※ネタバレを含むクチコミです。
176話で登場の「ジェットストリームアタック」 これが本当に成功するのか? この戦法の本家、犬養姉妹に見破られてしまうと 思うのだが…? そもそも 小夜子がこんな安直な作戦を立てるとは、 やはりどこか 普通ではないのでは? あと、美依那が こんなにあっさり捕まるとは 正直 拍子抜けだ。 何か脱出の方法を仕組んでいると信じたい。
あらすじにもある通り、世界のトップで活躍するパラアスリートたちのドキュメンタリードラマをコミカライズした作品。2018年47号よりシリーズ連載としてヤンジャンで不定期に掲載され、今週の2019年25号には第5話が掲載されています。 「WHO I AM 〜これが自分だ!という輝き〜」 https://tonarinoyj.jp/episode/10834108156636902033 「パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM」 https://www.wowow.co.jp/sports/whoiam/ 1〜3話は**ライリー・バット**の物語(ウィルチェアラグビー/オーストラリア)、4話からは**サフェト・アリバシッチ**(シッティングバレーボール/ボスニア・ヘルツェゴビナ)の物語。 平和なオーストラリアに先天的に障害を抱えて生まれたライリーと、紛争地域で後天的に障害を負ったサフェト。障害を取り巻く背景が全く異なる2人ですが、どちらもドラマチックで引き込まれました。 サフェト編ですごく印象に残ったのが、「紛争地域では障害者が増え続けている」こと、「障害者にはリハビリ(パラスポーツ)が必要」ということ。当たり前すぎることなのですが、自分はそのことを自覚していませんでした。 連載が何回まであるのか不明ですが、キービジュアルにはフェンシング選手とゴールボール選手も描かれているので、ぜひ彼らの物語も読んでみたいです…!
ホラー漫画に全然興味なかったんだけど、見える子ちゃんを読んで良さがわかるようになりました…! 見える子ちゃんはその名の通り、ある日突然ヤベーやつが見えるようになってしまった女の子。 ヤベー奴はメチャクチャ怖いし…それに怯える見える子ちゃんは可愛い…。 読んでるうちに感情が「怖い」と「可愛い」でいっぱいいっぱいになって、頭が麻痺する感覚が楽しい。 エロスとタナトスが最高な作品といえば青野くんに触りたいから死にたいですが、どうか**勇気を振り絞って1人で異形を無視し続ける見える子ちゃん**のこともよろしくお願いします。 『見える子ちゃん』泉朝樹 https://twitter.com/izumi000/status/1159084343131639808?s=20 https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF00000090010000_68/
最後まで読むと怪物殺しの意味がわかるやつ。1975年、アメリカの田舎に住む双子の少年たちは恐ろしい父親を殺鼠剤で殺すことを思い付く。 重くて暗いストーリーなのに、贅沢なまでの絵の描き込みがとても素敵で不思議とメルヘンさすら感じました。ダークで耽美でハードで鬱くしい…。 見開きを効果的に使った対比の演出がものすごく良かったのでぜひ読んで確かめてほしいです…! https://twitter.com/TomitaDouji/status/1033010209919197185?s=20 https://afternoon.kodansha.co.jp/afternoon/2018/11.html
2021年一番発売を楽しみにしていた作品がこれです。原作はなろう系列のムーンライトノベルズ(※女性向けR18作品投稿サイト)に掲載されている全3話の短編作品で、出会って以来何度も何度も原作を読み直していて、今回のコミカライズの発売を心待ちにしていました。 https://twitter.com/narita_nomoto/status/1427609829028241411?s=20 読んでみて「君たちそういう顔してたんだね……!」ともう感無量。 お馬さんフォームの主人公がいつも目がニコニコでほんと可愛い。 原作のここ最高なんだよなぁというシーンがキッチリ見せ場になっていて解釈一致しまくりでした。 そりゃ「文字だけでもこんだけ面白いんだから、況んや素敵なキャラデザかつ繊細な表情の描き分けのされた漫画をや」ですよね。馬だけに。 電子限定書き下ろし小説がまたメッチャよかった……最高の一文があるので原作ファンは買ってください……! 原作のさかしま先生の書かれる作品は、どれも短編ながら非常に密度が濃くて、コメディチックでありながらシリアスとエモさとエロがバッチリ効いている独特の空気感が魅力です。どうぞ注目してください!
