名無し

日本版エマ!と言いたくなったのは私だけではない…はず…(もちろん設定はいろいろ違いますが)。10歳から女中をやってきたハナちゃんは、体は小さいけれど表情は堅く子供らしさは皆無。ひとり暮らしの翻訳家・令子さんとの暮らしの中で少しずつほぐれていくと良いなと思った1話でした。
最後に、令子さんの童話集を大切に持っているハナちゃん。令子さんのことは前から知っていたんですね。

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1934(昭和9)年という舞台といいキャラといい予想通りめちゃくちゃよかった…!

ハナちゃんの真面目一徹な感じがすごく可愛かったです。

1934(昭和9)年という舞台といいキャラといい予想通りめちゃくちゃよかった…!

ハナち...

カラー絵も素敵…!

2話は2人でハナちゃんの使用人部屋を整える回
それにしても本当に素敵なお宅…!

文机に令子さんの本をしまってるとこにキュンとしました

3話、ガスコンロを初めて見たときはみんな「こんなに楽でいいのか…?」って思ったんだろうなとほっこりした(^^)
あまり感情を顔に出さないハナちゃんの驚きと戸惑いが伝わってきた。

明らかにシャーリー(14歳のメイド!)と被る。
雇い人は美人の独身女性と言うのも一緒だし(笑)
ただ、“そこ”が近くても「お話」なのでストーリーが違えばあまり問題はないと思う。
例えば、「彼方のアストラ」は、「11人いる!」に酷似してる部分は多いけど、物語としての“核”になる部分が違うのであれはあれで、別個の作品だと認知されてるように思う(勿論、名作!)
人物像としてもシャーリーとこの女中さんはかなり違うし、生硬な可愛さがある。
今は1巻の発売が楽しみで仕方がない。

設定自体はかぶりますけど国も時代も違うと、全く別の話として読めますよね。おっしゃるとおり、この女中のハナちゃんと、女主人のキャラクターがかなり魅力的。長く続いてほしい連載。

発売日に早速1巻買いました。とても良かったです。特に瓦斯コンロのエピソードは可愛かった。
ところで雑誌で1話目を読んだ時に、ハナちゃんが応接間で待たされて「くつろぐとはどうすべきかわからず・・・」と片付けをしてしまうシーンがあったように記憶してるのですが、1巻には該当シーンがありませんでした。
しかしどう考えても初登場シーンでないとおかしいし、その画像(このページにもある)を見ると、令子さんとハナちゃんの着物の柄は同じ。でもソファの柄が違う?
単行本化に際して描き直したということでしょうか?
ハナちゃんの生真面目さを表すいいエピソードだと思ったのですが。
それとも、以後の展開に齟齬を生じる恐れがあり削ったとか、なんでしょうか。
好きなシーンだったので残念です。

コミックスはまだ買ってないですが、そういうシーンがあった記憶はなんとなくあります。できれば本誌掲載の第1話とコミックスを比べてみたいですね。

美人翻訳家と14歳の女中・ハナちゃんの日常にコメントする
星の謳歌
コメのセンスが良すぎるラブコメ #1巻応援
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兎来栄寿
兎来栄寿
『三十路とレディ』や『そうしそうあい』のりべるむさん最新作。 たまにいらっしゃるんですよね。ただの日常会話だけを延々と描いていてもひたすら面白いという類稀なセンスをお持ちの方が。りべるむさんは正にそうです。 本作は、都会で青春を謳歌していた女子高生の星野逢架が両親の離婚により田舎の祖父の家で暮らすことになり新たな学校生活をスタートしていく物語。 スタバもアイスクリームショップもなく、制服もダサく、ショッピングするには3駅離れたところまで行かねばならない土地でやっていけるのか。不安に駆られる逢架ですが、幸いにしてどんどんと友達ができていきます。 この友達たちが皆キャラが濃く、楽しいわちゃわちゃ感にまみれます。 目がぱっちりしてかわいい白石夏鈴は、一人称「かりん」。優しくて明るいけどドジで、一緒にいると水難に遭いやすい。 尾崎天真(てんま)は初対面で「胸鎖乳突筋が素敵だね」と言ってくる変態。自称「人のいいところに気づける才能」。 関岡山登は名前に反して海が好き。小学生のころに学校に生えてる木の実を全部食べても何ともない強靭な胃腸持ち。道に落ちてるピザは食べるし「マーマレードおにぎり」や「そばレタスおにぎり」、「たくあんレーズンサンド」など奇妙なものをよく食べている。 古川実智加(さねちか)は、動物が寄ってくるディ◯ニープリンセスのような体質。水族館に行くとスナメリに求愛されるレベル。人の色恋沙汰が好き。 松枝十夢(トム)は、逢架から見てもイケメン。顔面国宝だけれど、顔が浮腫むと美術工芸品くらい。 生活委員の牧野千由紀さんは真面目な普通の子で、この面子の中にあってはひと匙の清涼剤的存在です。 この愉快な仲間たちが、ただ駄弁ってるだけで既に面白くてずっと読んでいたくなります。 「見てみこのほどよい腓腹筋及びアキレス腱と覗くヒラメ筋」 「わかんないけど今イギリスの正式名称言った?」 とか 「出た食物連鎖の頂点としての自覚ある態度」 などのような、どこから出てくるのだろうと思うような面白いセリフの数々は中毒性があります。 制服アレンジによる教師との攻防など女子高生あるあるも散りばめられており、人によっては懐かしく思ったり共感したりすることでしょう。 コメディ色は強いですが、逢架と祖父の心温まる交流であったり、かりんの訳アリ感やそれを陰ながら支えていそうな天真であったり、ハートフルな部分も見え隠れしておりそこも美点です。 そしてラブコメのラブの部分もばっちりで、コメが強いこともあって落差でキュンがまた引き立っているようにも感じました。見ていて幸せになる組み合わせなので、掛け合い漫才をしながら仲睦まじい姿をずっと見せて欲しいです。 総じて大好きな作品で、2024年のラブコメでは一押しです。
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