かわいいキャラクターのコメディ調ですが、ちょっとしたシリアスやSFネタもあって、バランスがとれています。 近未来月面都市でほのぼの生活を送りながら、アニメロボット作りという目的があり、それが果たされ地球に行くクライマックスと後日談として語られるルナリアンの矜持にはジーンとくるものがありました。 もう少し余談を読みたい気持ちもありましたが、全3巻で真に完結している点でも薦めやすい作品です。
視点が新しく、書き込みが尋常でない。新たな展開が期待される。
『不思議なゆうなぎ』大庭直仁先生、COMICリュウWEBにて連載開始! 『恋の好奇心』 https://www.comic-ryu.jp/_koukishin/index.html 〈恋〉と〈愛〉は友達。ある時恋は、愛にポッキーゲームを持ちかける。恋の好奇心を、愛が受け止めた時……! 『不思議なゆうなぎ』の不思議な絵柄はそのままに、より「百合」恋愛コメディ色が強くなる様です。二人はこの先、どこまでエスカレートするのか、楽しみです!
※ネタバレを含むクチコミです。
絵が綺麗ですし、こういう系好きには細かいツッコミは置いといて一気に読み切ってしまう面白さを持っているジャンル的に薦められる作品です。 連載時だと引き伸ばしかかってるかなと思われる箇所はありますが、完結した今だと気にならないでしょうし。 最終巻がマルチエンド別冊なのは面白い試みでしたが、結構被っているので、超バットと超グットくらいもっと大胆に分岐させた方が良かったかなとは思います。
主人公の春人(9才)は兄の修介(15)と母親の3人暮らし。家計は母親がパートの掛け持ちをして回しているが、ものすごく貧乏…。学校でも問題児扱いで手が付けられない程に不良の兄は、弟のことをコキ使うし平気で殴るし、母親ともケンカばかりしている。この母親が父親の再婚相手で、離婚して二人を引き取った…実は血の繋がりのない関係というのも驚いたけど、だからって「いい人」な訳じゃなかったのが一番衝撃的だった。逃げ場がない主人公がかわいそうでしんどいはずなんだけど自分は引くことなく読めた。見届けなければいけないと思わせられる漫画だった。紙版は3巻までしか出てませんが電子版は6巻まで刊行されています。
あやかしが見える少年、四月一日は、ある日導かれるかのようにある店へと入ってしまう。店主である侑子は言う。ここは願いをかなえる店だと。 四月一日は、あやかしが見えなくなって欲しいと願うも、対価としてこの店で働けと言われてしまう。労働力が願いに見合ったとき、願いをかなえると言われるが…? バイトとして侑子の店で働く中、四月一日に待ち受けるものとは!? 2022年春、実写映画化!この機会にぜひご一読ください!
クチコミのタイトルは主人公が本編内で発するセリフを借りました。読んでいる時まさにそんな気持ちでした。 実際のところは何もわかりませんけど、著者が描きたいものを描いてるな!と感じられる漫画を読むと、読んでよかったな〜という気持ちになりますね。ネルノダイスキさんがこの作品を描いている姿を想像すると、さながら何かの職人のように原稿と向き合っていそうです。とくに8話目なんて一体どうやって描いてるのかめちゃくちゃ気になります。 この作品は、タイトルそのまま主人公が不動産屋に連れられて様々な家を内見する話です。あまりにも想像の斜め上をいく物件ばかりで、主人公と不動産屋のテンションの差がだんだんと開いていくさまが笑えます。しかし最後は読者の想像の斜め上高度5000メートルくらい上空をいくものでした。 気になった方にはもれなく読んでほしい、いや、体験してほしい!!! ちなみに、集合体恐怖症の方はゾクッとする場面が多くあるかもです。お気をつけを。
大物作家・芹沢錬太郎に連載を確約させる条件、それは担当編集が彼の目の前でゲテモノ料理を食うこと、すなわち「ゲテ喰い」の儀に挑むことであった…。次々現れるキワモノ料理を目の前に「ぜ、絶対に嫌だー!!」と言いながら毎回「食ってみるとうめー(泣)」ってなってる新人編集・朝陽さんの姿が読者の涙を誘います。 真面目な話するとやってることがガチのハラスメントじゃん!というレベルなので人を選ぶノリではあるかも。個人的には他人に強制するくせに芹沢先生は絶対に食べないのが特に印象悪くしてる気がします。「文豪たるものゲテ喰いたれ」つーんならお前も体を張れや! とはいえ絵もきれいだし女の子キャラはかわいいしなぜだか出てくる料理は美味そうに見えてきてしまうのでキャラのノリにも出てくるメシにもついていけるかどうかは読んで判断してくれ…!という感じですが、想像も及ばないような料理が出てくるのは純粋に楽しいです。代わりに登場人物が犠牲になってますが。 あとは朝陽さんと他社の編集の足立さんがキャッキャしてるとこ(表紙の絵)が尊いのでそこですね。そこ。次巻以降は芹沢先生もゲテ喰いに巻き込んで溜飲を下げてくれねーかなぁ!