チョーカーをつけたアッシュヘアの若くて可愛いスナックのママがお客さんに家庭的な料理を振る舞う優しいお話。可愛いくて優しいママと庶民的な料理の組み合わせは「ネオ深夜食堂」って感じでソッコーでどハマりしてしまいました。 もうママに……ママに癒されたい……!これがバブみという感情なんだなと本能で理解しました。ママ〜〜!! なつみママはとにかくどこまで自然体に優しくてママキャラにありがちな不自然に性的に誇張された母性みたいなのと無縁かつ天然で「これを求めてたんだよ!!」って感じの女性で最高…! 近所にこんなスナックほしすぎておかしくなりそう……ママ……😭
なんかすごくよかったんですが読んでみてください!! なんとも割り切ったストレートな読み切り。 気持ちが良くて好感しかありませんでした!
すごい漫画ですこれは…。 素直にマッチングアプリ使ってるおじいちゃんも、それで出会ったのがきくお君というのも、きくお君のサーフィンスタイルも、なにもかもが素晴らしい。最高すぎる。 トーン使いも匠の技。新人さんと書いてあったけど、描画レベルは相当高いです。はやく次の作品を読ませてくれ〜!
これでもかってほど爽やかな感じがするのはコインランドリーが舞台だからでしょうか! 高校生とアラサーの恋 アラサー側が「高校生なんてだめだ」って拒絶するのも良いなぁと思ってしまい!2巻も買っちゃおうと思ったんですがまだなんですね 早く続き!2巻で両思いになるかな。。 爽やかな話好きなんで次巻に期待です!
袴を着て、長い髪をなびかせて、自転車に乗っている…「はいからさんが通る」といえば主人公の花村紅緒のこんなイメージが浮かぶと思いますが、実はこの姿の紅緒は2巻までしか登場しません。物語の大半はボブヘアーで洋装なんです。それというのも紅緒は職業婦人として出版社で働くからなんですね。 子供の頃にNHK衛星アニメ劇場で再放送を観たおぼろげな記憶しかなかったので、改めて原作を読んで「こんな話だったのか…!」と驚いた点がたくさんありました。めちゃくちゃギャグが多いし(笑)!!なにより大人目線で読んでみると大和和紀先生は少尉よりも編集長の冬星さんの方がどうやら好みっぽいぞ…というのがヒシヒシと伝わってきた(笑)。 でも、やっぱり「はいからさんが通る」の魅力は、紅緒さんと少尉が両想いなのに結ばれないもどかしさと、どんなことがあっても少尉を信じる紅緒の一途な強さですね。すべての少女漫画に流れる血脈がここにある…!!と思いました。
地方都市を舞台にした不倫マンガ。読み進めるうち「多肉植物」が次第にムラムラするワードに聞こえてくるから不思議…w しかも浮気相手の名前がムラタて。なんだかんだ段階踏みつつ、不倫に至るまで早かった〜。え?もう?みたいなスピード感。ただ作品に清楚な雰囲気があって、サラリとしたエロの感じがちょっと良いっス…(でも不倫はNO!)別の女性も登場してきたりして、これからもっと業が深くなっていきそー…。主人公、あんま不幸は似合わなさそうなタイプの女子っぽいので最終的に夫だけが酷い目にあってほしいな。 それにしても漫画アクションで連載してる「いとなみいとなめず」とは真逆の作風なの面白い。あっちでは純情な新婚生活を描いて、こっちでは不倫を描く、結構チャレンジングな連載でどちらも結末が気になる作品です。
日本版エマ!と言いたくなったのは私だけではない…はず…(もちろん設定はいろいろ違いますが)。10歳から女中をやってきたハナちゃんは、体は小さいけれど表情は堅く子供らしさは皆無。ひとり暮らしの翻訳家・令子さんとの暮らしの中で少しずつほぐれていくと良いなと思った1話でした。 最後に、令子さんの童話集を大切に持っているハナちゃん。令子さんのことは前から知っていたんですね。
