江戸くんも最高。 弓月先生の傑作。
久しぶりに恋愛が物語のメインになっている少女漫画で心を動かされました。
※ネタバレを含むクチコミです。
最近見かけたんだけど、ちょっと高くて手をだせなかった。 まさか電子書籍で販売されているとは思わなかった。 東考社が発売したクマゴローの性春と中身がどう違うのかの細かい点はわからないが、『まんだら屋の良太』のプロトタイプのような作品が収録されていたもよかった。 小学生の頃は畑中純はそんなに好きじゃなかったけど、最近は何読んでも面白い
炎の画家ゴッホがもつ従来のイメージとあまりにもかけ離れたキャラクターが描かれていて、戸惑いつつも面白く読めるのだが、そういうことだったのか! とラストでわかる。ときおり出てくる幼い頃の思い出が胸を打つ。ただ二巻で完結ではもったいない、冷静沈着に見える弟テオの、才能あふれる兄に対する秘めた思いや苦しみ、葛藤をもう少し読みたかった。
はじめは、動物たちがしゃべって人間みたいに生活しているのに違和感がありましたが、それを受け入れられれば、ハマります。特に3巻ぐらいから一気にアツイ展開なので、続きが気になってしょうがないです。 ヒロインでウサギのキャラクターがいるんですが、はじめは全くかわいくないのに、物語が進むにつれて、ウサギなのにかわいく見えてきます。まるでGANTZのタエちゃんのように。。。
アメリカ先住民の戦士の怨霊が日本の皇族の少女に憑りついてアメリカと白人に宣戦布告、、なんだこの荒唐無稽かつ攻めすぎなストーリーは!生前退位などの時事問題も取り入れつつ明らかに実在人物がモデルのキャラクターを多数取り揃え(画像参照)、バキにシンゴジラに北野武?パロディもぶっこみまくり。 んでこの怨霊パワーがあまりに強くて軍隊でも歯が立たないんで神社にお祓いに連れて行ったり僧侶を呼んだりもうめちゃくちゃで最高です。
【掲載誌】 ビッグコミックスペリオール 2018年4号(2018年1月26日発売)より連載開始 【代表作】 『HUMANITAS ヒューマニタス』 【公式ページなど】 山本亜季 Twitter https://twitter.com/_aki_0623 賢者の学び舎 Twitter https://twitter.com/KENJYA_superior
ドラゴンボールのキャラで1番格好良いと思うのはベジータ! 孤高の戦士ですな〜(*^^*) ブルマがベジータと結婚?したの、わかる!という感じで(^^ ベジータとブルマのなれそめを見たい!
漫画の専門学校が舞台か〜 恋愛シーンもありそうだけど、創作者になろうとする部分が大きいだろうから 単純にさわやかなだけの青春ストーリーにはならない気もする
http://to-ti.in/product/hourai ここで連載してます。 中国の昔話が漫画化。どれも極めてシンプルな短編ではありますが、可愛くキャッチーに描かれています。チャイナ情緒溢れてます。 第3話「狐の掟」がとても辛く悲しい話で衝撃的。日本の「ごんぎつね」や「鶴の恩返し」などの昔話も、辿れば中国にルーツがあったりするのかななんて思います。
こういう読みたいんだけど、当時の雑誌を買うしかないマンガが電子書籍になってる世の中は最高だな 内容に関してはあえて触れない。読むときは大画面でよんでふくしま政美の劇画を全身で味わってほしい これを電子書籍で見つけた時はマジでこんなリアクションになった
久しぶりに全巻一気に読んでやっぱりむちゃくちゃ面白かった。 今読むと多少古臭い部分もあるが、「ラグビー」「柔道」「プロレス」編のどれも面白いし、三四郎/馬之助/虎吉/参豪の友情もいい 特に好きなシーンは、卒業直前に三四郎と参豪が柔道で勝負した後の「テクニック派でもパワー派でもない、 闘魂派のレスラーになるス。 」とデビューもしていないのに自伝を書いているところ
アニメの出来が素晴らしいので読んでみたら漫画も素晴らしかった! キャラクター萌えを控えめにナチュラルに、背景や食べ物などの絵と併せて雰囲気が最高。 前期アニメの少女終末旅行を少し思い出す空気感の良さだが、画面の雰囲気がちょっと違うかな。今風に線がスッキリしていて見やすいがしっかり描き込まれてもいるので満足度高い。いい意味できららっぽくない。
ポストまどか☆マギカな漫画のクチコミも幾つか書いてきましたが、なんかもう、ここまでくると魔法少女大喜利みたいになっちゃってますよね。侵略する側になっちゃったし、もっと言えば"魔法少女"である必要すらあるのかないのかって感じで、ちょっとGANTZ要素やタイムスリップ要素の入ったパニックホラー、それ以上でも以下でもない感じです。第1話でいきなり変な侵略者にクラス全員殺される──とかどっかでみたことありまくりすぎてネタバレにもならないオープニングですが、読み進めていけばいろいろごった煮で狙いすぎな中に、どれかひとつ自分にとってフックになるものがあるかも、というある意味飽和攻撃みたいな漫画かもしれません。 感心するのは、実にバラエティに富んだ方法で残虐に人間をぶっ殺しまくるところですね。見てて飽きないです。 ちょっと残念なのが、言葉選びが全体的にあんまり上手くないところですね。報道にパニックになった民衆が「日本はどうなっちまったんだ…!」「日本は…」「日本…」ってざわつくんですが、なぜ「世界」でも「この街」でもなく日本という単語を選んだのか、とか、お巡りさんのことを「ポリ公」呼びとか、シリアスな置手紙に手描きで三点リーダーとか……まぁツッコミながら読むのもバニック漫画の醍醐味かもしれませんね、彼岸島然り。。。
