💡 新刊以外の完結作品をお探しの場合は、
または
で条件に合う完結作品の検索ができます。さらに、
に探すこともできます
悪役令嬢に転生したら異臭漂う世界だったので、いい香りで救います!【単話版】 2

悪役令嬢に転生したら異臭漂う世界だったので、いい香りで救います!【単話版】

「臭い―!!」この世界は臭すぎる!! 気がつけば、乙女ゲームの中の悪役令嬢に転生していたリザベット。前世は日本のアロマショップで働いていたリザベットにとって、その異臭は耐え難いものだった。香りを楽しむ文化が未発達なのか、この世界には香水もアロマもなく、石鹸も高価だから部屋も人もとにかく臭い。そんな世界で悪役令嬢として成長し、やがて王子に婚約破棄され国外追放されるのが私の運命なの?前世は22歳という若さで死んだ上に、みじめすぎる!最初は運命を嘆くばかりのリザベットだったが、婚約破棄イベントが起こるのは10年後。準備期間はまだある。調べた結果、リザベットは「川流し刑」に希望を見出した。川流しで国外追放されれば、自然豊かな隣国にたどり着く。そこで香りを楽しみながら暮らそう、と!そうと決まれば勉強一筋。剣術、作法、外国語など知識を蓄え、迎えた10年後。舞踏会で美しく着飾ったリザベットに、婚約者である王子は冷たく言い放った。「おまえを断罪する! 川流しの刑だ」「よっしゃあ、異世界転生ライフ楽しむぞぉおお!」こうしてリザベットの第二の人生がスタートした!

実録ヤクザ列伝 モロッコの辰 出口辰夫~ハマの愚連隊から伝説の稲村会四天王へ~(3)遥かなるモロッコ編

実録ヤクザ列伝 モロッコの辰 出口辰夫~ハマの愚連隊から伝説の稲村会四天王へ~

昭和17(1942)年。戦火は中国大陸から米国をも巻き込み、日本がいよいよ世界を相手に泥沼の戦争へと突入していった時代――横浜では「モロッコの辰」こと出口辰夫(でぐち・たつお)が、ナンバーワンの愚連隊としてその名を轟かせていた。その勇名に反して意外なほど小柄な体格の辰夫だったが、度胸のよさと腕っぷしの強さ、そして仲間思いの熱い男気と明晰な頭脳で、愚連隊の枠に納まらないド派手な活躍を繰り広げ、多くの人望を集めていく。そんなあるとき、湯河原の賭場荒らしに乗り込んだ辰夫を運命的な出会いが待ち受けていた。その賭場を預かっていた男こそ、後の稲村会総裁・稲村修三(いなむら・しゅうぞう)。そのただならぬ威圧感と人としての器の大きさにふれ感銘を受けた辰夫は、稲村の盃をもらう決心をする。こうして、ハマの愚連隊から伝説の稲村会四天王へ――…モロッコの辰の波乱の人生は新章へと歩を進めていくのだった! 男たちの熱い友情とプライド、そして迫力のバイオレンスが炸裂する、実録ピカレスク・ドラマの決定版!!

真田幸村 「日本一の兵」と言われた武将

真田幸村 「日本一の兵」と言われた武将

日本一の兵と呼ばれ、戦国武将の中でも著名な真田幸村(信繁)。信濃国の小大名の次男として生まれた彼が、なぜ日本一の兵(つわもの)と呼ばれる武将となったのか。青年期の彼は、戦国時代の荒波の中で成長し、父や兄と力を合わせて真田家の危機を乗り越えていった。関ヶ原の戦いでは、兄と敵味方に分かれ争うことになるが、大軍を相手に本拠地を守り抜くことに成功する。そして父の死後、大坂冬の陣では、城に自身の名を冠した「真田丸」を築き幕府軍を寄せ付けなかった。翌年の夏の陣では徳川家康の本陣まであと一歩のところまで迫っている。本書は、真田幸村(信繁)の生涯を活写したオールカラーの学習まんがである。著名な戦国大名や真田一族の人物も多く登場し、その中での幸村(信繁)の姿を最新の考証をもとに描いている。まんがの難しい用語には脚注を入れ、巻末には年表、地図、関連人物紹介などの資料を掲載して、初めて歴史にふれる読者にもわかりやすい構成になっている。学研の学習まんがではおなじみの欄外の豆知識で、楽しく歴史知識も得られる。自己の信念を貫いて戦った武将として、今なお多くの人を魅了する真田幸村のことがよく分かる一冊である。