こいせよきものおとめ
恋せよキモノ乙女
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あらすじ
大阪で家族と暮らす野々村もも。彼女の楽しみは、亡くなった祖母から受け継いだ着物を着て、おでかけすること! 京都の老舗喫茶店、大阪のレトロモダンな図書館、琵琶湖のほとりにある絶景の神社など、関西のあちこちを大好きな着物で訪れます。おでかけ先では、素敵な出逢いもあって……。着物女子の恋とお洒落に心ときめく関西おでかけ漫画、開幕!!
OLの野々村ももの趣味は、祖母の形見の着物で外出すること。四季折々の柄を取り合わせ、特別な自分に変身!友達と、家族と、そして素敵なあの人と……軽やかに情緒を纏って巡る、関西周遊記。 ----- 週末になると、ももは外出先を選び、そこに似合った着物を選ぶ。そして、着付ける手順が毎話2〜3ページ費やして、丁寧に描かれる。 楽しい時も辛い時も、気を取り直して、すっと背を伸ばし、着物に袖を通す。ゆっくりくるりと帯を締めると、不思議と気持ちが華やいでいる。その瞬間、ももは「特別な女の子になる」と言う。 これは……「変身物」だ。 そう、魔法少女とかのアレ。 派手さはないけれど、確かに非日常の衣を身に纏うことで、奥手なももは、恋に新たな目標に、前向きに頑張れるようになる。毎話の着付けシーンは、特別な自分になる「変身シークエンス」のようだ。 勇気をもらえる、綺麗で落ち着く「魔法のドレス」としての着物。 この物語は、休日に日常を離れ、着物という法衣を着て世界を彷徨う、大人の恋の冒険譚……と言えるかもしれない。 ままならない恋模様に、ももが健気に頑張る姿を追いながら、ももが訪れる、着物が似合う関西の素敵スポットをチェックして、楽しみたい。 その内に着物の専門用語も、何となく耳慣れてくるので、大丈夫! 第5巻が2020年1月9日発売!
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
あんのせかいちずいっつあすもーるわーるど
アンの世界地図~It's a small world~
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あらすじ
ゴミ屋敷で酒びたりの母に育てられた少女アン。彼女はロリータ服を身にまとい、日々を闘う。ある日アンは母と衝突し、祖母の住む徳島へと家出。そこで謎の着物少女アキに出会い、同居生活をはじめることに…。アンを優しく見守るアキに手を引かれ、アンの世界は拡がっていく…。
「両親を敬う」 それは基本的には理想であり、美徳です。 しかし、人間的に致命的な欠陥を持ち、それを我が子に容赦なく振り撒く親というのも確かに存在します。理不尽な暴力やネグレクトに晒され続けてなお、「それでも親は親だから」と言えるものでしょうか。憎悪と殺意以外の感情を向けられない肉親の存在は、心を病ませます。なまじ家族であるだけに、離れることも叶わない。それは呪縛です。血の繋がりを呪い、同じ血が流れ遺伝子を受け継いでいる自分すらも嫌悪の対象となります。そんな風になるくらいであれば、いっそのこと物理的に距離を取ってしまった方が余程良いです。 今回紹介する『アンの世界地図』は、そんな選択をして幸せを手に入れた女の子のお話です。そして、様々な要素が詰まり充実した物語です。   ■家出ロリータ少女、徳島で着物少女に出会う 主人公の竹宮アンは、フランス貴族に憧れる16歳の少女。父親は単身赴任中、東京のボロアパート(通称:ゴミ屋敷)にて酒乱の母親と二人暮らし。綺羅びやかなロリータ服が唯一のアイデンティティだったアンですが、ある日、母親の酒が入ったことによる蛮行で自らの宝物の洋服の数々をズタズタにされ、遂に祖母のいる徳島を目指して家を飛び出します。そして、辿り着いた徳島の地にて、美しい着物の少女アキと出会い、アンはアキの家で暮らし始めます。 ロリータ服で近所のコンビニで半額弁当を買って行き、店員には「値引きのロリータ」「ビンボー姫」などと仇名を付けられている、小さい頃から貧乏だったアン。