『カードキャプターさくら』の続編が放送され、『魔法少女まどか☆マギカ』以降荒み切ってしまった魔法少女業界が浄化されていくようです。尊い…。 しかしこの『魔法少女 俺』も「ポストまどマギ」的魔法少女に他ならないわけですが、ベクトルがベクトルなんで一緒くたにしていいのかどうか…。。言ってしまえば『魔法少女プリティ☆ベル』に匹敵する出落ちギャグ漫画です。タイトルでお察し。 魔法少女のファンシーなイメージを逆手に取ったギャグといえば「大魔法峠」や、近いところで『撲殺天使ドクロちゃん』なんてのもありましたが、本作中に登場する「マジカル☆手榴弾」「ステッキ(物理)」で敵の返り血を浴びる主人公の姿にもその傾向が強く見られます。 そもそもがこれ、広い意味ではBLですよね…?TS魔法少女なんてまぁ今どき珍しくないけど、BLの方に魔法少女を持ち込むという発想は正直どうかしてますね。独創的すぎてついにアニメ化までしちゃいましたよ。表紙の女の子はこんなに可愛いのに、どうしてこうなった
タイトルの"もがき"とは呼吸を止め、数十秒間、ただもう我武者羅にペダルを全力回転することを意味する競輪用語である。 あらすじにある通り主人公は特異な容貌でかっこはよくないが、読み終わった後には不思議とかっこよく見える。 あとがきにもあるけどこれ面白いのになんで一巻で終わったんだ...
愛蔵版が出ていたので、これを機に読んでみた。 敵討ち執行代理人という職業が存在するifな世界。仇討ちが認められているけれど、直接やりあうことは出来ない人がほとんどなので、双方とも代理人を立てることがOKという、合法的な殺し屋のお話。 主人公が特にぶっ飛んでいるけれど、だいたいどいつもこいつも頭のネジが数本くらい外れていそうなキャラクターばかり。まともなことがまともではないのでは?と思うくらいイカれた連中だらけだ。どこもかしこも狂ってる。 鬼気迫る荒々しい描写、混沌とした人間心理、エロティックというよりも動物的な性表現。一見するとエログロ満載なバイオレンスアクションにしか見えないかもしれない。しかしその裏に何やらメッセージが隠されているような不思議な感じだった。 まだ1回読んだだけなので、そのメッセージ性は掴みきれていない。何度か読めば何か掴めるかもしれない。 なんともはや松本次郎先生っぽさ全開。好みが別れる作品だと思うけど、ぜひ手にとって読んでみてほしい。
【掲載誌】 モーニング2018年7号(2018年1月18日)に掲載 【公式ページなど】 http://www.moae.jp/comic/morningzero_shumatsutricolor
成年コミックの人気作家が一般誌デビューとなると何かと話題になりますが、大暮維人やtosh(佐伯俊)を筆頭にアダルトで鍛え上げられた画力を武器に大ヒットを収める例も少なくありません。 成人向コミックの超ベストセラー「少女マテリアル」を世に放った画聖・鳴子ハナハルも、大勢のエロ漫画ファンに惜しまれながら現在は主戦場を一般紙やアニメに移している作家のひとり(一柱)です。(ちなみに「少女マテリアル」は百万部いわゆるミリオンヒットらしいです。桁が違う…) 「かみちゅ!」は広島尾道を舞台とし、ある日突然神様になってしまった少女を取りまく不思議な日常を描いた現代和風ファンタジー。2005年に放送されたオリジナルアニメの漫画化ですね。 制作スタジオ「ブレインズベース」が高クオリティで名を上げた作品でしたが漫画も負けてはいません。アニメスタッフ自ら手掛けた貞本エヴァやガンダムTHE ORIGINなどを除けば、当時としてはこれほど気合の入ったコミカライズって珍しかったんじゃないでしょうか…?上北ふたご先生のプリキュアシリーズに匹敵する出来だと思います。 キャラが可愛いとか話が面白いとかだけじゃなく、みっちり描き込まれた背景と醸し出される町の息遣い、郷土愛みたいなものが、ご当地アニメとしても愛された「かみちゅ!」原作とシンクロしていて、そういう意味でも「完璧に成功したメディアミックス」と言えそうです。 ハナハル先生、「翠星のガルガンティア」以来数年ぶりとなるアニメ「A.I.C.O. -incarnation-」キャラ原案らしいです。Netflixで配信とのこと…うーん、ハードルが高い…。またコミカライズの執筆とかしてくれないでしょうか? 完全に余談ですが、今放送中のアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」のコミカライズを矢吹健太朗が手掛けていますね。田中将賀がデザインしたキャラクターを矢吹先生が執筆とは、なんという贅沢。。ハナハル先生とは魅力のベクトルがだいぶ異なりますが、エロ界2大巨星のアニメコミカライズ、読み比べてみるのも面白いかもしれません。