割と自分も(後になって気づくと)大人向けのマンガを読んでいたので面白みは伝わると思うが、一般的に想像するような子供向けマンガのドタバタ感や分かりやすいオチはない。 地下道に住んでる大妖怪カエルちゃんとのやり取りが最高。 あんずちゃん「お前ここで何やってんの?」 カエルちゃん「何にもしてないよ 寝たり起きたり」「穴掘るのが趣味だからさーたいくつだと穴掘って遊んでるんだ」 あんずちゃん「かっこいいじゃん」 あるがままの自分でいい、ということではなく、こうなるしかない、みたいなキャラクターがいましろ作品の魅力。何もしてなくてもいい。宝くじで3億円が当たっても、やりたいことはなくていい。 とかく夢や目標を持たなければ駄目だと言われがちな小学生(そしてそれを分かっていて大人が喜ぶようにうまく立ち振る舞えてしまうやつ)にとって、こういうスタンスは目から鱗なんじゃないかと思う。 『グチ文学 気に病む』というエッセイにこの作品を描いている時の話が出てきて面白い。小学5年生が「先生と話がしたいから家に遊びに来てくれ」というファンレターを送ってきたり、宝くじが当たると色んな人がたかりにくる噂は都市伝説であることを担当編集が調べてたり(えらい)。 個人的には、いましろ節が利いてて、モラルの面でも思想的な面でも安心して人におすすめできる作品。
最高に面白い。つくみず先生って最高なんだよ。 不思議な世界観の日常4コマ。クラスのJKが話してる内容だけで笑えちゃう。主要人物達の強烈な個性と掛け合いも最高。試し読みだけでもぜひ https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF06201465010000_68/
毎日の仕事で疲れ倒れ転がり でんぐり返り、全てを投げ出したくなる時、この漫画を読んでMPを回復している。 そんなエリクサー漫画が単行本に!?オウ、ジーザス! どのページをめくっても癒される最終本型癒戦兵器。 最高な2人を見ていると燃え尽きた心が潤い、自然と微笑んでしまう。 令和に降臨した癒しの単行本、買って応援しませんか?
心不全とのこと。御年74歳、仕方ないのだけど寂しい。 代表作はやはりこの「風雲児たち」だけど、ホモホモ7やハムレット、スターウォーズドン・キホーテ?も好きでした。 以下抜粋 https://www.asahi.com/articles/ASP8M6VXRP8MUCVL016.html 79年に連載を始めた「風雲児たち」は、関ケ原の戦いから幕末の動乱へ至る壮大な歴史を、ギャグ漫画のタッチで生き生きと描き、歴史漫画に新しい地平を開いた。2004年に手塚治虫文化賞特別賞、20年に日本漫画家協会賞大賞を受賞。三谷幸喜さんの脚本で18年にテレビドラマ、19年に新作歌舞伎になった。続編「幕末編」を「コミック乱」(リイド社)に連載中だったが、未完に終わった。
「えっ…!?このゴリラの描き方見覚えしかない」と思って調べたらニコニコ漫画で読んでた『イケメンすぎるゴリラ』と同じ作者でした。 https://seiga.nicovideo.jp/comic/44118 https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKYNSe8/X1vJnKYNSfI ゴリラで作者を感じ取れるってどういうことって感じですが、両方読んで。絶対わかるから。 読むとめっちゃ元気出るしゴリラの顔が超かっこいい。 ゴリラを活かした笑いもすごい良くて世界で一番ゴリラ漫画描くのが上手い。 タイトルロゴが明らかにインスタで読む前から笑いました。天才か?