他の家庭では注いで貰えた愛情をろくに注いで貰えなかったことは、深い傷をアンに与えていました。 > 自分のこどもに食べさせることも着せることにも > 興味のない親っているんです とアンがアキの祖父に語るシーンの言葉が重く響きます。あまつさえ、自分の本当に大切にしている物をゴミ扱いされては、我慢の限界に達するのも解ります。 徳島の神社にて、 > 毎朝しあわせな気持ちで > 起きてみたいです と祈る彼女の切実さ、いじましさに胸が搾られる想いです。 その後、彼女はお遍路さんを助けるおもてなし文化「お接待」の心を大切にしているアキを母親代わりとして、新しい暮らしの中で幸せに起きられる朝を得ます。ずっと自分のいる場所を「ここではない」と思い続けて来た少女の、その世界地図が新たに拓けていく時。出だしは少々辛いですが、その分そのカタルシスとなる部分は優しく暖かで胸に沁み入って来ます。     ■日本や徳島の豊かな文化 (画像『アンの世界地図』1巻4頁) この作品、開幕が「吾輩は猫である」ならぬ、「わたしは家である」というモノローグから始まります。そこで行われるのが「うだつが上がらない」の「うだつ」の解説。他にも、神社の参拝の仕方や、着物の着方、お箸の持ち方など、時折日本人として知っておくと良い雑学が語られ、作品に溶け込んでいます。 又、徳島の名産料理なども実に美味しそうに描かれます。青とうがらし味噌を塗って、青じそを巻いて食べるおにぎりや、みょうが・シソ・甘辛豚肉・干しエビ・半熟卵・しらがねぎ・きゅうり・かにかまという豪華な付け合せのたらいに入ったたらいうどんなど、実に食欲をそそってくれます。もう、これらを食べるために徳島に行ってみたいと思わせられる程。今、「マチ★アソビ」などで注目を集める徳島ですが、この作品にも注目し、これらを提供する場所を作るのも良い町おこしになるのではないでしょうか。 更に、ここまでに書いたことだけであればまだ通常の少女マンガの範疇なのですが、1巻後半では突如として濃厚なボードゲーム語りから麻雀が描かれます。少女マンガとしては異端ですが、そこがまた面白い所で。ゲームというのもまた一つの対人コミュニケーションの手段。家族麻雀を通して紡がれる絆や想い、そこにもまた優しさと暖かさが満ちています。不良になった息子とも、麻雀を通してなら繋がることができたという描写があるのですが、親子の間でそういった絆となる物を持っておくことは良いと思います。 一冊の中にメインストーリーの他にも多様な要素が盛り込まれており、飽きさせません。    ■十年後の小さな幸せのお供に、『アンと世界地図』を 吟鳥子先生は、「現実の十年後の小さな幸せにつながる少女漫画が好きで、そういうものを描けたらいい」と仰っていました。曰く、「20年前に読んだ、タイトルも忘れた低年齢向け少女漫画で、おばあちゃんがクラシックなイギリス風ケーキを焼いて、孫の少女が「あ、お茶はアールグレイがいいな」と言った。その台詞からアールグレイという茶葉を覚えて、今でもクラシックなケーキを食べる時はアールグレイを淹れる。そういう幸せ」と。『アンの世界地図』は間違いなくそういう幸せをくれる作品になっています。それは徳島に足を運んでたらいうどんを食べた時かもしれませんし、誰かと心を通わせる瞬間かもしれません。いずれにせよ、読んでいる瞬間、そして読み終えた後の未来において、素敵な時間を約束してくれる作品です。 今年読んだ少女マンガの中でも、屈指の作品。男性でも読み易い内容ですので、お薦めです。  吟鳥子先生の作品は、切なさと優しさに満ちています。『アンの世界地図』を気に入ったら、他の作品にも是非手を伸ばしてみると良いでしょう。
兎来栄寿
兎来栄寿
にょうぼうきつねじたて
女房、きつね仕立て
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あらすじ
「不思議」もどうぶつも人間も 自然に寄り添い暮らしていた そんなむかしの、物語。 ちょっぴりヘタレな着物屋の息子・吉太郎はある日ボロボロに弱った子狐を拾って助けた。ところがその狐、いわくありげな化け狐!? 吉太郎と子狐はある取り引きをして…!?