「DAYS」連載前に安田先生が描いていたサッカー漫画。「DAYS」と同じ世界の話なので、どちらを先に読んでも楽しめます。 自分は、「振り向くな君は」を先に読んだので「DAYS」で犬童や成神たちが登場した時は相当興奮しました。 「DAYS」を先に読んでいたとしても桜木高校の面々がどのようにサッカー部を作っていたったのかを見ることができて楽しめると思います。 とにかく、この時は成神が柄本並に良い子の中の良い子なので「DAYS」読んだ時にたまげました。 「振り向くな君は」という作品を語るのに「DAYS」という言葉を5回も使っててアレですが、併せて読むと倍楽しめると思います。 この4人の変貌っぷりも楽しめるポイントです。
「何でとんかつとDJ?」と誰もが思うことでしょう。そして、そう思った時にはスデにこの作品の術中にハメられているのです。オリジナリティという点において、他の追随を許さない異色作。この数奇なマンガは、しかし驚くほどに堅実な作りでテーマを溌溂と語り、かつその存在自体がマンガ界の一つのあるべき姿を剥き出しにします。 **「とんかつDJ」とは一体… うごごご!** 「とんかつDJ」という、誰もが初めて聞くであろう謎の単語。そして、この絵柄。「ちょっとアレなギャグマンガかな?」という印象は、半分は間違っていません。 > No matter I be cookin' meat or droppin' beat!!(豚をアゲるか客をアゲるかに大したちがいはねぇ!!) > All what matter is yo move to the groove!!!(重要なのはオマエがグルーヴを感じるかだ!!!) という、今作最大の名言とタイトルが示す通り、本当にとんかつを揚げつつDJとしてクラブをアゲるという内容のマンガです。 主人公は、実家である渋谷道玄坂のとんかつ屋「しぶかつ」で働く若者・勝又揚太郎。 仕事に意欲はなく漫然と日々を送っていたある日、とある切っ掛けで初めてクラブへと足を踏み入れる。その新天地(ユートピア)でクラブカルチャーの魅力に取り憑かれた揚太郎は、とんかつを揚げてクラブもアゲられる「とんかつDJ」を目指す……。何を言ってるか解らないと思いますが、考えないで感じて下さい。この作品に流れる熱いバイブスを! フライヤーやミキサーといった単語を始め、「キャベツの千切りと同じBPM」、「ぬか床だと思ってディグをする」、「音の組み合わせはまるで串かつ」と、クラブカルチャーの全てを無理やりとんかつ屋に結びつける強引さ。相当に嫌いじゃありません。 しかし、このマンガはただのイロモノではありません。 友情、努力、勝利が詰まった正統なるジャンプマンガの系譜上にある作品なのです! それこそ、揚げたてのとんかつのように、熱い熱い作品なのです! 揚太郎が想いを寄せる可愛いヒロイン・苑子ちゃん、圧倒的に自分より兄弟なライバル・屋敷、一度は深い挫折を覚える様、自分を高みへと導いてくれる師匠・オイリー……。外側だけ見れば突飛なマンガですし、一日ラード3かけで結ばれる師弟関係などツッコミどころも満載なのですが、一つ一つの骨子を見て行くと驚くほどオーソードックスな作品です。 苦しくも熱い修行シーン。1000回のアタマ出しや無限スクラッチを繰り返す中で、確実に何かを掴み得ていく揚太郎。 その結果生じる、確かな成長。とんかつ屋としてもDJとしても、着実に少しずつステップアップしていく揚太郎の姿は実に正統派な感動を与えてくれます。 又、DJというテーマに関しても少なくとも想像するよりはずっと真摯に描かれており、「DJマンガ」として読んでも差し支えありません。コミックスに加筆された幕間のDJコラムと併せて、クラブカルチャーを知らない人でもこの世界について学びながら楽しめます。 一目見て「絶対この人とは仲良く出来ないだろうな」と感じながらもいざ話してみると意外と普通でいい人だった(でも相変わらず外見はちょっとぶっ飛んでる)、そんなマンガです。 **マンガの”絵”** 今作は良いマンガだと断言します。しかし、こと絵に関しては、はっきり言ってしまえば素人が描いているような拙さです。そして、ただ上手くないというだけではなく、言ってみれば丁寧さも欠如しています。 たとえば、集中線。普通は一点を定めそこに向かって線を引いていくのですが、中心点も取らずアバウトに、恐らくフリーハンドで描いています。もし、マンガの学校でこんな描き方をしたら明らかに注意されるでしょう。 しかしながら、私はこういった部分こそが逆説的に今作の素晴らしい点だとも思うのです。 言うまでもなく、マンガにおいて絵は重要です。「ある程度綺麗な絵でないと読めない」という読者は一定数います(個人的には勿体ないと思いますが、各々の嗜好なのでそこはとやかく言うべき所ではないでしょう)。プロの漫画家に、雑誌掲載に求められる最低限の画力というものもあるはずです。 あの『進撃の巨人』がかつてジャンプやチャンピオンに持ち込みに行って蹴られたというのは有名な話ですが、その大きな一因が絵であったことは想像に難くありません。