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就職活動に失敗した六郎は、母の故郷・沖縄に旅行に行くことに。その途中、ひょんなことから沖縄の小さな新聞社「はいさい新聞」でバイトをすることになり…。個性豊かなキャラクター達が知られざる沖縄をご紹介…!
就職活動に失敗した六郎は、母の故郷・沖縄に旅行に行くことに。その途中、ひょんなことから沖縄の小さな新聞社「はいさい新聞」でバイトをすることになり…。個性豊かなキャラクター達が知られざる沖縄をご紹介…!
漫画家を夢見るティーンエイジャー島袋全優は、原稿とバイトに明け暮れる毎日を送っていたが、いつしかトイレに行くたび便器が血まみれスプラッター状態に。はじめは腸炎と診断されるものの入院治療でも一向に容態は回復せず……改めて検査を受けてみると実は難病特定疾患「潰瘍性大腸炎」だった!? 「取材」と称して入退院を繰り返し、片手にGペン、片手に点滴を携えたエキスパート患者の筆者が、発病した学生時代から商業デビューを果たして漫画家になってからも続く闘病生活の実体験をもとに明るく描く奇跡のギャグコミックエッセイ。GANMA!&ニコニコ漫画で絶大な支持を受ける『腸よ鼻よ』、待望の書籍化!! 読後、貴方はこう思うはず……「セカオピ、めちゃくちゃ大事」。
沖縄に転校したてーるーは、同じクラスの喜屋武さんを好きになった。これで夢の高校生活が始まる…! と思いきや、彼女の話す方言がさっぱり理解できない…。そんな彼女の方言を訳してくれる比嘉さんには、いつも助けられてばかりいるのだが…比嘉さんは、実はてーるーに片想い中!? ウチナータイムに翻弄され、カチャーシーには驚きを隠せない。東京とはまったく違う南の島で、ちょっぴり変わった異文化恋愛スタート!!
母の晴海が亡くなって、父は蒸発。天涯孤独となった中学生・ゆうくんが引き取られたのは「母の元カノ3人が暮らす沖縄の家」だった!! 「やっぱ旦那じゃなかったなァ…」と最期の言葉をこぼした母が、最期に一緒にいたかったのは誰だろう? 開放的な南国の空の下、昔の母をよく知る3人と過ごす、奇妙な共同生活。
読めばカーリングの醍醐味がわかる! はみ出し者が歴史を作ることもある。女子カーリング選手・二風谷直歩は、曲がったことが大嫌いな性格が災いして、競技の中心地・北海道を追われ、沖縄へ… 南風原町にある沖縄唯一のスケート場に日参し、なんとかこの地にカーリングチームを作ろうとする。そして、地元で燻っていた男たちが集まりはじめ… 沖縄の輝かしいカーリングの歴史が今始まる!!
▼第1話/砂の剣▼第2話/砂の落日▼第3話/母について▼第4話/砂の呼声▼第5話/砂の兵士▼第6話/学舎▼第7話/御願さびら●あらすじ/太平洋戦争末期、沖縄の離島、前島に日本国軍の小隊がやってきた。名目は防衛。が、日本兵達は、水源である森の木を切り倒したり、爆弾を使って海の魚を獲ったりして、島を破壊していく。それだけでなく、軍隊がいるということは、敵軍の攻撃目標になるということも意味していた……(第1話)。▼日本の敗戦で幕を閉じた太平洋戦争。沖縄の山を守る日本軍“山の部隊”は降伏を拒否し、敵前逃亡をした日本兵を殺したりと、身内である日本人に当たっていた。「生き残るために戦う」を信条にしていた湧川村長が、山の部隊の説得に行くが……(第2話)。▼乳飲み子と、子供3人をかかえ、防空壕から墓の穴まで、戦火から逃げ続けた一人の母親の物語。命懸けで子供達を守ったこの母こそ、作者比嘉慂の実の母親である(第3話)。●その他の登場キャラクター/海里分校長
観光ガイドっぽい作りか?などと思ったら、これがかなり読ませてくれる、若者の成長物語でした。就職に失敗した主人公・我如古(がねこ)六郎が母の勧めで沖縄旅行に行き、ひょんなことから地元の弱小新聞社で働くことになるというストーリー。この六郎が少しずつ成長していくきっかけになるのが、沖縄の文化や歴史、住民の気質。文化部の一員として自分で取材し、考えることで、自分の中の何かが変わり、沖縄の本質も見えてくるという筋立てが絶妙です。基地の問題や、離婚率の高さ、仕事の少なさなどに首をつっこんでも、これが沖縄だ、引っ込んでろと言われることも度々。それに対処する六郎の立ち位置も考え抜かれています。また、取り上げる風習も、キジムナーが住むガジュマルに対する地元民の想いだとか、一見ゴミのように見えるけれど魔よけの”さん”だとか、女性の手に入れる”ハジチ”という刺青の意味など、沖縄に精通していないとわからないことばかり。沖縄について知る意味でも、単なるガイド本より、よっぽどこの漫画のほうがためになるんじゃないでしょうか。