①どエライ面白い ②すっごく面白い ③新連載1話目として高い完成度でむっちゃ面白くて次の話もメチャンコ楽しみ
エロいというけど、見せるものはスパッと 見せてくれるので 返って爽快なのだ。 一番いけないのは、見えそうで見えないやつ。 こういうマンガは 脳が勝手に想像してしまう ので 返ってエロいのだ。
読みにくいの一言でそれに見合った面白さも今のところない。 5話ぐらいで読む気力湧かなくなるコースかな。
金髪縦ロールお嬢様界にまた素晴らしい逸材が現れましてよ。 ひょんなことから学園を仕切るザ・お嬢さま北条さんのために恋愛小説を書くことになった隠れWEB小説家の野上くん。 ビビりながら断るつもりが恐ろしいことになぜかふたりはお付き合いすることになるのです(本当になんで???) まぁ詳しくはあらすじを読んでくださいな。最高の設定なので…。 北条さんの高飛車っぷりは、見ててヒヤヒヤするほどですがそれらは全て照れと緊張の裏返し。自宅でメイドの吉田に喝と叱責を入れられる「吉田パート」でのギャップがかわいさを倍増させてます。もうずっと見ていたい。 アンジャッシュみたいなスレ違いが起きながらも徐々に距離が近づいていくふたりの関係に悶絶必至ですわよ!
身も蓋もなさすぎて気持ちがいい!潔い! ハウツー的にもオカズ的にも実用性はないけれど、オール下ネタで期待に違わぬ面白さです。 欲求不満女子・せっこが合コンしたり温泉旅館でナンパしたり音信不通だった彼氏と再会してみたり…性欲を満たすべく奮闘するお話。 ワンチャンあると思ったら勘違いだったり、性欲が前に出過ぎてドン引きされたり。 受け身すぎてもダメで、前のめりすぎても引いちゃう。そういう流れでさりげなく、でも確実に誘いたいし誘われたい。 めちゃくちゃ難しいことを男女共に求めてるんだからめんどくさい!! めんどくさいけど、そのめんどくさエピソードを友達と共有するのは楽しかったり。 セックスの誘い方は学べないけど、セックスにまつわるくだらん話はいついかなるときも面白い! 酒飲みながら読むと友達と遊んでる気分になるのでおすすめです。
女性セブン最新号読みました。なんだか緊張感のある話になってきました。頬に刀疵がある、明らかにヤクザの大親分らしき人がバーに入っていって、次回、どうなるんだろう。VIPと呼んでいるところが、イカゲームぽくて、胸がざわつきます。来週が待ち遠しいです!どなたか、読んでませんか?話し合いたいですー
とにかく、真子ちゃんがメチャメチャ可愛い!レオはあほっぽいが超明るくて、かなり読みが深い!そして、超タフ!これは、あの、あげちゃう!女教師の大和正樹先生の少年誌時代の傑作ではないか!