マガジンで佳作を取った時にも、ストーリー7点、構図・コマ割り8点、独創性8点など高い評価を受けていましたが、絵は2点でした。その時よりは格段に進歩しているとはいえ、未だ画力の問題を論じられるケースも多々目にする『進撃』。しかし、その評価や売上は圧倒的です。 つまるところ絵は重要ですが、必ずしも綺麗で上手い絵が必須ではない。むしろ、荒々しくても内容が面白ければ正当に評価される。そんな時代になって来ていると感じます。 近年ではマンガ作品を発表する場が限りなく広がっていることにより、その表現の自由度もますます高まりつつあります。そして、求められる画力のハードルというものも著しく低くなっていると感じます。『同人王』などは正にその典型例。決して商業誌に載せられる絵ではないですが、中身は圧巻。 その『同人王』や『ワンパンマン』のONE先生を輩出した新都社、裏サンデーのU-2リーグ(残念ながら見られなくなってしまいましたが)、マンガボックスのインディーズなど、絵だけ見れば従来の雑誌に載っているのが想像しにくい、しかし凡百のマンガにはない魅力を持った作品が沢山あります。 こうした土壌が醸成されて来た故に、『とんかつDJアゲ太郎』もスムーズにジャンプ+に掲載され多くの人の支持を受けることができたという側面はあるでしょう。そして今や絵を描かない原作者としての道もあります。多数の成功事例と共に専門の賞なども創立され、多く開かれるようになって来ましたし、実際に『テラフォーマーズ』や『賭ケグルイ』など巷を賑わせるコラボレーションが続出しています。 このように今まで日の目を見る機会を持ち得なかった作品やさいnが表の舞台に台頭してくることによって、一つの事実が浮き彫りになって来ます。本質的に、マンガは自由なんだ、と。 **マンガの自由さと『はじマン』** ここで、もう一つ紹介したいのが、『ヒカルの碁』のほったゆみ先生による『はじマン』です。  百聞は一見に如かず。知らない方は実物を見てみて下さい(http://tonarinoyj.jp/manga/hajiman/)。 このマンガは、「マンガを描くことを特別な行為だと思わずに、誰もが当たり前にカラオケで歌を歌うようにマンガを描けたら素敵だよね」という理念のもとに、気楽に自由にマンガを描いてみることを提唱する作品です。そんなこと言っても絵なんて全然描けないし……という人にも、まずはものの試しにコマを割ってみるという体験をしてみよう、と薦めてきます。 友人同士で有名なキャラクターを何も参照せずに描き合うと意外な画伯が発掘されて面白いですが、そんなノリでこの遊びを飲み会などでやると意外な程に盛り上がって楽しいので、騙されたと思って試しにやってみて欲しいです。 マンガを全く描いたことがない子供や大人が描くマンガ。そこにこそマンガの本質がありありと存在しています。たとえば、1ページに20コマを詰め込む人がいました。そこでなされたのが、「これは流石に多いよね?」「いやいや、本当は何コマ描いたって良いんだよ。大きい紙に描けば良いんだから。原稿用紙に描くという都合に縛られているだけだよ」といった具合の会話です。もう、私はこの作品を読んで目から鱗が何枚も落ちました。 マンガってすごい。マンガって自由だ。 そして、今はそんな自由なマンガがその存在を広く許されるようになって来ているのです。良い時代になったものだ……。 **マンガと制作環境の進化** 現在ではマンガの制作環境も大きく進化しています。Comic Studio一本あればトーンが貼り放題というのは、一昔前からすれば革命的です。このDIOの時代には一枚数百円から千円ほどもするレトラやICのトーンをチビチビ欠片も無駄なく使っていた……。デリーターが30%オフセールと聞けば、F-MEGAのロケットスタートの勢いで飛び出したものだ……。それが今では、無料で使えるクラウドアルパカというソフトなども登場しました。 カラーイラストにしても、今はSaiのような安価で高性能なCGソフトがあります。わざわざコンプレッサーを買って使ったエアブラシが誤噴射して黄緑色が頭部付近で炸裂し、ファンキーなスプラッタイラストになってしまったあの日々を遠い目で回想します。宮城とおこ先生に憧れて買い揃えたドクターマーチンが幾らしたと思ってるのか。 背景やオブジェクトを描くための資料も、今はヘリコプターであろうがサグラダファミリアであろうが画像検索で何でも簡単に調べられます。そして、人体でも風景でもスマホで簡単に撮影してファイリングできます。一昔前は、わざわざ現物が見られる場所まで行って写真を撮るか、あるいは記憶に焼き付けるといった手段を取るしかありませんでした(それによって逆に集中力や観察力が培われていた側面もあるのかもしれませんが)。写真を撮ってもそれをプリントするまでに何時間も何日も掛かるなど今や考えられませんね。 そんな現代においては、昨年に何と東西線の中で通勤時間中に描いたという『RAPID COMMUTER UNDERGROUND』も刊行され、話題となりました。つくづく凄い時代だと思います。 