今読むべき作家陣による注目の4作! 週刊マンバ No.28 2020年6月1日(月)〜2020年6月7日(日)

秒でいいマンガが見つかるクチコミサービス「マンバ」。

その1週間のアクセス数の変化を振り返ることで、マンガ界の動きをグッとつかめる「週刊マンバ」。今回は6月1日(月)〜6月7日(日)の2週間のうち、アクセスが多かった4作品をピックアップしました〜!

担当スタッフは、2ヶ月ぶりに自転車に乗ったら次の日の筋肉痛がエグかったY田です。

今週のおすすめ4作品

先週よく読まれた『クチコミ』

『カノジョは今日もかたづかない』加納梨衣(1巻まで刊行)

外面ばかりを気にして実生活まで手が回らずに、家の中はいつもぐちゃぐちゃ…そういう人ってきっとたくさんいるはず。この漫画の主人公・俵さんもそのひとりです。

最愛の彼氏も家に呼べず、仕事では無愛想な同僚に「要領が悪い」と言われる始末。このままだと恋も仕事も上手くいかない!!ピンチな俵さんに手を差し伸べたのは…?

FEELYOUNGで連載中の人気作です!

▼ちょっとドジだけど憎めない俵さんを見守るクチコミはこちら

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吉川きっちょむ(芸人)
8ヶ月前
仕事も恋も完璧だけど部屋は汚・・
『スローモーションをもう一度』の加納梨衣先生の新作。以前スペリオールに載っていた読切『裸の肖像』でたまらなく心揺さぶられてしまったので、ターゲット層は絶対に違うよねと思いながら普段読んでいないFEEL YOUNGに手を出してみた。仕事も恋も上手くいってると自分に言い聞かす30歳OLの主人公は、部屋が壊滅的に汚かった。気に入ってすこしムリして借りた1LDKだけど心安らげる場所はベランダだけになっちゃってたり。彼氏を連れてきたいのにこんな部屋にはちょっと・・な状況で同僚の男に要領が悪いと嫌味を言われ風邪を引き、クリスマスの約束も仕事で潰れ、ほとほと参ってしまったところで帰るのが汚部屋。マンションの前で立ち尽くしていたところで出会ったのが嫌味を言ってきた同僚で同じ間取りなのに素敵な部屋に住んでいて・・。汚部屋・・、分かる。僕も職業柄、いろんなものが多くなってしまって部屋が片付かない。毎日少しづつなって思ってても、現状維持がやっと。現状維持だと思ってやってても日々増えるものたち。現状維持は現状維持になっておらず緩やかに汚部屋への一途を辿っている我が家なので気持ちは痛いほど分かった。今にして思えば、うちの家庭は転勤族だったこともあって、とにかく引越しのたびにダンボール詰めが大変で、「物は増やすな」と口うるさく言われていた。三人兄弟で末っ子だったので自分の持ち物のとにかく少なくさせられて新しく買うのは控えさせられていた。いまでこそ漫画が好きで3000冊以上持っているけど当時は0冊。一人暮らしのときに抑圧された物欲が爆発してとんでもないことになった。それから今まで大人になってからの物欲との付き合い方が未だに分かっていない。この漫画の主人公と同じく要領も悪いのかもしれない。ただ、上手く力が抜けないのだ。全てに全力で向かってしまう。良くも悪くも完璧主義なのだ。仕事も恋も私生活も、となったときに、自分つまりは私生活を切り捨ててしまうのもめちゃくちゃに分かる。この主人公は彼氏にも、彼氏の目に映る自分の姿も完璧にしようとしてるようにしか思えないがそんなの窮屈すぎる。彼氏を信用しようと思うならさらけ出すべきなんだろうが、まだそこまでも至っていないようで。そんなときに見栄を張らずに素のままの自分でいられるような、言い方は悪いけど優しさから本音しか言ってこない同僚は魅力的に映るだろう、自分にはできないのにずるい、と。ここから一波乱起きそうだ。

試し読みもできます!

著者の加納梨衣(かのうりえ)さんは現在、ビッグコミックスピリッツで『機動戦士ガンダム バンディエラ』も連載中。幅がすごい。著者Twitterはこちら

 

お次はこちら!

『Thisコミュニケーション』六内円栄

ジャンプSQ.で連載中の本作、最新7月号に掲載されているものでまだ3話目ですが、単行本が出た際には各所で話題騒然になること間違いなし!な衝撃サバイバル・サスペンスです。

▼第1話の概要をとても分かりやすく書いてくれています…!