私はリクくん推しです😘 一途なヤンチャDKかわいい✨
トリビュート作品って、今まで面白いモノに出会ったコトが一度も無かったんですが、自分が寄生獣好きってのもあるけど、ムッチャクチャ愛に溢れてて良かった。 萩尾望都先生のスピンオフとかホント天才的っす。 平本アキラ先生のは大爆笑しましたw
序盤のお父さんの脳内完全にお爺ちゃん笑 60代半ばの人の思考だなぁと思いました。 身の回りに48歳の人が居ないんだろうけど。違和感。
そう、こちら野愛さんのクチコミ読んで第一話に触れてから、1巻待ち望んでたんですよ。ご紹介ありがとうございました! https://manba.co.jp/topics/32200 野愛さんのクチコミの通り、主人公はカワイイけれどとてつもなく駄目でクズな浪人生。思考回路が下衆で、不真面目で、人の言うことをちゃんと聞かず……。 そんな主人公は癒されたくて女性向けデリヘルのお姉さんを呼ぶんですが、その時にお姉さんのある秘密を知ってしまう……もう嫌な予感しかしませんね笑。 しかしここで大事なのは、主人公は何もできなかった、という事。 そこから分かるのは彼女の良心ではなく、彼女のお馬鹿さだったり、狡さだったり、お姉さんを独り占めしたい気持ちだったり……綺麗ではないけれども、複雑で強い心の動きがある。 さらにはお姉さんの隠している二面性も見えてきたり……カワイイ二人の癒し癒され空間を楽しみながら、なかなかどうして読み応えのあるストーリーなのです!
ブラインドサッカーって存在は知っていたけど「視覚障害者がやるサッカー」という認識しかない。目隠しをすれば誰でもできたりするのかな? 全盲の主人公がブラインドサッカーを始める…のか?という第1話だったけど、全盲なのに普通のサッカーの経験者というのがめちゃめちゃ気になる。
最近ヤンマガで始まったオカルトホラーサスペンス漫画だけどマジなのかギャグなのかが判断できない。 宇宙人の造形をチュパカブラを意識しているのかな みんなは面白いと思う?
「神童」ではピアノ、「マエストロ」ではオーケストラ、そして音楽3部作のラスト「ミュジコフィリア」では現代音楽と作曲がテーマになっています。現代音楽も作曲もあまり馴染みのないマニアック度の高そうなテーマですが、読んでいて音楽が流れてくるような感覚になれるのは他の2作品と同じでした。しかも「ミュジコフィリア」は音楽だけでなく偉大な作曲家の父を持つ腹違いの兄弟の確執も見どころです。主人公は音楽の才能に恵まれているものの愛人の子供なので環境に恵まれた兄に引け目を感じてしまい、あえて音楽を避けて生きてきたのです。しかし現代音楽と出会ったことで自分の音楽への想いに向き合っていくようになります。優秀な学生を集めて作曲合宿をするシーンでは「未聴感の音楽とは?」について語られるのですが、まさに「いい漫画とは何か?」と一緒だと思いました。ここについてもっと掘り下げて知りたい人はさそう先生の「マンガ脚本概論 漫画家を志すすべての人へ」を読むことをオススメします。
たーし先生が漫画家人生を振り返りつつドンケツのロケマサと会話する8ページ。デビューしてからの12年間はヤンマガ一筋だったのに「ヤンマガをクビになって以降ロケマサというヤクザと契約してしまった」のだとか…ww https://yanmaga.jp/comics/%E6%88%91%E6%BC%AB%E3%83%AF%E3%82%AC%E3%83%9E%E3%83%B3
ジャンプの表紙からすでに面白さ120%だったけど、期待通り1ページ目から最後までずっと面白かったwww 白鳥スゲー好きだったから本誌でつるん先生の作品が読めるのホントうれしい…!! 【『週刊少年ジャンプ』公式サイト】 https://www.shonenjump.com/j/rensai/mitama.html 【第1話】『code1/その男、ミタマジョー』 https://shonenjumpplus.com/episode/10834108156685052717 (追記: 2019/09/30 3話まで無料配信してます!)
