おんなのこがいるばしょは
女の子がいる場所は
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あらすじ

「ここに描かれている遠い国の少女と私たちは一緒だ。そう、私たちは差別される側。認めるのはつらいけど、事実を知れば知るほど『ぶち破ってやるぞ!』と力が湧いてくる」山内マリコ(作家)「こんな世界が情けなくてやるせないけど知らないままの方がよっぽど恥ずかしいからページをめくる手を止めない冷笑的な態度に負けたりするもんか生まれついた性別で育った場所で奪われる夢があるなんて絶対に間違ってる」宇垣美里(フリーアナウンサー)「わたしたちは結婚しないと生きていけないの?」サウジアラビアに暮らす10歳の少女サルマ。同級生の姉は、顔も見たことのない8つも年上の男性と結婚する。外ではヴェールが必要で、大好きだったサッカーはもうできない。モロッコ、インド、アフガニスタン、そして日本……国も宗教も文化も違う少女たちに降りかかる「女の子だから」を見つめる作品集。◎ダークでファニーな怪談御伽噺『かわいそうなミーナ』も同時発売。◎やまじえびね ビームコミックス好評既刊『レッド・シンブル』全3巻『ナイト・ワーカー』『アイム・ノット・ヒア やまじえびね作品集』『女神たちと』(共著:河井克夫他)◎コミックビーム 公式ツイッター@COMIC_BEAM

バクちゃん
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あらすじ

「ねぇ? 日本は、東京は、どう見える?」第21回文化庁メディア芸術祭【新人賞】を受賞した著者が贈る、移民バクちゃんの「すこし不思議」で「すこしリアル」なダイバーシティ物語。夢が枯れた故郷から地球へやってきたバクちゃん。永住をめざし賢明に生きるバクちゃんの目にうつる東京は、わたしたち「みんな」の世界かも。

ねったいぎょはゆきにこがれる
熱帯魚は雪に焦がれる
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あらすじ

都会の高校から、海辺の田舎町にある七浜高校へ転校してきた小夏は、周囲にうまくなじめずにいた。そんなとき、七浜高校水族館部のひとり部員である小雪と出会う。お互いが抱える寂しさに惹かれ合ったふたりは――?電子特別版には、作者萩埜まことがTwitterで更新中の描き下ろしイラストやコミックを10ページ追加収録!

寄り添う孤独と瀬戸内の光 #完結応援

愛媛県大洲市長浜を舞台とするこの作品は、井伏鱒二の小説『山椒魚』をモチーフとした作品でもある。 小説の〈山椒魚と蛙〉となぞらえられる、二人の女子高生。閉じ込められるのは、孤独という名の岩屋。そこは暗く冷たいが、二人の外に広がる光景は眩しい。 穏やかな瀬戸内海は、いつでも心を癒してくれる。高校の水族館部の魚や水生動物は愛らしい。そんな光景の中で、孤独を抱える二人はお互いの孤独を知り、不器用に身を寄せ、言葉を交わす。 寂しいという感情を持つ人が「寂しい」と人に告げる事の困難さが描かれ、これは私の物語だ、と思わされる。 しかし私は、その先の光景を知らない。 二人が「寂しい」を告げた、その先の光景はとてつもない煌めきに満ちていて、私は己が体験した事の無いそれを、少しの寂しさと、大きな喜びで眺める。 他にも所謂「優等生」が抱く重圧や孤独について、私の実感と非常に近い物があり、これが描かれた事で私も少し救われた気がした。 二人の関係性に恋愛だの友情だの、区分をつけようとすると最後まで混乱するだろう。この二人はこの形なのだ。そんな事よりも、暗い孤独に共鳴する全ての人に柔らかな光を見せてくれるこの物語を、そのまま丁寧に享受したい。

あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
なるえのせかい
成恵の世界
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あらすじ

雨の日の放課後、飯塚和人は不思議な少女・七瀬成恵に心奪われた。成恵は貧乏性の宇宙人!?特技はテレポート!そんな彼女と交際を始めた和人の未来は…?

しんせつざわーるどいずまいん
真説 ザ・ワールド・イズ・マイン
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あらすじ

本能のままに暴力を振るい続ける、狂気じみた謎の男モン。そのモンに憧れ、破壊行動に協力する爆弾魔トシ。旅を続けながら二人は爆破テロを繰り返す。時を同じくして、巨大な熊のような謎の怪獣「ヒグマドン」が突如日本に出現、圧倒的な力で人々を殺戮していく…。多くのアーティストやトップ・クリエイターから絶賛を浴びる現代最大最凶のバイオレンス巨編が、大幅な加筆修正を加えた「真説」として新生!

いやはやあたみくん
いやはや熱海くん
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あらすじ

「僕の顔が良いばっかりに……」毎日のように女子に告白される高校生の熱海くん。でも、彼が好きになるのは男の人でーー。ナチュラルな台詞が持ち味の新鋭・田沼朝が描く、モテる男子のままならぬ恋物語。描き下ろし漫画も収録の第1巻!