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吉川きっちょむ(芸人)
2ヶ月前
設定が良すぎて早く先読みたい
面白い新連載がスタートした!こいつは見逃せない!!ある生物がある時から地球に跋扈し始め、人類は蹴散らされ高い山へ逃げ延び、かつての大地はガスで覆われ化け物たちの住処となってしまった。人類の最後端、日本の北アルプスにて出会うのは、食べ物が食べられれば何でもいい優秀で合理的な軍人と、研究所の研究者と改造人間たち。冒頭少し読める→http://jumpbookstore.com/client_info/SHUEISHA/html/player/viewer.html?tw=2&lin=1&cid=SHSA_ST01M00515102005_571話目から超グッとくる設定と情報量!いやほんと、読んで楽しんでほしいから重要なところ書けないけど、改造人間たちと軍人の役割的な相性が最悪なほどに良いから、最高としか言えない。合理的な軍人は、人間をシンプルに人的資源や数字と考えてしまうのかな…?だからこそ、アホガキ中身の怪力改造人間たちが上手いこと使われてて倫理観を完全に度外視で恐怖なんどけど、戦略としては正解としか言えない。レベルEのアホ天才王子を想像してもらえると伝わりやすいかも。ちょっとした狂気が予想を裏切ってくれる。出会って、関係がセットされたところまでが1話。ここからどうなってくんだろう?物語の方向性自体はまだ見えないけど、軍人さんはご飯が食べられればとりあえずはいいのかな?人類の逆襲がここを起点に始まるのかしら…?世界観が素晴らしいから今後の展開から目が離せない!ジャンプSQ増刊に載っていた読切(「フィラデルフィアの棺」「黒後家蟹の推理」「銃後の勇気」)は読めてないけど、アフタヌーン四季賞の読切は強く記憶に残ってる!『死の来たれ』殺意を失った人間たちしかいない未来で、突然変異で殺意を抱ける人間が生まれ、家族のを奪っていくが…。思ってた展開より二段階くらい変化して最高だった。https://comic-days.com/episode/10834108156652934204

舞台は長野の雪山、日々襲い来る巨大生物、戦う改造人間の少女たち、己の「都合」のために手段を選ばない元軍人…。一体どんな漫画!?と思いませんか。連載を追いかけるなら“今”ですよ…!

著者の六内円栄(ろくだいまるえい)さんは、今最も注目すべき作家だと思います!著者Twitterはこちら

 

先週アクセスが多かった『マンガ』

天使は二度、嘘をつく望月深冬

全11話、きっと一気に読んでしまうであろう、愛と復讐のサスペンス・ミステリー。最後まで結末が読めずにハラハラドキドキ、そしてもちろんキュンキュン。

▼【ネタバレ】天使のような顔をした男の愛と復讐の物語

ある人物を殺したいほど憎んでいる少年と、彼に一途な愛を向ける少女が主人公。

お嬢様育ちの箱入り娘であるヒロインが、愛する人のためにひとりの人間として成長していく姿に胸アツ…。著者の望月深冬(もちづきみふゆ)さんは“ちょいエロ”と“ときめき”の描き方のバランスが上手い、上手すぎる。著者Twitterはこちら

試し読みできます!

 

最後はこちら!

血の領域(読切) 文野紋

月刊!スピリッツ7月号に掲載された読切作品。同誌の3月号に掲載された前作『君の曖昧』では、悩ましく性に向き合う高校生カップルの話を描いていました。細くて繊細な線が印象的な作家さんです。

今作では、とある少女の痛々しくて切ない歪な心情を描いています。必読…!

▼雑誌の発売日当日にアツいクチコミが2件投稿されました!

文野紋(ふみのあや)さん、近いうちに連載作家として新作を読める日が必ず来ると踏んでいます。名前だけでも覚えておいてほしい!著者Twitterはこちら

 

*スタッフ・Y田のつぶやき*

ひっそりと始めていたスタッフの『#きょうの推し漫』。マンバのスタッフが普段読んでいる漫画を、ユーザーの皆さんと同じようにクチコミ投稿することにしました。マイペースにやっていく予定ですので何卒よろしくお願いします〜!

以上です!また来週〜!