各惑星には点数があり、1000年に1度 恐怖の大王が調査に来ます。 点数は悪行で減少し、ゼロになったら有無を言わさず滅亡です(作中では既に火星が滅亡)。 1999年7の月 4畳のボロアパートに降臨した当代大王 ハルマゲは地球の点数(2000点)をゼロにすべく調査を開始しました! ゴミの分別不良 ー5点! 殺人未遂 ー1点! 手編みのマフラー +200点!! 手作り弁当 +500点!! 保険金サギ ー5点! 強盗 ー2点! 毎日 手作り弁当 +3000点!!! 少女・野亜(のあ)が善人過ぎて際限なく増えていく点数。 ハルマゲを連れ戻すために降臨した妹マルスや部下のメギド姉弟も次々に野亜に堕とされ地球に定住。 6畳1間にお引越しします♪(4畳に4人はキツイので) 少年ガンガンの2p企画で勝ち抜き 増刊号で連載化した作品です。 作者さんは芳文社の4コマ誌でも複数の漫画を連載されましたが、個人的にはハルマゲどんが1番好きです。 後期の作品は絵が微妙な時がありますが、この作品は増刊連載だった事もあってか丁寧に描かれています。 ご町内の皆さんとゴミ拾いする恐怖の大王が見たい時はこの漫画が最適だと思います! あと、野亜が可愛いです(最重要)。 電書化していない上に作者さんが引退状態(多分)なので古本で探すしかありません…。 ガンガンが超人気雑誌になって過去作を片っ端から電書化してくれる事を願っています。
高丘親王航海記とても面白いです。美とエロスの人というイメージがあった澁澤龍彦ですが、ストーリーの奇想天外さに驚かされながら楽しく読んでおります。近藤ようこさんの絵のタッチが合ってますよね。ユーモアと色気があってうっとりします。この近藤さんのツイートを見てから毎号すごいものを目撃させていただいてるんだなという気持ちになりました。 https://twitter.com/suikyokitan/status/1243929971392835586 あんなに不思議な物語のすべてのエピソードを同じページ数で書くのはもちろんですが、それを漫画にするのも神業ですよね。
初代『鉄拳チンミ』から数えて、再来年で40周年を迎えようとしているレジェンド漫画が連載再開! いまだに連載が続いていることに感動しています。 読んでる人いたら語りましょう。 全巻までのあらすじ 暗殺集団の最終目標は「国軍を里もろとも大爆発に巻き込み、暗殺者たちが国中に散らばる」ことだった! 計画を阻止すべく、チンミと仲間たちは隠れ里内部で打開策を探すことに。 爆破の点火場所をつきとめたセキト、ジンタン、ビケイは国軍の精鋭四人と合流し、罠を無効化するため急ぐ。導火線へと向かうセキトだが、点火する後一歩の所で生き残りの暗殺者に阻まれ、転落の危機に! 一方、土と岩の部隊に追われるシーファン、タンタンの前に、樹の部隊長・スイセイを退け、グガンと共に御館様を追うチンミの姿が。各地の暗殺者が続々と集結する中、『水軍反乱事件』以来となるチンミ、シーファン、タンタン“三人の共闘”が再び――!!
サンデーで新連載の妖怪ショートストーリー。25pの中に3つ妖怪の話がある。長くても10pくらいで一つの話になるショートストーリー系。最近新連載多いけど、こういうのはなかった。 さくさく読めるし妖怪はちょっとキモくて可愛い。
個人的な考えだけど、ジャンプ+で本作を読んだうえで単行本を買った人のうち、結構な割合は「作者のあとがき」を目当てに買ったのではないかと思っている。 理由はわざわざ書かなくてもなんとなく伝わる気がするが、「タツキ先生はどう思っていたんだろう」というのを知りたかったのは多分自分だけではないはず。 結論から言うとこの単行本にはあとがきは載っていなかった。 カバーの折返しに付いてくるコメントとかもなし。 なので、なんとなく「各々が感じたものを大事にしてください」みたいなことなのかなぁ…とちょっと煮え切らないながらもまぁ納得していた(そもそも作者が自分の作品にあとがきを載せる義務はない)。 …のだが、このあと刊行された『藤本タツキ短編集』の最終ページにはあとがきが載っている。それもなんと『ルックバック』についての話が。 引っ張っておいてなんだけど、何が書いてあるかはここでは書かない。作者のそのままのことばで読んでほしいし、そうすべき内容だと思うから。 でも『ルックバック』がタツキ先生にとってどういうものだったのかが真摯に書いてある…と自分は感じた。掴みどころがない普段のコメントとかツイートの印象もあって、殊更そう感じたのかもしれないけど。 内容にほんの少しだけ触れると、『ルックバック』の単行本にあとがきがなかったというか、載らなかった理由もきちんと書いてある。 自分はこの理由がすごく好きだった。 そんなわけで、まだ短編集を読んでない方はぜひ手に取ってみてほしい、という話を『ルックバック』のクチコミとして投稿した次第でした。