気になってる人が男じゃなかった
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あらすじ

CDショップで働いているミステリアスな「おにーさん」が気になってしょうがない女子高生・あや。しかし「おにーさん」の正体は、話したこともない、クラスメイトの目立たない女子・みつきだった――。Twitterで最高に注目を集める女同士の「愛情」を巡る物語、待望の書籍化。みつきの過去をめぐる、描き下ろしストーリーを収録。【電子特典:描き下ろしイラスト付き】

Nirvanaを聴きながら #1巻応援

先日公開されたコミックHOWLのインタビュー記事で、マンガ愛溢れる編集長が今一番注目している作品として挙げ、更にはできるなら自分で担当したかったとまで言っていたのがこちらの作品です。 https://manba.co.jp/manba_magazines/22111 Twitterで公開され始めて以来絶大な人気を誇る、説明不要レベルの作品でしょう。 この作品、まず何と言っても新井すみこさんの絵が良いわけです。表紙イラスト1枚見れば解る絶妙なアングルを描ける画力。更にファッションセンスや表情も光ります。敢えて表紙もフルカラーでないところもニクいですね。これが、作中では更にヴィヴィッドになります。 メインとなるJK2人が、洋楽好きを切っ掛けに仲良くなるというのもグッとくるポイントですね。同じ物を好きな者同士が共感して距離を縮める瞬間の美しさ。思わずNirvanaを流しながら単行本を読み返しました(そう言えば最近はSonata Arcticaとかどうしてるんだろう、と思わず昔好きだった海外バンドの動向を調べてはまだ元気に活動をしているのに嬉しくなるなど)。 そして、この物語に厚みを与えているのが彼女たちを取り巻く人物も含めたバックボーンです。そもそも何故彼女たちはそんなに洋楽を好きなのか。それをどのように愛していたのか。その掘り下げ方からもたらされるえも言われぬ想いの丈が、良さみを凝縮した弾丸となって胸を撃ち抜かれます。いい……。 細かい好きポイントも無数に生まれざるを得ない、細部にまで手を入れられた素敵な作品です。 今年を代表し、さまざまな賞などでも顔を見そうな注目作。未チェックの方はぜひこの機会に読んでみてください。

兎来栄寿
兎来栄寿

二人の関係性が最高に心地よい

いわゆる陽キャのグループに属するあやが気になっているのは、自分の好みの音楽がかるCDショップのクールな店員さん。 しかもその店員は男だと思ったら実は女性で、クラスでは目立たない、どちらかという陰キャな同級生みつきだったという話。 対照的な2人だが、ニルヴァーナやレディオヘッドなどの洋楽ロックが好きという共通点で少しずつ心を通わせていく流れ。 この関係性、もう最高でした。 百合的な作品で紹介されてて、自分はあまり百合系の作品は好んで読むタイプではなかったのですが、本作は刺さりました。 個人的に百合というか、友情として捉えるほうが正しい気がしますし(最初は男だと思っていたし)、それぞれが大事にしているものがあって、どんなものであっても尊重し合う姿は友情そのものだなと思います。 同じ価値観を強制される同調圧力の激しい学校という場所では、自分の好きを貫くのが難しい。 自分もマイナージャンルが好きだっただけによくわかります。 自分の価値観に従うのって勇気がいりますよね。 批判されると人格否定された気分になるし。 だからこそ、それが少しでもわかってくれる人がいる喜びは何事にも代えがたいですよね。 2人の関係がまさに、この価値観の共有にあって、少しでもこの経験があった人には共感できると思います。 まだ、物語は動きだしたばかりですがハイセンスな絵柄で、テンポよく進む展開はやみつきになりそうな予感です。

六文銭
六文銭
でいずおんふぇす
デイズ・オン・フェス
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あらすじ

平凡な女子高生・空良 奏(そらかなで)はクラスメイトの山奈音葉(やまなおとは)に誘われて、ロックフェスに行く事に。それまでライブに行った事もなかった奏は、初フェスで衝撃を受け――!?演奏を聴くだけがフェスの楽しみ方じゃない!フェス初心者の奏たちとフェスガチ勢の律留(りつる)たちの男子コンビ視点で描く読んで楽しい、行っても楽しい! 新感覚『フェス体験』漫画!!

