今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
ダイヤモンドの名前の由来“ADAMAS(アダマス)”、その言葉の意味は「(何事にも)屈しない」ということ――。宝石に関する特殊能力を持つ“宝石使い(ジュエルマスター)”流崎麗華(りゅうざきレイカ)。宝石の声を聴き、宝石を通じて人間の行動をも征服してしまう奇跡の力を駆使し、闇の組織“シャニ”の陰謀により行方不明となった父を捜すため、彼女はダイヤモンドシンジケートの依頼を受け、今日も任務に向かう!!
あの大ヒット作『のだめカンタービレ』の二ノ宮知子最新作! テーマは「宝石×質屋」!! 東京下町の老舗・質屋を舞台に、宝石のオーラが見える質屋の娘・志のぶ(しのぶ)とイケメン宝石外商・顕(あき)が織りなす、キラッキラの人間ドラマ。新・二ノ宮劇場の開幕です!!
宝石やアクセサリーが好きな女子高生ルリが、山へ川へ洞窟へ、鉱物採集の世界に飛び込んでいく。第1巻では、水晶、ガーネット、黄鉄鉱、砂金、蛍石など多数の鉱物が登場します。パニング皿、ハンマー、地形図など、専門的なツールを用いた採集シーンも魅力満載。鉱物学を修めた作者の確かな知見に基づく、本格サイエンスアドベンチャー!
宝石ごろごろ
あれ?こんなお店あったかな?日常の隙間に現れる、ナゾの宝石店「タリスマン」。そこに足を踏み入れてしまったあなたに、宝石商「ラピス・ラズリ」が怪しげに語りかけます。私と同じ名前の宝石『ラピス・ラズリ』には、なんでも「夢を叶える」力があるんですよ…?あなたにも一つだけ、お譲りしましょうか?対価はあなたの「心の宝石(ハートジュエル)」。叶う夢は「悪夢」ですけどね…。別冊コロコロで毎号読者を震えあがらせる…でも読まずにはいられない大反響の異色ホラー。なんと描き下ろし読み切り1本付きで第1巻の発売です。クーラーいらずの涼しさ、あっと驚く恐怖をぜひご覧ください。
大切なものを宝石に変える謎の宝石商と、彼を取り巻くたくさんの愛と物語。多種多様な舞台と時代と史人で繰り広げられる、宝石譚の数々をご堪能あれ。
田舎育ちの少女マナ。就職のため故郷を離れやってきたのは、不思議なエネルギーを秘めた宝石を扱う、憧れの職場宝石省!!気合とやる気だけは十分で職務に挑むも、なかなか結果は伴わず同期のレイにあきれられる日々……。一人前の「鉱集人」になるため、今日も元気に働きます!少女たちが切磋琢磨するお仕事ファンタジー、煌きの第1巻!
山奥でオーダーメイドジュエリーのお店を営む叶(かなえ)が拾ったのは、不思議な青い目をした黒猫のベリル。キラキラしたものが大好きなベリルは、叶のお店の招き猫となる。娘へのお祝いに……。そしてストーカー対策に!?様々な事情を抱えるお客の要望に応えながら、たくましく生きる叶と黒猫の、あったかストーリー。
新進気鋭のジュエリー・デザイナーである木野わかばは、自分のデザインしたネックレスがもとで宝石盗難事件に巻き込まれてしまうことに!!命を狙われるようになったわかばに、刑事と偽って近づいてきた聖士の正体とは…!?わかばにそっくりな3つ子の姉妹・こずえとつぼみも巻き込んで、時価4000万はくだらないブルーダイヤをめぐる、甘い恋とスリリングな冒険の幕が開く!!
織部都はジュエリーデザイナー兼ペットショップの店長。有名な宝石泥棒の血を引く彼女のまわりには、おかしな事件がいっぱい。従弟でペット探偵の健や警視庁の服部警視を巻き込んで、恋のミラクルワールドが展開される。そして、都に花嫁のティアラを捧げる相手は…。第1話「猫に猫目石」から第8話「琥珀の男」まで、全8作を収録。ノンストップで読ませるラブ・コメディーの決定版! 収録作品:第1話 猫に猫目石 / 第2話 “愛”のリガード / 第3話 大泥棒とティアラ / 第4話 パールパールパール / 第5話 かわいい依頼人? / 第6話 マダムと宝石 / 第7話 ハッピーストーン / 第8話 琥珀の男 / サイドストーリー
バイト先の宝石店で、商品紛失の責任を負わされた上、2千ドルの借金を背負ったリネット。こうなったらパトロンを見つけるしかないわ! その時、友人のしている高価なアクセサリーが目に付く。出資者(パトロン)のプレゼントだと言う。BFはBF。パトロンはパトロン。「金持ちなのよ、。週に1、2回付き合うだけで色々プレゼントしてくれるわ」「付き合うって!?」「決まってんじゃない。お手々つないでトランプするだけじゃ、お金は入らないわ」リネットは思わず「私にもお金持ちを1人紹介してよ!!」
大好きな漫画です。 学生の頃、この漫画に狂っていた時期がありました。 友人全員にこれを読めとしつこく勧めて、 読んだ人に対してはお前はこの漫画の何もわかってない!と浅い考察を語る最悪のオタクでした。黒歴史です。 つまり、人を狂わせるほど魅力ある漫画ということとも言えます。言えますね。 とはいえ、こちらは既に多方面で紹介され尽くした人気作でもあります。 今さら自分の稚拙な語彙でレビューしても読むに耐えませんので、 ネットの海に散乱した情報に少しだけ補足をして、読むことを迷っている方の壁を取り払えればと思います。 この漫画が話に上がる時についてくるのが、とんでもない鬱漫画だという話題。 これが読み手の1つのハードルになってしまっていると思います。もったいない! 大丈夫。救いはあります。怖くないです。 確かに取り扱うテーマは重く、展開に心が締め付けられることはありますが、この作品の魅力はそこだけではないです。 素晴らしいのは重厚な世界観の中に、ポップさのエッセンスを忘れず組み込んでいること。 (ここで言うポップさとは、いわゆる大衆に寄り添う心のこと) 会話のテンポ、 キャラの関わり、 かわいらしいジョークのセンス。 そういう要素の節々に、作者である市川春子氏の人柄を感じられます。 そしてその人柄から読み取れるのは、 この人は読者の心をズタズタにしたい訳ではないよ〜。 ということ。 きっと最後まで読み切った方なら共感してくれると思います。 苦しさの先に希望がある。 これは人間の話。命の話。生と死の話。愛の話。宇宙の話。 火の鳥超えてます。ガチ。