内容は、親同士が再婚してある日突然知らないイケメン男子と同居生活が始まっちゃった!どうなるの〜!?☆という話で、主人公たちが高校から大学までの数年間で様々な恋模様を展開しながらこの上なく完璧なかたちで完結する名作です。 そして、ママレード・ボーイ littleという素晴らしい続編へ続くことができるわけです。 りぼん連載当時のわたし(小学生)からすると、主人公たちは高校生ですが、やることなすこと全てが憧れの「少し大人の恋愛」に映っていたくらい、ママレードボーイは全体的に落ち着きと品があるラブストーリーでした。 吉住先生の(いい意味で)手描き感のない細くてキレイな線の影響もあると思います。 今思えば、登場人物たちは皆(実際にそういう設定なのかはさておき)それなりの富裕層家庭で育っており、身につけるものや振る舞いが上品。あの世界には不良とかヤンキーの概念がなさそう。 制服のデザインも凝っており、私服も洗礼されていてめちゃめちゃオシャレです。何度真似して描いたことか…。とくに女の子キャラの服装は今見ても可愛い。 なので、アニメで光希が水色やピンクの服ばかり着ているのが嫌だと先生が言ってた記憶があります。 個人的にはすず×蛍カップル推しですね。美しい容姿を持ち、スポットライトを浴びる者同士、お互いを高め合える関係で、わがままなすずちゃんとクールな蛍くん。ナイスカップル。 ママレは90年代りぼん作品の中では、ベスト3に入るほど好きです。
まさかの企業体質改善勧善懲悪漫画でびっくりした。思ってたのと違う。 お育ちがいいからこそどこまでも光属性で、無自覚に悪気なく真正面から地雷を踏みぬいていくとこが清々しくてよかった。
マガジンZという雑誌で連載していた『カルドセプト』という傑作TVゲームの漫画版です。原作はボードゲームですが漫画はクリーチャーを召喚して戦う冒険活劇です。 作者さんはゲームをリスペクトしており、設定や小ネタまで原作ファンを唸らせる工夫をしています。 単行本の表紙を見ていただければ解りますが、絵が非常に上手く、カルドセプトの世界観にもマリアージュ(奇跡的相性)しています。 主人公の『ナジャラン』が底ぬけに明るく 決して諦めない前向き少女なので、絶望的な状況でも物語をグイグイ引っ張ります。個人的に大好きなキャラです。 バトルはカッコよく、合間に入るギャグは笑えます。 あと数話で完結ですが作者さんの不調などもあり、主人公サイドがボロ負けした状態で長年未完になっています。いつか完全な形で最終回を読むのが夢です。 未完ではありますが面白い作品なので、オススメいたします。
台湾の2011年第二回金漫賞(ゴールデンコミック賞)受賞作。 近未来SFアクション作品!! めちゃくちゃ面白いです! 感染すると「機人」化し人を襲う謎の生命体「BABY」によって人類が絶滅しかけた近未来。 機人化をまぬがれた主人公エレットラ。 謎の少女アリス。 果たしてBABYとは何なのか…?! メカメカしい近未来ものや美少女アクションが好きなら絶対ハマります! とりあえず女の子がカワイイしカッコいい!(正義!!) 全5巻のようですがプロローグ的な1巻しか翻訳されていない模様…。 続刊を翻訳してほしい作品! それにしても謎の生命体「BABY」。 弐瓶勉の『人形の国』に出てきそうな造形…。
今から40年以上も前、少女漫画といえば、片思いでドキドキ…といった乙女チックなストーリーが多かった中、おどろおどろしいミステリー漫画で異色を放っていたのが高階良子先生です。 高階先生の漫画の中でも、ひときわドロドロ感が高かったのがこの「地獄でメスがひかる」。怖いもの見たさもあって、ドキドキしながら読んでいました。 少女には刺激の強すぎる展開ですが、愛という救いもあるところが、この作品の素晴らしさです。 思春期の少女の容姿コンプレックスを突いているので、現実にはありえないストーリーでも、主人公に感情移入できて、夢中になって読めたのだと思います。
