当時の小学生はどんな気持ちで読んでたんだろうか

一番下のコメントへ

割と自分も(後になって気づくと)大人向けのマンガを読んでいたので面白みは伝わると思うが、一般的に想像するような子供向けマンガのドタバタ感や分かりやすいオチはない。

地下道に住んでる大妖怪カエルちゃんとのやり取りが最高。

あんずちゃん「お前ここで何やってんの?」

カエルちゃん「何にもしにもしてないよ 寝たり起きたり」「穴掘るのが趣味だからさーたいくつだと穴掘って遊んでるんだ」

あんずちゃん「かっこいいじこいいじゃん」

あるがままの自分でいい、ということではなく、こうなるしかない、みたいなキャラクターがいましろ作品の魅力。何もしてなくてもいい。宝くじで3億円が当たっても、やりたいことはなくていい。

とかく夢や目標を持たなければ駄目だと言われがちな小学生(そしてそれを分かっていて大人が喜ぶようにうまく立ち振る舞えてしまうやつ)にとって、こういうスタンスは目から鱗なんじゃないかと思う。

『グチ文学 気に病む』というエッセイにこの作品を描いている時の話が出てきて面白い。小学五年生5年生が「先生と話がしたいから家に遊びに来てくれ」というファンレターを送ってきたり、宝くじが当たると色んな人がたかりにくる噂は都市伝説都市伝説であることを担当編集が調べてたり(えらい)。

個人的には、いましろ節が利いてて、モラルの面でも思想的な面でも安心して人におすすめできる作品。

山下敦弘と久野遥子久野遥子で映画化!これは楽しみ。

In a departure, Japan’s Shin-Ei Animation, the studio behind two of the biggest anime TV franchises ever, “Doraemon” and “Crayon Shin-chan,” is tea...

コメントする
icon_reread
また読みたい
フォロー
icon_book
1巻を試し読み