パーリィピーポーも納得のリアリティ! #完結応援

ANAGUMAさんが未経験の立場から本作の魅力を語られていて、ついつられて全部読んでしまったので、こちらからは経験者から見た本作の魅力を書いてみたいと思います。 ……フェスの入場口でリストバンド付けて、ステージに進んでいくと、向こうの方からズンズンって、低音が響いてくる訳ですよ。うわぁって小走りになって……1巻の初フェスのワクワクする描写、これ私知ってる。 かつてフジロックに6回行っている私が保証します。この作品、めっちゃリアルです! 例えばテント泊の朝が蒸し暑い!みたいな細かなあるあるが沢山あります。フェス前にフェス用プレイリスト作るよね。また渋谷のライブハウス側のコンビニの山盛りのゴミ箱とか、そんな細かな事が物凄く懐かしくて……よく知っている人ほど嬉しくなる描写がそこに。 新しい音楽との出会いと、何でも受け入れたくなる開放感。あんまりバンドを知らなくても、ダンスが下手でも、若くても歳取ってても、大体の人が何かしら楽しめる。空は広いし飯も旨いし、みんなフレンドリーだし、本当にミュージシャンにも会えるし……トイレとか虫とかは確かに問題だけれど、それさえ気にしなければ、極上の祝祭空間がそこに!……というのも全部描いてある。 大きいフェスに関してはメトロックやROCK IN JAPAN FESTIVALなど、日本人バンドメインのとっつきやすいフェスをモデルにされている一方、小さなフェスに拗らせ男子が好きそうなマニアックさがあったり。日本のフェス、数も種類も豊かになったのだなぁと、しみじみさせられます。 登場するバンドの、ジャンルや音色はほぼ描かれません。「音楽」ではなく、ジャンルや好みを超えた祝祭空間……あらゆるパーリィピーポー(party people)に開かれた「フェス」を描く事が主目的なのだと思います。 初心者・玄人それぞれの楽しみ方、ライブアクトで盛り上がった後ひとり余韻を楽しむ感じ、そして特にアウトドア趣味の方がフェスに行きたくなるような内容、ファッションや細かな持ち物まで、フェスのリアルと楽しさをこれでもかと描いた作品。 そしてフェスの無い日常を、フェスを目指して生きるパーリィピーポー達の物語を描き、厚みのある内容の全5巻!

あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ

人類、フェスを愛せよ

音楽フェスに行くなんて考えたこともないほどインドアかつダウナーな人生を歩んできた私ですが、このマンガを読んで考えが180度変わりました。 行きてぇ、フェスに。 フェス、爆音の中酒を片手に夜通し熱狂する狂乱の宴だと思い込んでおり「近づくまい!」と頑なに距離を取っていたのですが、『デイズ・オン・フェス』のなかには優しく楽しく賑やかなフェスの世界が描かれています。 のんびりキャンプとかしてるんですよみんな。いいなぁ。 登場人物は主人公・奏と音葉のJK初心者コンビと、喫茶店を営む音葉兄(楽さん)とバイトの律留のベテランチーム。計4名のコントラストが小気味いいです。 奏がフェスに魅了されていく新鮮な過程と、律留たちがフェスの“よさ”をじんわり味わっているようす。互いが互いのパートを引き立たせていて、読んでる自分も「早くこうなってこうなりたい」という欲求が湧いてきます。 行かなきゃ味わえない空気感が内包されてるんですよ…。 奏が自身の推しバンド「デイズ・オン・ユース」を起点に、どんどん自分の興味に従って世界を広げていくのも心地良いです。何かにハマるのってそういうことだよな、という原初的な喜びが押し付けがましくなく描かれていて。 そして3巻にはその「デイズ」の結成エピソードが収録されているんですけどこれもまたいいんですよね…。音楽に救われた者がまた音楽で人を救っていくという円環が完成するんです。美しい。 とにかく読んだら絶対にフェスに行きたくなることでしょう!!行きたい!!フェス!!

ANAGUMA
ANAGUMA
くいりょうこさくひんしゅうりゅうのかわいいななつのこ
九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子
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あらすじ

前代未聞の漫画ここにあり!2年の沈黙を破って、九井諒子ワールドの幕がふたたび開く。竜と人、人魚と野球少年、神様と小学生――それぞれの絆を題材とした過去の6作品に加え、全38ページの新作描き下ろし作品を収録。笑いあり、涙あり、きっとあなたが忘れていた、親と子の絆を思い出す7つ物語。収録作品:『竜の小塔』『人魚禁漁区』『わたしのかみさま』『狼は嘘をつかない』『金なし白祿』『子がかわいいと竜は鳴く』『犬谷家の人々』

異世界おじさん
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あらすじ

17年間の昏睡状態から目覚めたおじさんは、異世界からの帰還者だった……。甥っ子たかふみと共同生活を始めたおじさんが語る、新感覚異世界&異文化コメディ!

あれよほしくず
あれよ星屑
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あらすじ

敗戦から1年あまり。ぼろぼろに焼け落ちた東京で、酒浸りの暮らしをしていた川島徳太郎は、かつて死線を共にした戦友・黒田門松に再会し……。その非凡なる画力に、同業者からも熱烈な賛辞を受ける、異色の漫画家・山田参助が挑む初の長編作。闇市、パンパンガール、戦災孤児、進駐軍用慰安施設など、戦後日本のアンダーワールドの日常を、匂い立つような筆致で生々しく猥雑に描き出す、敗戦焼け跡グラフティ、開幕。

映画大好きポンポさん
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あらすじ

ポンポさんは敏腕映画プロデューサー。映画の都ニャリウッドで日夜映画製作に明け暮れていた。ある日アシスタントの“映画の虫”ジーンはポンポさんから突然「この脚本は君に撮ってもらうから」と監督に指名され!?