今でもPCやタブレット一台で描けるマンガ。3Dペンによって、空間そのものが原稿用紙になる『ドラえもん』のような世界も既に来ています。近い将来、歩いたり運動したりしながら描いたマンガや、高山や深海、あるいは宇宙で描いたマンガなども登場するかもしれません。その時には、今のマンガという言葉から想像される概念とは大なり小なり変遷していることでしょう。マンガの進化を生きている内にどこまで見られるか、楽しみです。 **素晴らしい時代に感謝と期待を** 現在では、マンガを描く為のハードルもそれが認知され読まれる為のハードルも限りなく低くなっています。それは、既存の漫画家にとってみればただでさえライバルが多い世界で更に生き残るのが難しくなるという意味で脅威的なことかもしれませんが、面白いマンガ・新しいマンガがより生まれやすい世界であることは業界を活性化させますし、一人のマンガファンとして喜ばしいことです。 もしも絵が下手であることで気を悩ませている人がいたら、そんなことは何も気にしないで良いと『とんかつDJアゲ太郎』を差し出しながら言いたいです。 大切なのは、自らの偽りなき魂やパッションを存分に込めること。そうすれば、きっとこの広い世界の誰かには伝わります。誰かに届く作品が生まれます。誰かを幸せにできます。描くか描かないかで迷ったら、是非とも描く方を選んで欲しいと、私もこの世の誰かに伝えたいです。 ※余談ですが、この記事を書く前に万全を期してかつ丼を食べておきました。マンガ界初の巻頭カラーとんかつグラビアもあいまって、読むととんかつを食べたくなるので覚悟と準備を完了してから読んで下さい。
『シュトヘル』は、自分が何の為に生きて闘うかを強烈に問うて来る作品です。 人は誰もが例外なく、死という絶対的で問答無用な消滅を迎えます。そこに至ってしまえば、それまでに築き上げた知識、技術、経験、財産、人間関係……全てがゼロとなります。 一方で、当人が鬼籍に入った後も、人の世の中で受け継がれて行くモノがあります。人の想いを紡ぎ、時代を越えて大きな影響を与え続けるモノがあります。 「それは百年先でも価値を持つか?」という問は物事を推し量る一つのものさしですが、百年千年と人の寿命の何倍も何十倍も連綿と人の世に残りその価値を受容されるモノというのは、ある種、人が人のままで人の領域を超えた部分に触れているようにも感じられます。 それは例えば書かれた物語であったり、描かれた絵画であったり、建築であったり思想であったり……勿論、漫画もその一つとなり得るでしょう。もし自分が死んでも、自分の遺したモノによって、どこかの誰かに感動や安らぎを与えられ、より良き未来を作る一助を担えたとしたら、そんな素晴らしいことはありません。 『シュトヘル』で描かれる高潔なる志と闘いを目の当たりにすると、自分もそういったモノに焦がれる気持ちを掻き立てられてしまいます。ただの歴史物とは一線を画す、魂に訴えかける叫びが聞こえて来るような漫画です。 **一風変わった、歴史物** 『シュトヘル』の舞台となるのは、13世紀初頭のユーラシア大陸。 13世紀といえば、モンゴル帝国が歴史的な躍進と繁栄を遂げた時代です。 チンギスハンがモンゴル帝国を建国してから3年経った1209年から物語は語られ始めます。 モンゴルの末席であるツォグ族の皇子として育てられたユルールは、戦を好まず書に張り付き、文字を愛する幼い少年。そんな彼は、実はチンギスハンの息子です。一方、モンゴル族の頂点に立つ大ハンことチンギスハンは、ある理由から敵国・西夏の文字に対して異常とも思える程の憎悪を持っており、地上から根絶やしにしようとします。ユルールは、そうして西夏文字が滅び行くことを嘆き、憂いていました。煩悶の末、ユルールは兄を始め一族郎党を敵に回し、西夏文字を守る為の闘いを始めます。 正直、私はこの辺りの歴史に詳しくはありません。しかし、『シュトヘル』はそんなことは関係なく、それぞれの人間の感情に移入しながら楽しめますので、歴史物は今一つ苦手、という人も食わず嫌いせずにてに取ってみて欲しいです。 **文字を巡る物語** ユルールが文字に対して語る言葉に込める熱量は凄まじく、そして美しいものです。 > 文字は生き物みたいだ。 > 記した人の思い ねがいを伝えようとする。 > その人が死んでも文字は託された願いを抱きしめているようで… > 文字は、人を憶えておくために生まれた。遠くにあっても、時を越えても、人と人とが交わした心を伝え続ける…… だから心底美しい。 > おれはあこがれる―― > この文字でしかあらわせないものがあって、この文字でしかあらわせない心がある。おれはそれと生きている。 文字という物が如何に素晴らしい創出物であるか、それがどんなに人類にとって大事な可能性であるか……。幼くも透徹した眼差しを伴いながら、折に触れて語られて行きます。普通の歴史物や戦記物であれば、家族や恋人や友人や同胞、国や故郷を守る為に闘うのが王道です。しかし、ユルールはそうではありません。彼は文字を守る為に、もっと言えば未来に存在する人の持つ可能性の為に、兄や実の父をも敵に回して闘うのです。 