最新14話までいちおう読んでるけど、なんか言葉にできないストレスがあってイマイチ内容に集中できなかった。 10話くらいからはマシになってきてなんでだろう・・・?って見比べたら単にコマ割りすぎだったんだって気付いた。 クソ暇だったんで、同じ号(サンデー26号)に載ってる3作品のコマ割り数を比べてみたけどやっぱ圧倒的に多い。 INCUBUS IN CLASSは面白かったんだけどな・・・。頑張ってほしい。 ▼バイロケーターズ 第4話 最多コマ数……9コマ/1p 平均コマ数……6.4コマ/1p 総コマ数……135 ページ数……21ページ ▼かけあうつきひ 第3話 最多コマ数……5コマ/1p 平均コマ数……4.0コマ/1p 総コマ数……95コマ ページ数……24ページ ▼MAO 94話 最多コマ数……5コマ/1p 平均コマ数……3.9コマ/1p 総コマ数……71コマ ページ数……18ページ
昔話の桃太郎でさえも順応してることが面白い。 これ好きです。
あらすじ/30代の主人公の女性がマッチングアプリで彼氏を作ろうと奮闘するもなかなかうまくいかないのであった。世の中はきびしい 感想/リアルかつ尋常でない濃さにおののく。マッチングアプリ怖すぎだろ。なんだこの地獄!? 変なやつばっかりの魑魅魍魎の地ではないか 戸川純のライブに行った話でなんとなく親近感を覚える 「好き好き大好き」いい曲だよね〜 なんかあんままとまってない感想ですがとりあえず覚え書き 自意識の泥沼にはまっていきましょう フフフ
コミックボンボンでオリジナル作品が打ち切られまくっていた時に作者様の体調もあり終了。後の再開は嬉しかったのですが、残念ながら往年のキレはありませんでした。 3巻以降は連載中断後の作品が含まれますので、自信を持って丸ごとオススメ出来るのは2巻までです。 でも3巻は最強キャラの中村さんなども登場するので、前半部分に限れば最高です。 続編の『プラス』『カケル』も駄作ではありませんが、この作品は無印が至高です。 ギャグはキレキレですし、時折入るプチ感動系エピソードも良い感じです。 とてもオリジナリティのある漫画なので、コメディ系ギャグ漫画に興味のある方は1読をオススメします。
とにかく絵がかっこいいからいつまでも眺めてられる。話も説明的じゃないのがいい。僕は影響されてボールペンで絵を描き始めました。
ポップな絵で救いようのない悪夢を描きますよね。 主人公の美月はどこかで拾った子供のキキとぺぺと引き連れて、不幸せな家を狙って宗教の勧誘。自身が崇拝する月人様のために言葉巧みに入会まで誘います。 美月の正体はゲスい宗教家ですが、キキとぺぺのことは道具くらいにしか思ってないのかと思いきや、まだ幼いふたりを献身的に世話する様子はとてもじゃないけど悪夢とはかけ離れている。まるで本物の家族のよう。 胸糞とは言い切れない、なんともいえない空気だけど魅入ってしまう漫画です…!
アスマンスカヤ帝国のハレムには、皇帝(スルタン)に貢がれた女奴隷(オダリスク)たちが暮らしている。 彼女らが「出世」するときには、皇帝のお夜伽の相手をし、世継ぎを産むという使命を果たさなければなりません。 オダリスクの1人・マハスティは、男子禁制のハレムに唯一出入りできる宦官(去勢された男性)と秘密の恋をしていましたが、ある日スルタンのお夜伽の相手として選ばれてしまう、という第1話。 奴隷という立場でありながら、恵まれた環境のハレム。しかし、課せられた使命に背くことはできない。マハスティが犯した罪がこのあとの話ででどう展開するのかヒヤヒヤするものの、絵と世界観の美しさ、そしてマハスティと宦官長の絡みのエロスに夢中です。
試し読み無料だったので1巻を読んでみました。ドラマの第一話の内容がほとんど1巻に描いてありましたね。ドラマの方が配役が面白いし、言葉とか小道具も今っぽくされていて違和感なく観れるので、ドラマをきっかけにして漫画を読むのがいいかもしれないです。でも漫画の方がキャラクターの心理描写が細かいし、大胆な演出があるので、ドラマを観たら漫画を読まずにいられなくなると思います。漫画は完結しているようなのでドラマを観ながら並行して読んでいこうかな。
ムーコの次の新連載も、犬!しかもでかい!まっしろもふもふ。名前はモヤ。グレート・ピレニーズという犬種らしいです。 飼い主は絵本作家でいつも締切に追われているひよりさん。 そしてモヤに遊ぼう攻撃を受けてブチ切れる猫のキリさんの3人ぐらしを描いた漫画です。 ひよりさんに「おっきい赤ちゃん」と呼ばれているモヤ、犬好きにはたまらなく可愛いです(飼うのは大変そうです)。
