、文字が書かれている。――「猫の耳の文学」(10ページ) ・私が彼の”本を探す本”を初めて見たのは、付き合って最初の旅行の直前のことだった。当時、私は新宿にある看護学校に通っており、彼は工学部の学生で西国分寺に住んでいた。――「本を探す本」(4ページ) ・「本の蚊」(15ページ) ・「Nの時間」(6ページ)
不撓不屈の政治家・倉塚哲平はどん底の少年時代から這い上がり、総理大臣の座まであと一歩と迫りながらも志半ばで無念の最期を遂げる…。倉塚の秘書であった児島啓示は血で家督を継ぐ政治家を否定し、意志で継ぐべきと、三バン(地盤・看板・カバン)なしで政界に殴り込みをかける!
触れたら崩れてしまいそうな僅かな自尊心をなんとか保って......。部活動で主役になれなかった大半の人たちへ。漫画『芥場より馳せて』の奥灘幾多、二冊目の短編集!好意のないスキンシップに勘違いをしてしまう『たまったもんじゃない』自分の発言に保険をかけてしまう『(たぶんきっとおそらく)(でも責任は取れないから)』恵まれているが故に言い訳ができない中学生を描いた連作短編『二年半』の短編全5本とエッセイを収録。
1920年イギリス、オックスフォード。言語学者のボーン教授と住み込み秘書のバレンタインは教授の息子ルディの出所を迎える。タイプの違う親子のすれ違いと2人を結ぶ秘書の日常と非日常の物語。
働けば、働くほど貧乏になっていく下請け生活。壊れた心と体を取り戻すには温泉しかないと悟り、湯治の旅に出ることに。でも、オンセンって何? スーパー銭湯と何が違うの? はじまりはそんなところからだった。作者の実体験エッセイ漫画。
私には二つの日本記録がある。一つは那須の中腹、海抜千メートルという日本一高いところに診療所があるコト。もう一つは、私の診療所が日本一小さいコトだ。だから近所の人は、私がヤブ医者と勘違いして町の病院に行ってしまい、収入のほうも日本一… なのだ。第1話:今日も患者がサッパリこない診療所で見川センセが大きなあくびをしていると、そこへ一人の美女がやってきた。「先生、全然変わってないわ」親し気に話しかけてくるのだが、全く記憶のない見川センセ。一体この美女は何者? 那須高原での人々の暮らしを見つめる山医者・見川鯛山の生活記をあますところなくコミック化した傑作シリーズ。
Jリーグ草創期、浦和レッズの入団テストを受けに一人の少年がやってきた。彼の名は赤星鷹。不合格にもめげず、何度もアプローチを重ねた結果、なんと二軍への入団を果たしてしまう。入団後、鷹はその実力を発揮し、たちまち頭角を現した。常人離れした柔軟な体、才気あふれる変幻自在なプレースタイルは、まれに見る逸材の証。やんちゃな少年Jリーガーが、縦横無尽にフィールドを駆けめぐる! 電子書籍版特典として当時を振り返る作者自身によるあとがき収録!!
除霊ではなく昇天だ! 邪悪な霊も妖怪も零落した神々だ。それを元に戻すのがオレの仕事。世界中から依頼が殺到するゴーストバスター・怪道乱麻(かいどうらんま)の怪奇漫遊記。幽霊…女神…悪霊…どんなオバケも昇天させてみせます!!