他方、「今日を生きる者のためでなければ、死屍を越えては往けないのだ」と語る、ユルールの兄である勇猛な戦士ハラバルの気持ちも解ります。甘い考えは捨てて闘いに身を投じなければ、自らの一族を、女子供をも死の淵に立たせることになる。最も大切なものは今生きている人間であり、その為に自分は闘う。全くもって正論です。現実を受け止め、自らの責務を全うする彼も、主人公であっても良いほどに器が大きく、魅力的な人物です。 それでも、どちらにより憧れを抱くかと言われれば、私は圧倒的にユルールなのです。現実に向き合わない夢想と断じられたとしても、文字を通して生まれる奇跡のような感情の紡ぎ合いの暖かさ、ユルールが文字の力に感じる可能性は否定しようがありません。それは、『ガンダムUC』で「可能性の獣」と呼ばれた概念にも似ています。ある側面から見れば愚かしくすらありながらも、それでもより高貴なあるべき姿を追求しようとする人の心。私はそれは掛け値なしに美しいものだと思います。 西夏文字の総本山である、番大学院が焼き討ちに掛けられる時、その院長である吉祥山がハラバルとなす対話も秀逸です。 > 「殺し合いに明け暮れる者にはわからぬ。生涯をかけた仕事は命そのものになる。命をかけるべきものになる」 > 「命をかけるべきものがあるという言葉は病だ。この病が跋扈する度に大勢が死ぬ。この病の者は目の前の人間を見ない。人間をを道具とし恥じることもなく同胞・眷属を顧みない。…守るべき者を」 > 「――血や一族のみを守るならば人間は永遠に縄張りを奪い合うだけの獣ではないか」 このシーンはセリフだけでも痺れますが、それを語る表情、そしてその背後に映るものとモノローグによって示される、互いの想いの丈とそのルーツ、更にはその先で明かされる真実、全てが渾然となって心と魂に響いて来ます。それぞれにもっともだと思わせるものがある、確固たる信条のぶつかり合い、鬩ぎ合いは堪らなく面白いものです。 『シュトヘル』には、これ以外にも数え切れない程の名言や名シーンが溢れているので、苛烈な時代に生きる人々の熱き想いの数々を是非直に堪能して欲しいです。 **絵の魅力** 伊藤悠先生は、一枚絵も魅力的ですが、それ以上にアクションを描くことに秀でています。それは、全五巻以下の漫画で傑作を挙げるとすると往々にして名前の挙がる『皇国の守護者』でも証明して見せた通り。 静と動を巧みに使い分けて、これだけ動きを上手に表現できる女性作家は、とても稀有です。変形ゴマは少なく、長方形のコマが主なのですが、それでも動作が非常に栄えているのが特徴的。 ここまで全く名前を出してきませんでしたが、もう一人の主人公であるシュトヘルの獣のような動きの殺陣は、妖しくも美しいです。 そして、何よりも伊藤悠先生の絵で魅力的なのは、表情。 ゾクゾクするような相貌、射抜かれるような眼力が頻出します。もう、この魔的な表情の数々を眺めているだけで楽しめる位です。伊藤先生の漫画を読んでいると、表情の描き分けの大事さを思わせられます。その結果、シュトヘルになら噛み殺されても良いかも、と割と本気で思える程にキャラクターに魅力を感じていきます。あの荒川弘先生をして「投稿雑誌で伊藤先生のハガキだけオーラが違って当時からファンだった」と言わせるのも道理です。 **『シュトヘル』という祝福** 13世紀のユーラシア大陸を舞台にしている作品というのは貴重で、そこで少年と美女と老人と大鷲が旅をするというシチュエーション一つとっても独特の魅力を持った作品です。又、喪われた文字を巡る物語、という題材だけでもロマンを掻き立てられる人もいることでしょう。 ユルールが本懐を遂げられず文字が完全に喪われていたとしても、どこかの誰かの未来のために闘った彼の覚悟と勇気が、時間や空間を越えて人の心を奮い立たせるでしょう。そして、あるいはその人が可能性として描いた理想の未来を作っていくのかもしれません。そうなれば、それこそ人に与えられた「祝福(ユルール)」ではないでしょうか。
タイトルの圧倒的キャッチーさと、謎めいたストーリー、WEBにあっても書店にあっても存在感が凄いです。一見物凄く邪道な設定やキャラクターに見えて、読んでみると「人間性」や「人間関係」が緻密に描かれているあたりある意味すごく真っ当でもあるのかも。 臆病な童貞の主人公、依存体質の年上彼女をはじめ、一見ただの根暗オタなのに恋愛上手だったり、チャラいヤ●チンバンドマンたちにも色んな奴がいたり、群像劇としてキャラクターを観察しているだけで面白いです。もちろんサスペンスとしてのストーリーも気になりますが(笑)
『絶望の犯島―100人のブリーフ男vs1人の改造ギャル』『漫画ルポ 中年童貞』も面白かったが、新しく始まったマンガもヤバそうだね
『バカビリーバー』『A-BOUT!』の作者の最新作。けっこう好き。
