あらすじ
就職活動に失敗した六郎は、母の故郷・沖縄に旅行に行くことに。その途中、ひょんなことから沖縄の小さな新聞社「はいさい新聞」でバイトをすることになり…。個性豊かなキャラクター達が知られざる沖縄をご紹介…!
観光ガイドっぽい作りか?などと思ったら、これがかなり読ませてくれる、若者の成長物語でした。就職に失敗した主人公・我如古(がねこ)六郎が母の勧めで沖縄旅行に行き、ひょんなことから地元の弱小新聞社で働くことになるというストーリー。この六郎が少しずつ成長していくきっかけになるのが、沖縄の文化や歴史、住民の気質。文化部の一員として自分で取材し、考えることで、自分の中の何かが変わり、沖縄の本質も見えてくるという筋立てが絶妙です。基地の問題や、離婚率の高さ、仕事の少なさなどに首をつっこんでも、これが沖縄だ、引っ込んでろと言われることも度々。それに対処する六郎の立ち位置も考え抜かれています。また、取り上げる風習も、キジムナーが住むガジュマルに対する地元民の想いだとか、一見ゴミのように見えるけれど魔よけの”さん”だとか、女性の手に入れる”ハジチ”という刺青の意味など、沖縄に精通していないとわからないことばかり。沖縄について知る意味でも、単なるガイド本より、よっぽどこの漫画のほうがためになるんじゃないでしょうか。
あらすじ
1920年代後半。夢見た新聞社に採用されオハイオからニューヨークにやってきたジョージィ(通称ジョー)。だけど彼女、実はその名前から男と間違えられて採用されたようで、即日解雇! 諦めきれないジョーは!?
あらすじ
『ヘルプマン!!』の新シリーズ。主人公はことぶき新聞の生活記者鯱浜良平。介護予防が新しい切り口になると上司に相談するも、古いテーマと一蹴される。骨のある記事を書いて社会部行きの足がかりにしたいが、 素人 丸出しで前に進めない……。
あらすじ
1946年―― 大戦終結直後の欧州片田舎。胸に秘めたある目的のために新聞記者の採用試験を受ける少女・ティアは、残念なことにインタビューが大の苦手。最終試験の取材も上手くいっているのか自信が持てず、不安は募るばかり。そんな時、取材対象の一人が話していた「あまり美味しくない魚=ウナギ」の調理を見ているうちに、様子が変わってきて…… 食いしん坊な新米記者が綴る欧州グルメ取材記、はじまります。
あらすじ
東京の大手全国紙・大和新聞。その大和新聞に籍を置く戸塚文子は、新聞協会賞も受賞し、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの若手敏腕記者である。そんな彼女に人事異動の発令が!! 自他共に認める若手のホープとしてワシントン総局への異動か? と胸を躍らせていた文子だったが、蓋を開けてみると辞令は、小さな地方新聞社・日刊北海道への出向だった…… 納得いかぬまま北海道の地に降り立った文子がその地方新聞社で目にし、感じたものとは!?
あらすじ
弱小新聞社「家谷(いえだに)タイムス」を舞台に、スクープを狙って暴走する野獣記者・明智京太郎(あけち・きょうたろう)のハチャメチャな活躍を描いた新聞業界コメディ。新聞記者に採用されて、生まれ育った南奥タンゴ島から大阪近郊にある家谷市へ旅立った青年・大井川(おおいがわ)。そしてその途中、満員電車でヤクザらしき男に絡まれる女子高生に助けを求められた大井川は、勇気を出してヤクザに注意するのだが……!?
あらすじ
アカツキ新聞の「あばれブン屋」こと、早乙女文矢は資料室に回されて只今謹慎中。そんな折にホームレス殺人事件が発生する。後輩記者のひかるを手伝い、隠密裏に聞き込みを続ける文矢。他社は元ボクサーの犯行と報道する中、文矢は独自に容疑者を割り出した!