暴力がはびこり、警察が出てこない危ない街で情報屋をやりながらバーを経営する田村。そこに突然現れた武器商人藤波。この男の行く所、揉め事だらけ「揉め事を起こせば武器が売れるじゃないですか」ハチャメチャな設定にハチャメチャな展開。金貸し、殺し屋、任侠ヤクザも大騒ぎ押川雲太朗のピカレスクドタバタギャグコメディ。
普段、なにげなく通っている道、なんとなく使っている公園、そこはどんな所なんでしょう?なんでもない普通の道でしょうか?ただの空き地に作られた公園でしょうか?私たちは、自分に身近なものほど関心が低くなりがちです。日頃の興味の対象をちょっと変えて、今まで目を向けていなかったものに焦点を当ててみると、そこには何か新しい発見があるかも知れません。おそらく知らなかっただけで、とても貴重な何かが。その何かを探すためにただひたすらてくてくと歩いてみました。
巨大な「湯沸かし器」=原発が稼働する東京都M市。 科学を信じる早川真(マコト)と霊能少女の稗田真奈(マナ)は、お互いを理解しないまま、手を取り合って「湯沸かし器」の謎に挑む!東日本大震災直後に描かれた、社会派かつオカルティックなポスト3.11ラブコメディ。放射能も幽霊も、大切なものは目には視えない。描き下ろし&ポップな新デザインでお届けするリマスター完全版は、コロナ禍以降の世界への警鐘。霊霊霊霊(・o・)
日常と幻想、11本の短篇集 収録作品「二鳥翠」「盤上の往復書簡」「或る若い純文学者の花瓶」「版画花嫁」「双樹」「楽園」「完璧な指」「偶然の顔」「この町では花弁の雪が降る」「象耳見聞録」「樹譚」 漫画本文264頁、あとがき7頁、解説7、全305頁。
「オレたちはみんな親なしの孤児だ!食うためにはなんだってやらなきゃならねえんだよ!」昭和20年8月15日終戦を迎えた。人々は生きるために食べ、食べるために生き毎日がそれとの闘いに明け暮れていた。そんななか、8人の戦争孤児たちと母娘が運命の出会いを果たす。孤児たちは母娘を守るため、母は孤児たちを守るため… 生きるための戦争が始まった。「戦国自衛隊」の半村良原作の小説を、石川サブロウが描く!
熊本県 黒川温泉。訪れた人が懐かしさを感じるその自然豊かな温泉宿のスタイルは少しずつ全国の温泉地に浸透し、やがては日本各地に大きな影響を与えることになる。その温泉を作り上げたひとりの人物、後藤哲也。この人はどのようにして人の心をときほぐす風景に気づき、それを再現するに至ったのか。1949年(昭和24年)の戦後間もない混乱の時代の青年期から描く第1巻。
2006年「弾けないギターを弾くんだぜ」でデビュー。「フィンランド・サガ(性)」全3巻「シェアバディ」(ビックコミックスピリッツ 作画:高良百)全3巻などで活躍中の漫画家 吉田貴司のちょっぴりシュールな短編集。収録作品:01.やれたかも委員会 02.かっこいい縄文時代 03.明智蜜秀子の確定申告 04.向かい風のメロディ 05.定城-sadajo- 06.おんなと話したい 07.ツーシーム 08.師走の猫 09.たけしになりたい 10.やれたかも委員会2(作者のちょっとしたあとがき付き)
どこかの星のナゾの生き物ポグリとその家族や仲間達が巻き起こす、ゆかいな日常生活。 週刊東京ウォーカーで2001年から2003年まで連載された。2004年に角川書店より刊行された「ポグリ」第一巻!
中国科挙の受験時に起きた怪異を描いた「儒林外奇譚」 ゲーセンコミュニティに帰ってきた女と進歩しない男のやりとりを描く「闇童子ととろろ姫」 塾講師の苦悩を描いた表題作の「今日の授業は良い授業」等々、他3篇 2010~15年までにコミックビームへ掲載された読み切りを中心にした6篇の短編集。
もしも、いろいろな人からお悩み解決漫画を描いてほしいと言われたら、どんな漫画になるだろう…?。もしそれが人間だけではなかったら、どんな依頼になるだろう…?ブラック企業の社員という人間からのリアルな悩みに始まり、か弱い動物の生きたい希望に応え、果ては、生命の垣根を越えた異次元の存在の切なる願いを聞き入れる。まるで、空に浮かぶ雲のようにモクモクと湧き上がるイメージをつむいで作られた「妄想」のエッセイ漫画。みんなのその願い叶えてみせましょう。漫画で。
作者が中学時代の修学旅行で京都に行くことになり「どうせなら過去じゃなくて未来を学ぼう!」と同じ班の女子を説得し、任天堂に見学依頼のハガキを送ったら当時の広報室長が応接室で対応してくれた…というエピソードを知って任天堂を好きにならない人がいるだろうか、いや、いない。 全財産をはたいて任天堂の株を買って大損したりしながらも、株主総会に出席したりする話が面白かったです。ちなみにこの作者はライバルであるSONYの株も持っているんですが、SONYの株主総会でいつも暴れて退場させられるジイさんと連絡先を交換して仲良くなってました。