2巻の刊行を記念して、渋谷で原画展が開催されています! 展示の様子をマンバ通信でお伝えしています。 https://magazine.manba.co.jp/2018/01/13/kondouakino_genga/ 近藤聡乃『ニューヨークで考え中』②刊行記念 自選原画展 2018年1月12日(金)〜2018年2月28日(水) 会場 NADiff modern 〒150-8507 東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura B1F TEL 03-3477-9134 開場時間 10:00〜20:00(金・土は21:00まで)※定休日ナシ
ゆでたまご先生の傑作
「四月は君の嘘」新川直司の、これが出世作ではないでしょうか。現在連載中の「さよなら私のクラマー」の前日譚にあたりますが、これ単体で非常に素晴らしい作品なので推したい漫画です。 女子中学生のサッカー少女が男子に混ざり圧倒的にフィジカルで劣るなか、持ち前のセンスと負けん気で果敢に挑んでいく。この先、高校生にもなってしまえば、子どもの頃からのライバルである男子と一緒のピッチで戦うことはできなくなる。「さよならフットボール」はそんな恩田希の最後の挑戦であり、刹那の輝きの物語だ。これが感動せずにいられるか!ラ●ライブサンシャインとか、横浜フリューゲルスとか、そういうのに弱いんです私の涙腺は。
漫画好きでなくとも一度は名前を聞いたことがあるであろう超大人気作品。 アニメ化も二度され、実写映画化までも! 幾度となく日の目を浴びた本作ですが、名前を知ってるけど結末は知らないんだよね〜〜なんて声をよく聞きます。 そんなやつらには、馬鹿野郎!結末まで見てやんないと!お前の中のアルフォンスはずっとデケエ鎧じゃねえか!なあ!?の心の中で強めの一喝を入れて 「最後まで読んでみたら?感動するよ〜」といった具合にソフトにソフトに全巻読破をすすめています。 少年漫画の王道の中の、そのまたど真ん中をバリバリ140kmくらいで最終話まで進み切っているのに、自分が成長して大人になって読み返しても心を動かされるセリフやシーンが沢山ある本当に素晴らしい漫画だと思います。 だから名前は知ってるけど結末はね〜〜なんて、もったいない!!!頼むよ!!!結末まで!!見てくれよ!!!! それで、あのシーンよかったよね!とかの話させてくれよ… こんな感情的な文章を書きたくなるくらい語り合いたい名作です。 いつか言ってみたいマスタング氏の言葉を添えて、締めたいと思います。
なんか少女漫画だと恋愛のついでに仕事してるみたいなのが多いけど、これは意外にちゃんと仕事してた。でも恋愛も結構してた。 なんか中途半端な終わり方だなーとおもってしまうけど まあそれもいいというか、そういう方が長く印象に残る気はする。 世の中の恋愛はほぼうまくいかない?から、リアルなのかな~みたいな。
表紙がきれいでなんとなく買ってみたけどよかった…! ファンタジーなんだけど人間関係機微?みたいなのが描かれてるのがよかった。あとやっぱり白黒でも色が思い浮かぶなーと。 調べてみたら王国の子の人だった(読んでないけど)
なんか応援したい
FGOは未プレイながら、これ読んでみたらなかなか面白いですね。元々ゲーム性はともかくシナリオは那須きのこ氏ということで気にはなっていたのと、二次創作が盛んで表紙の「マシュ=キリエライト」という子はSNSでもよく見かけて可愛いと思っていたので、ようやく人気の理由を実感できました。確かにこれは良い。 Fateシリーズは人がいっぱい死ぬだけに、闘う者たちの死に様散り様は最大の見どころではあるんですが、始めは驚きはしたもののやはり別冊少年マガジンという掲載誌にも合ってますね。カワグチタケシ先生も「女王陛下の補給線」結構好きだったので期待したいです。
マンガだとアニメより先も見れるのでオススメ。
温かみのあるタッチと可愛らしく親しみやすいキャラクター、いかにもコミックリュウって感じの漫画です。 大英帝国の植民地支配の最盛期となる19世紀の東南アジアが舞台で、依頼を受ければ市場にとどまらず時に山や森に分け入り、どんな珍しい花でも見つけ出し採集する「植物採集家」の話。いわゆるプラントハンターってやつですよね。 登場人物たち、とくに女の子がとても魅力的です。この2巻の表紙の子なんてこんなお嬢様みたいなナリしてとんだ跳ねっかえりで、木には登るわ縄抜けするわの大立ち回りw 商会の護衛のハリエットも個人的に大好きなんですが、4巻でようやく表紙を飾ってくれました。
ドラマ・映画が大ヒットで、もはや説明不要な本作。 2018年の幕開けにと改めて、原作を読み直してみました。 読了後、心の中で一言 イエ〜〜〜〜最高〜〜〜〜!ウワァ〜〜!!!ァ〜〜〜〜〜〜!!!! 想像上のこうなったらいいのにな〜〜が、最高の形でラストまで再現されていく王道中の王道。 森田先生…なんでこんな名作描けんのよ…と興奮しながら読んでいると納得するコメントが(※画像参照) 本人も熱い人だから、こんな熱い作品描けるんだなーって納得しました。