おこしやす
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あらすじ
やまとなでしこ・ゆいなちゃんが、京都の魅力をた~っぷり紹介します!久保田順子自らご案内する大人気エッセーマンガ、「京都見て歩記」も同時収録。あなたも京都が好きになる☆
わふくなじょうしがいとおしい
和服な上司がいとおしい
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あらすじ
着物も彼女も意外と……? 普通の職場で一人、和服姿で働く片見和乃。美人だけれど近寄りがたい彼女と、ふとしたきっかけで知り合い、正体を知ってしまった千歳くんは……? 着物好きな著者が描く、はんなり、ほんのり、もどかしラブコメ。
ソウタとアコ
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あらすじ
フェスをのぞいたり、しりとりしたり、首出し看板でおにごっこをしたり……。セーラー服の少年と和服のお姉さんが、まったりのんびり砂漠をさまよう日常を描く、脱力系おねショタコメディー!
しもがもあんてぃーくありすとむらさきしきぶ
下鴨アンティーク アリスと紫式部
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あらすじ
京都・下鴨――。高校生の鹿乃は、ぐうたらな兄の良鷹と兄の友人で准教授の慧の三人で暮らしている。ある日、鹿乃は亡くなった祖母のアンティーク着物の整理をするために「開けてはいけない蔵」を開けてしまい…!? 集英社オレンジ文庫の大人気作品をコミカライズ!
しんそうばんめづめづわぶんかけんきゅうじょきょうと
新装版 めづめづ和文化研究所 京都
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あらすじ
【 累計300万部突破!「ダーリンは外国人」著者の和文化探訪記、待望の新装版!! 】時を超えて受け継がれてきた、愛すべき日本の文化。さおり&トニー夫妻が古都京都で、その真髄を堪能してきました!職人、住職、神主、女将……たくさんの魅力的な人々とお届けする京都和文化探訪、スタートです!【収録内容紹介】●平安時代の貴族の楽しみ、香りで遊ぶ「香道」 ●「手は道具」と語る職人さんと作る「和菓子」●風流の極み、川床で「俳句」バトル!●かえるが鳴く雨のお寺で、住職に教わる「茶道」●美しき日本庭園の代表「枯山水」を描いてみる●見立ててもらった素敵なレンタル着物で京めぐり…など、はんなり楽しい20の和文化体験レポ!【新装版の追加内容】●英語視点で理解深まる&伝えられる! トニー執筆和文化レクチャー!●初めてでも楽しめるコツ満載! 初心者Q&A
紅絹彩色─もみいろ─
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あらすじ
美大を卒業したものの就職先が見つからなかった江南多朱紅(えなみ たすく)は、京都で知り合った着物の染屋、二代目・野宮蒼光(ののみや そうこう)の影響で、京友禅の染色師になろうと決意する。蒼光の知人・澪の家に下宿し、伝統工芸の専門学校で、同級生の比良たちと染色の勉強をする多朱紅だが、師匠である蒼光の元へは、芸妓の紅栄や茶道宗家の娘・静が足しげく来るし、更に、ここ嵯峨野では、よく不思議な事件に遭い…!?
きものえんじぇる
着物エンジェル
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あらすじ
ゴスロリ好きの舞花は、とある事情で呉服屋「みずの」に身を預ける事に! 着物大好きの若き主人・水野蓮と衝突しながらも、お互いに惹かれあって…。最後に二人が出す結論は!?
こそでやへようこそ
小袖屋へようこそ
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あらすじ
小袖屋──。そこに並ぶ古い着物を一目見たその日から、運命な不思議な力に導かれていく。時を超えて着物が伝えるメッセージとは…!? 京都の町を舞台に、夢と現が交差する──。
ふるぎぬやもんようちょう
ふるぎぬや紋様帳
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あらすじ
インテリアコーディネーターの女性・伊都子が猫に導かれるようにして辿りついたのは古い着物を扱う「ふるぎぬや」。そこには着流しが似合う男性の店主や、美しい妖艶な店番の女性、しっぽの生えた悉皆屋の少年らが…。伊都子はそこで着物にまつわる不思議な“想い”を体感する。*着物に秘められた人々の想いやエピソードを通じて感動を届けます。「雨柳堂夢咄」で知られる波津彬子先生の和の世界観満載の最新シリーズです。