先日、このマンバ通信のニュースで報じた「大橋裕之原作マンガ「音楽」の長編アニメーション映画応援プロジェクト」は、目標350万のところ60万超の412万という金額を集め、大成功のうちに終了しました。「ヨカッタ ヨカッタ! ヨカッタネ〜〜!!!!」……と喜んでいるのも束の間、またちょっと「これは見逃せない!」と思った、胸アツプロジェクトを発見したので紹介します〜〜。
画業40年超記念 諸星大二郎自選短篇集『幻妖館にようこそ』と星野之宣自選短篇集『MILKY WAY』の出版計画プロジェクト
プロジェクト発起人はMANGATRIXの頓田憲三さん。頓田さんは「ヤングジャンプ」創刊時、マンガ編集者1年目として担当を任されたのが諸星大二郎さんだったそう。その時、諸星さんと交互に読み切り連載を発表していたのが星野之宣さんで、二人の斬新かつ異彩な作品たちを目の当たりにした頓田さんは、「編集者というより一読者として」魅了されたと語っています。
その後、頓田さんは「ウルトラジャンプ」創刊編集長を務めることになった際も、諸星さんと星野さんに作品の寄稿をお願いしたり、それぞれの短編集の編集を担当するなど、常にマンガ家と編集者として関わり続けてきたそうです。
そんな、両作家のことを知り尽くす熟練編集者が企画した、画業40年記念の豪華自選短編集たち。プロジェクトのタイトルに「40年“超”」とついているのは、頓田さん曰く「装丁に凝りすぎてしまい予定を大幅に遅れてしまいました」とのこと。こんな「超」なら、ファンもぜんぜんオッケーなのでは!
内容・装丁・造本、すべてにこだわりまくったファン垂涎の愛蔵版
どんだけこだわりまくったのかは、それぞれのプロジェクトのページをチェックしてほしいのですが、ここでちょっとご紹介するとこんな感じです。
・作家自ら作品の構成、掲載短編の選出を決定
・新作描き下ろし収録!
・プレミアム版は世界最高峰の日本の製紙技術が生んだ特殊紙パチカを採用
もちろん、どちらも表紙は描き下ろし、赤字にならないギリギリの最小ロットでの製本となるため、プレミアム版は売り切れ御免となる可能性も高いようです。(B5判、並製本、ソフトカバー、無線綴じのコミックス版も出る予定)
それぞれ、支援金額によってTシャツ、プレミアム本、原型師・竹谷隆之氏によるフィギュアなど特典もかなり豪華!
プロジェクト終了まであと2ヵ月ほどありますが、ここはポチッといっちゃうしかないのでは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
マンバ通信編集部では、プロジェクト達成を応援しております!!!!