WEB漫画舐めてました。鳥肌が立ちました。ポップな見た目からキャラと雰囲気だけと侮ってはいけません。 この短い全1巻に職業クリエイター物語としての完結したストーリーが詰まっており、さらに映画マニア的エッセンスが登場人物やストーリーに深みをもたらしているように思います。クライマックスの見開きで鳥肌が立ち、最後の一コマで目頭が熱くなりました。 あとは月並みですけど、やっぱり映画が見たくなりましたね。ゴッドファーザーやニューシネマパラダイスなど多くの人が見たことありそうな名作を取り上げつつもコアな話もしてくれるので色々漁ってみたくなります。なかでもキャラ紹介で触れられた日本のアニメ映画3作まだ見たことないので配信あればいいなぁ
オレオレ詐偽の加害者を取材した『老人喰い』とか書いてる鈴木大介が原案してるだけあって、裏社会の雰囲気がリアルに伝わってくる。隠語や業界用語、手口などを枠外の「すずきメモ」や「すずきレポート」で詳しく解説してくれるのも楽しい。 時間厳守(30分前に到着して逃走経路など確認する)、派手な格好しない、キャバクラ行かない、酒飲まないなど、裏社会でやってくには表社会以上に真人間にならないといけないようだ。 主人公たちは悪徳業者から金を奪うグループなので感情移入はしやすい。怖いマンガと思って避けてたけど、ギャグ要素も多いし、何より詐偽の手口に詳しくなれるので防犯に役立ちそう。
「pupa」の茂木清香最新作。互いに捕食・被捕食の関係にある異種族のふたりが、言語や本能を超えて絆を育んでいく物語。 地上の大多数を占める「人間」と、人間を捕食する「獣人」、そして獣人を狩る「狩人」。ヒエラルキーの頂点である種族「狩人」は命を奪うべき相手「獣人」とは本能的に言語でのコミュニケーションができない(情が移らないようにするため)。そんな狩人・ウルが幼い子供の獣人・マニと出会う。 言葉で会話ができない両者は如何にして強く結びついていくのか。さらに、第1話のラストで示唆された信じがたい結末に本当に進んでいくのか。1話読んだだけでこれほど傑作の確信のようなものを得たのは久しぶりかもしれません。(第1話はここで読めるみたいです↓) https://comic.pixiv.net/works/4260# あと推せるポイントとしてはマニがとてつもなく可愛い!わしゃわしゃしたくなる可愛さというか、庇護欲?父性?母性?育てなきゃ…!!という謎の感情が沸き上がりますw甘々と稲妻ですね。 気になるポイントは、「狩人」という種族の正体ですね。見た目は「人間」と変わらず、人間に仇なす獣人をただ狩る存在。彼らはなぜそのように生まれたのか。それが、もしかしたら先述の結末への足掛かりになるのかも?
もちろん演出的な誇張もあるし、抽象的な話も出てくるので完全に理解はできないのだが、現在のコンピュータの元になる概念を作り上げた偉大な数学者の思考や興味の対象、彼が生きた時代背景を把握するのに良い。 絵も可愛くて、数学や科学的な思考が詩的に表現されているので、理系科目を見る目が変わると思う。
17世紀のヨーロッパで活躍する日本人の傭兵「イサック」がとにかくカッコイイ漫画。火縄銃なんて日本史の授業で単語覚えたくらいしか馴染みのない代物って感じですが、表紙を見ればわかる通りこの男が構えると超カッコいいんすよね。伝説の武器かなにかですかって感じ。実際に当時の火縄銃の命中精度ってどんなものだったんでしょうね?(教えて詳しい人)ちなみに作中のイサックは超絶スナイパーでした。 あらすじや時代背景の解説はここ読むとわかりやすいかもです https://magazine.manba.co.jp/2017/08/26/1st-isakku/ 次から次へ戦いに身を投じていくイサック。因縁の敵みたいのも出てきてますます先が気になります。
内容の方は江戸風の世界を舞台とする時代劇ギャグ漫画 「おとぼけ茄子先生」にくらべてだいぶ読みやすいがよくジャンプでできたなと思う下品な下ネタも多い このマンガでプラナリアの存在を知ったのだけはよく覚えている。 BASTARD!! ‐暗黒の破壊神‐の休載の代理で掲載されたので、第1話が巻頭カラーでなかったという珍しい作品でもある。
中国軍が尖閣諸島へ攻め入るということは実際にありえる話だが、それをマンガ化していることに驚き。 はたして日本は勝てるのか、今後が楽しみである。
爽やかで甘酸っぱい恋愛を描いた青春群像劇、からの急転直下。周到なミスリードで、予測もつかない展開へと引きずり込まれていく。 作者の成家慎一郎先生といえばあちこちの出版社からありとあらゆるジャンルの作品を何でも屋の如く発表しています。傑出した画力と独特の魅力・雰囲気があり、個人的には十指いや五指に入るくらい好きな漫画家かもしれません。というのも表紙やパラ読みした雰囲気が好きでなんとなく買ってみたら、またこの作者だった…というパターンがあまりに多くて、この「ドロップフレーム」もその一つだったりしますw ここからは多少のネタバレになりますが、謎解きや入れ代わった時系列、タイムリープなどの要素って恋愛モノのとりわけギャルゲーやラノベなどのオタクコンテンツではもはや定番とも言えると思います。「ドロップフレーム」も読んでまず思ったのがエロゲみたいな話だなと(褒めてます)。「君の名は。」なんかも、慣れてない一般人が見たら面食らうらしいですね。 2巻まで読んで結末を知らないので、読み終わったらまた書きにきます。
江戸くんも最高。 弓月先生の傑作。