今日ジャンプラで公開された「破戒!令和因習村」がインパクトすごかったので、同じ作者の前作を読んでみた。こっちもいい。というか主人公の顔、こんなにシンプルでいいのかってくらいシンプルなんだけど(1秒で描けそう)推しキャラの輝きとの対比でこうなってるんだろうきっと。にしても地味だなw 「推し」をテーマにした漫画はたくさんありますけどその中で一番好きかもしれない。そうだよ、推しがいるから頑張れる。推しがいるから生きられるんだよな。
これマジでメチャクチャ良かった。強烈な個性と絶妙なガバガバ感が最高!主人公・青炎が阿闍梨だというのがちゃんと伏線になってる展開好き。 流石は極悪美女軍団 卍を描いた人ですね…もうなにもかもファンキーすぎる。 なんといっても表紙が秀逸。これで読みたくならないわけないだろこんなん
ずっと存在は気になっていたものの「ド違法だよ」騒動などもあり少し敬遠気味でした。いざ読んでみるといい意味で先入観が覆されて面白かったです。 「ニーチェ先生」みたいに斜に構えて偽悪的なこと言う説教漫画なのかなと勝手に想像していたのですが、「社会人の悲哀」とか「ダメ大人の自虐」を吐く死んだ目をしたお兄さんに、共感のような同情なようなものを得るという、ハジけた感じの表紙からは想像もできないようなある意味「オッサン向け漫画」でした。 自分で吐いた毒で自らが傷ついていく裏道お兄さんに涙を禁じえません…
中の絵は上手く迫力があって、ダイジェストになり過ぎず盛り上げる場面はちゃんと盛り上げていて、後の世にも大きな影響を与えている無人島サバイバルの名作を一巻で見事にまとめていると思います。題名だけ知っている人が漫画で概要を掴む目的ならばうってつけの作品でしょう。
主人公の名前はなぜか主人公の特技や職業に近くて内容は強引で合理的ではない展開で多少の矛盾なんて気にしないこういうタイプのマンガを無性に読みたい時がある。 内容は万年ちゃんこ番の力士が親方のひとり娘と結婚したいが親方にちゃんこで鍛えた料理で横綱になれと言われて一流料理人たちと勝負していく。勝負だけではなく妙な人情話なども入っている。昔単行本一巻しか出ていなかった覚えがあるのだが電子版では完結していた。
ローティーン向けのマンガにもガールクラッシュの波が…。今や若者は原宿でなく新大久保に行ったりするそうですが、「アイドルで世界を目指すなら韓国留学」というめちゃくちゃ「今」な作品。名前や見た目は変えつつも、絶妙に現実世界をモデルにしてるあたりKポップ好きにも楽しめます。自分も生まれ変われるならBLACKPINKとかITZYみたいになりたい(1日14時間練習はしたくない)。
初めて韓国に行ったのは2012年、それからほぼ毎年旅行していたのに、コロナのせいでこの2年は我慢を強いられてきた。ようやく一般人にも制限が解除されそうとの噂を耳にしたので、この漫画でモチベーションを高める。 原作者は韓国料理好きが高じて留学し、東京でお店を開いている。そのため紹介する料理は精進料理から定食、市場、スーパーでの買い出しまで幅が広く、レシピも載っている。特に市場での海鮮は未体験なので行ってみたくなった。 タイトルに「ひとり」とあるが実際は現地で友人たちと一緒に食べているので、1人で食べる際の参考にはならない。最近では韓国でもひとり飯(혼밥)が定着しつつあるみたいだけど、基本的には沢山の人と沢山の種類のおかずを食べるのを良しとする文化。よく食べてよく飲んでよく遊ぶけど次の日は朝からしっかり仕事する、あのエネルギーをチャージしに行きたい。
かわいいキャラクターのコメディ調ですが、ちょっとしたシリアスやSFネタもあって、バランスがとれています。 近未来月面都市でほのぼの生活を送りながら、アニメロボット作りという目的があり、それが果たされ地球に行くクライマックスと後日談として語られるルナリアンの矜持にはジーンとくるものがありました。 もう少し余談を読みたい気持ちもありましたが、全3巻で真に完結している点でも薦めやすい作品です。