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話題に出た作品のクチコミ

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
2020/04/03
設定が良すぎて早く先読みたい
camera面白い新連載がスタートした! こいつは見逃せない!! ある生物がある時から地球に跋扈し始め、人類は蹴散らされ高い山へ逃げ延び、 かつての大地はガスで覆われ化け物たちの住処となってしまった。 人類の最後端、日本の北アルプスにて出会うのは、食べ物が食べられれば何でもいい優秀で合理的な軍人と、研究所の研究者と改造人間たち。 第1話 https://twitter.com/rokudaimaruei/status/1276675852332183552?s=21 1話目から超グッとくる設定と情報量! いやほんと、読んで楽しんでほしいから重要なところ書けないけど、改造人間たちと軍人の役割的な相性が最悪なほどに良いから、最高としか言えない。 合理的な軍人は、人間をシンプルに人的資源や数字と考えてしまうのかな…? だからこそ、アホガキ中身の怪力改造人間たちが上手いこと使われてて倫理観を完全に度外視で恐怖なんどけど、戦略としては正解としか言えない。 レベルEのアホ天才王子を想像してもらえると伝わりやすいかも。 ちょっとした狂気が予想を裏切ってくれる。 出会って、関係がセットされたところまでが1話。 ここからどうなってくんだろう? 物語の方向性自体はまだ見えないけど、軍人さんはご飯が食べられればとりあえずはいいのかな? 人類の逆襲がここを起点に始まるのかしら…? 世界観が素晴らしいから今後の展開から目が離せない! ジャンプSQ増刊に載っていた読切(「フィラデルフィアの棺」「黒後家蟹の推理」「銃後の勇気」)は読めてないけど、アフタヌーン四季賞の読切は強く記憶に残ってる! 『死よ来たれ』 殺意を失った人間たちしかいない未来で、突然変異で殺意を抱ける人間が生まれ、家族のを奪っていくが…。 思ってた展開より二段階くらい変化して最高だった。 https://comic-days.com/episode/10834108156652934204
吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
2019/10/17
仕事も恋も完璧だけど部屋は汚・・
『スローモーションをもう一度』の加納梨衣先生の新作。 以前スペリオールに載っていた読切『裸の肖像』でたまらなく心揺さぶられてしまったので、ターゲット層は絶対に違うよねと思いながら普段読んでいないFEEL YOUNGに手を出してみた。 仕事も恋も上手くいってると自分に言い聞かす30歳OLの主人公は、部屋が壊滅的に汚かった。 気に入ってすこしムリして借りた1LDKだけど心安らげる場所はベランダだけになっちゃってたり。 彼氏を連れてきたいのにこんな部屋にはちょっと・・な状況で同僚の男に要領が悪いと嫌味を言われ風邪を引き、クリスマスの約束も仕事で潰れ、ほとほと参ってしまったところで帰るのが汚部屋。 マンションの前で立ち尽くしていたところで出会ったのが嫌味を言ってきた同僚で同じ間取りなのに素敵な部屋に住んでいて・・。 汚部屋・・、分かる。 僕も職業柄、いろんなものが多くなってしまって部屋が片付かない。 毎日少しづつなって思ってても、現状維持がやっと。 現状維持だと思ってやってても日々増えるものたち。 現状維持は現状維持になっておらず緩やかに汚部屋への一途を辿っている我が家なので気持ちは痛いほど分かった。 今にして思えば、うちの家庭は転勤族だったこともあって、とにかく引越しのたびにダンボール詰めが大変で、「物は増やすな」と口うるさく言われていた。 三人兄弟で末っ子だったので自分の持ち物のとにかく少なくさせられて新しく買うのは控えさせられていた。 いまでこそ漫画が好きで3000冊以上持っているけど当時は0冊。 一人暮らしのときに抑圧された物欲が爆発してとんでもないことになった。 それから今まで大人になってからの物欲との付き合い方が未だに分かっていない。 この漫画の主人公と同じく要領も悪いのかもしれない。ただ、上手く力が抜けないのだ。 全てに全力で向かってしまう。良くも悪くも完璧主義なのだ。 仕事も恋も私生活も、となったときに、自分つまりは私生活を切り捨ててしまうのもめちゃくちゃに分かる。 この主人公は彼氏にも、彼氏の目に映る自分の姿も完璧にしようとしてるようにしか思えないがそんなの窮屈すぎる。 彼氏を信用しようと思うならさらけ出すべきなんだろうが、まだそこまでも至っていないようで。 そんなときに見栄を張らずに素のままの自分でいられるような、言い方は悪いけど優しさから本音しか言ってこない同僚は魅力的に映るだろう、自分にはできないのにずるい、と。 ここから一波乱起きそうだ。