最近発売された「一度きりの大泉の話」について雑談しましょう。

個人的には目次の時点で最高でしたね。本自体も面白いしそれを取り巻く関係者/ファンも込みで面白いと思いますが皆さんはどんな感じでしょうか?

「竹宮先生は強いのでどんなことも乗り越えられるけど、萩尾先生は無理なんだから。」の記事かな

この記事良かった

追記、竹宮惠子さんの #少年の名はジルベール と #扉はひらくいくたびも も読んだが、竹宮さんは今でも自分を語るために "大泉サロン"や"萩尾望都"というブランドを必要としているのを感じた。— KIE=UNDERCOVER (@kieteki) April 27, 2021 竹宮さんはおそらく...

少年の名はジルベールも読んだほうが面白そうです。流れとしては「少年の名はジルベール」->「一度きりの大泉の話」の方がいいかもしれないです。あと中川右介の「萩尾望都竹宮惠子 大泉サロンと少女漫画革命」あたりも
「一度きりの大泉の話」を読んだあとに萩尾望都の「精霊シリーズ」/「11月のギムナジウム」/「十年目の毬絵」を読むと複雑な気持ちになる

面白い

萩尾望都『一度きりの大泉の話』は「歴史の美化に冷や水を浴びせる本」であるらしい(テリー・ライス氏評) - INVISIBLE D. ーQUIET & COLORFUL PLACE-

一度きりの大泉の話作者:萩尾望都発売日: 2021/04/21メディア: 単行本352ページ、12万字書き下ろし。未発表スケッチ多数収録。 出会いと別れの“大泉時代"を、現在の心境もこめて綴った70年代回想録。「ちょっと暗めの部分もあるお話 ―― 日記というか記録です。 人生にはいろんな出会い...

1979年8月号のぱふにある76年漫波9月号の再録
まんが家訪問13竹宮恵子から引用
単純計算すると69年から考えていて、73年に描くと宣言しているのか

1979年8月号のぱふにある76年漫波9月号の再録
まんが家訪問13竹宮恵子から引用
単純...

少年の名はジルベール」と「一度きりの大泉の話」読みました。竹宮先生はいつでも自分が主役でいたい人なんだろうなと感じました。逆に萩尾先生はすごく劣等感を持っていた人なんですね。全く違うタイプの強い個性が一緒に暮らしたら、そりゃ色々起こるよね…。

山岸凉子先生がマジ神がかってて感動した。

部外者から見れば伝説か

人気漫画家の萩尾望都さんが過去の大泉時代のことをほぼ初めて語った『一度きりの大泉の話』(河出書房新社、2021年4月)が話題を集めています。 少女マンガの変革を目指した女性たちが集まったあの時代を、男性中心の漫画史に正面から位置づけた『萩尾望都と竹宮惠子 大泉サロンの少女マンガ革命』(2020...

萩尾望都のギムナジウムものは竹宮惠子風と木の詩のパクリ」という噂を当時聞いたことがある。
似てないよね? そもそも萩尾望都の方が先に描いてるし。なんでやねん、と当時不思議に思ったけど、この本読んで噂の出処を理解した。
竹宮惠子本人が疑っちゃったのかあ…。
昔から両者におけるパクリかなんだかよくわからないけど異常に似ている事柄として、竹宮惠子の「地球へ…」の第一部と萩尾望都「あそび玉」があるけど(これも萩尾望都が先行)。
萩尾望都の盗作を疑った側の竹宮惠子が、盗作というか剽窃というか「そっくりでね?」と読者が首をひねる作品を描いちゃったのが非常に不可解ではある。
仲良し同士ならうっかりそういうこともあるかもだけれど(一度きり〜を読む前はそういう理解だった)、パクられるのを嫌がっての絶縁後に何故こんなことに?
マジで訳わからん。
単なるパクり以上に闇を感じる。

萩尾望都が徹底的に竹宮惠子を避けた挙句、殺す勢いで「復縁はないよ」と宣言し、大泉時代を埋葬して墓碑銘まで書いた理由はそういうところなのかも。

確かに萩尾望都「あそび玉」と竹宮惠子の「地球へ…」は似ている
「あそび玉」は『別冊少女コミック』1972年1月号
「地球へ…」は『月刊マンガ少年』1977年1月号

メモ
11月のギムナジウム」「別冊少女コミック」1971年11月号
「雪と星と天使と(サンルームにて)」「別冊少女コミック」1970年12月号
風と木の詩」『週刊少女コミック』1976年10号

竹宮惠子の元アシスタントのブログ、消された記事の中に竹宮惠子がマスコミ取材に対して「萩尾望都が良ければ自分は受ける」と言った理由が書かれていた。
竹宮惠子も断るつもりだったけれどマスコミが全然諦めてくれないので、絶対に断るに決まっている萩尾望都に丸投げしたのだと。
マネージャーに聞いたので確かですという念押しつき。

竹宮サイドの萩尾望都への侮りっぷりは堂に入ってるわな。
本人たち全然自覚ないっぽいけど。

増山法恵の名は雑誌「June」で見かけてた。
少年愛で盛り上がってるあの辺の人、という感じだった。特に強い印象はなし。
その後「変奏曲、実は原作者いました」といきなり名乗りをあげ、竹宮ファンが驚いたりオリジナルでなかったことにガッカリしたり。
何故今まで原作者を伏せていたのか、それを何故発表するのか、一連の意図がよくわからない出来事でした。

竹宮惠子「エルメスの道」
新作部分含めて全ページ読めるよ

マンガで綴るエルメスの180年余の歴史。エルメス家の人々と職人たちを中心に、変化する時代の波を越えて続く「エルメスのオデッセイ」ー壮大な旅の物語を特設サイトで。

これが竹宮惠子の最新の漫画ということになるのかな
新作部分はデジタルで描いたらしい
70才すぎて新技術に挑むのはすごいね
ただやっぱり過去に描いた分と比べると精彩欠くかも
ブランクゆえかデジタルに慣れてないせいか
アシスタントいないせいか

最近本屋で見かけて気になっていたところです。ありがとうございます。

共通の知人からたびたび「あちらのご不快」が急に出てくる、という記述の不穏さ
本に書いたこと以外にも色々あるのだろうね
「あそび玉」の一件のように

月刊flowers

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