タイトルがセンセーショナルだけど、読み方で随分変わるかも。 自分は東大、というところに目がいったので 「こんな環境下でも東大いけんだ」 と、主人公の謎のハングリー精神や、親の教育とはなんぞやと考えてしまった。 これがフィクションなら総ツッコミして終わりだが、 作者「ハミ山クリニカ」先生の自伝的な話なようで、より考えてしまった。 (余談だが作者は、現役で芸大に受かり1年で中退し、東大に進学という「おい、『ブルーピリオド』息しているか?」みたいな、ギャグみたいな経歴の持ち主。) 東大生の家庭環境は、親の平均年収◯万円以上とか、どこどこ出身が多いとか、そういう数値的な一般論を出しがちだけど、 なんか東大落ちに 「自分が「そう」ではないから入れなかった」 という、言い訳を用意してくれているようで、いかがなもんかと思っていた。 昔、塾講師をしていたから、こういう情報が毒にも薬にもなるので。いや、大部分の人にとって毒にしかならない。 だけど、こんな異常値みたい人も当然いるわけで、どんな環境下でも「意志あるところに道がある」 ことを証明してくれて、こっちのほうがよっぽど共感できた。 部屋が汚く料理もしないけど、教育には熱心な母親だからネグレクト?と一概に言っていいのか疑問だが、そんな母親でもしっかり子供は育つ。 一方で、産まれて3歳から塾に通わせ、子供の時間管理を徹底的にして東大受からせた受験ママもいて、正直、自分的にはどっちも狂気だなと思う。 親と子供の関わり方、親の役割ってなんだろって考えさせられました。 4話ぐらいで父親との関係もわかってきて家庭環境の複雑さが増していきます。 なんにせよ、これから主人公が世間と接点をもって、いわゆる「普通」に変わっていくにか、「普通」との乖離に絶望するのか、どっちに転ぶのか楽しみです。 最新6話の終わりが不穏なだけに、頑張ってほしいっ!
あとがきを読んで知ったのですが、作者が初めてLINEマンガで連載したものをまとめた短編集らしいです。LINEマンガで連載したことによって何が今までと変わるかというと、紙の雑誌と違い電子ではページ数の制限がない。それにより、ネーム制作時にページ数に合わせて内容を削ったりする必要がなく、胸躍ったとのこと。 だからといってものすごく長いものが出来上がっているわけでもないですが、そういう意味ではこれまでの中でものびのびと描かれた作品ということになるのかなと思いました。 ただあとがきのなかでも言及されていますが、好きなページ数でのびのびと描いたら面白くなるのかというと、そうとも限らないですよね。漫画って難しい。すごい伊藤潤二オタクみたいな人が読んだらなにか思うところがあるのかは気になります。個人的には4編全部面白かったですけど。 面白いというか、伊藤潤二作品を読んでて常々思うのは「読みやすい」ということ。この短編集とかとくに、表紙があまりキャッチーじゃないので表紙だけ見て買う人ってそんなに多くないのかなと勝手に思ってます。だけど、実際に読むとその読みやすさに驚きます。 最後の「まどろみ」がいちばん好きです。
チャンピオンの新連載。はえ〜これメチャクチャ面白いぞ…!!?全く期待しないで読んだので良い意味で裏切られた! まず画の力が強いッ…!この絵のクオリティで週刊連載するのかよと想像して震えた。目に訴えかけてくるパワーのある絵だからこそ残酷さが引き立つ。 10戦勝ち抜きという設定(とこの絵の描き込み)から考えて、長期連載は考えていないのかも…? 赤嵐(せきらん)はなぜ荒野に住みアランと名乗っていたのか、鈴飾り少女との関係は何なのかメチャクチャ気になる! 【あらすじ】 黒曜(大御国)と翡翠(ディヴァ)の30年に渡る大戦は、炎龍大将軍率いる黒曜の勝利で幕を閉じた。戦勝国となった黒曜では炎龍が皇帝の座につき翡翠の人間を奴隷とし、老人は「歩く薪」として焚き、女は嬲って犯し、男は剣奴として殺し合わせた。 終戦から3年後、炎龍帝は優れた剣奴を集め「10戦勝ち抜いた『娑婆王』に天下を與える」という勅令を発する―― 【第1話】『娑婆王』暦 http://arc.akitashoten.co.jp/comics/syaba/1
するはず、するべき!と思っていましたが、やはりこの猫シリーズが単行本化するみたいですね!ぜっっっっっっっったいに買います。 今回の読切りは今までのシリーズの集大成のような内容 。 第一弾「KIKUO」の主人公「きくおくん」の行方を追うリチャード一行と飛行機の中で顔を合わせる今まで出てきたキャラクターの面々。この飛行機ごと買い取りたいくらいかわいいが集まっている… 単行本では、その後のきくおくんは出てくるのでしょうか…!?
※ネタバレを含むクチコミです。