漫画には「お約束」だったり
「面白いからそれでいい」というパターンはあります。
手刀で首筋を打てばアッサリ失神するとか。
小声で会話しているから聞こえるはずがないのに
ドア越しや隣の部屋にいた人が「話は聞いた」
と助言、解決策を持って登場するとか。
生徒会長が学校を支配していたりとか。
主人公、どうやって生活費を稼いでいるんだよ、とか。

そういった「漫画ならではのお約束の展開」
にたいして、面白いからそれでいい、とか
いくらなんでもそれはないだろ、という
肯定否定、その他の意見はありますか?
あまりに小さい問題だったり
マニアック過ぎて伝わらないと思って
言い出せなかったこととか。
漫画的なお約束は尊重するけれど
それでも一言言わずにはいられないこととか。

私的には、プロレス技の四の字固めとかコブラツイストとか
実際の技と違って、その組み方じゃ痛いわけないだろ、
というシーンが登場する漫画、多すぎだと思います。
あと、スポーツ漫画などで
観客が異常にマニアックで理解力知識力が高くて
声援やヤジが高度すぎる展開とか。

食パンくわえて「遅刻遅刻〜!」みたいに、パターンとして定着しすぎると
ネタとしてイジられるようになるけど、また別の様式美が新しく生まれていくんだろうな。
今だったら大体トラックに轢かれて転生するし。

あしたのジョー以後、カウンターパンチ理論の解釈をそれぞれに
良い方向にも悪い方向にもすすめたボクシング漫画は多いですよね。
リングにかけろ」の竜児と剣崎の初対決。
はじめの一歩」の宮田関連の話。
題名を忘れたけれど、後ろに下がりながらのカウンターを
主武器にするボクサーの漫画もあったな。

ブーメラン・スクゥエアーの
「一回転する」は物凄い。
物凄いけれど、だがそれでなにがどうなるというのか。
楽しんだもの勝ちというか、
面白がったもんの勝ちという世界だよね。

あと、パワーリストとかパワーアンクルとか
リンかけ!のおかげで相当に売れまくったと思う。
私もパワーアンクルは買いました。
(パワーリストは結構目立つので装着するのが恥ずかしくて買えなかった)
こういう「グッズを買う、揃える」というのも
漫画ファンのお約束ですね。

「欧米では普通のことデース」みたいなやつね。
そういうの見るたびに
「ここは日本だ!」
とツッコミを入れてしまう。

ましゅまろ

>「欧米では普通のことデース」

そうwwwそれ!!www
そうなんだよ…ここ日本だからさ…。作者的にはこのお約束の言い訳があると、手っ取り早く絡ませることができるからありがたいんだろうな。

いや〜自分以外にもそう思ってる人がいて嬉しい

もう当たり前過ぎてツッコむ気すら起きないけど、少年・少女漫画に登場する生徒会の権力強すぎ

そして生徒会がメインで登場するときはメンバーのキャラ濃すぎるし、モブとして出てくるときは無個性すぎ

丁度いい地味さの生徒会って見たことないかも知れない。

昔のマンガの外国人のセリフがカタカナで書かれるところだな。あれは「外国語」で話している表現だからカタカナなのか、それとも「外国人が日本語」で話しているのをカタカナで表現しているのか気になる
あれ読みにくいんだよ...

外国語で話してるときフキダシとセリフが「横書き」になるの大好き。右開き・縦書きの漫画の利点を最大限に活かした表現でいいな〜と思う

そして外国語といえば、昔の漫画でお約束だった「英語と見せかけてローマ字」の表現見ると「よっ!待ってました!」となる

海外のオタクが言ってて目からウロコだったやつ

「雨に濡れるとすぐ風邪ひく」

たしかにちゃんと「風邪はウィルスが原因で引く」ってわかってるのに、東洋医学的な体を冷やすのがよくないという考えに慣れすぎてるせいか「体を冷やすと風邪をひく」理論を当然のように受け入れてたわ…

PTAの会長とかも、丁度いいのはあまり見ないな。
機嫌が良ければポンポン寄付してくれたり。
機嫌が悪ければ先生はクビ、生徒は退学に。

これ、一番最初にこういう中華キャラを出した人は凄いと思う。
実際に「アルヨ~」という人にあったことはないが、
イメージが定着している。
自分の記憶ではサイボーグ009の、006あたりが
「アルヨ~」とかいう中華キャラで最も古い存在だが。

なるほど。
そうならば海外の人は日本の漫画によくある
・デートをすっぽかされて雨の中で待ちぼうけ
・体も心も疲れて、翌日から風邪をひいて寝込む
とかのパターンが、半分は意味不明なんだろうな。

大学で役割語を教わったときは感動したな。漫画で必須だもん

金水敏『コレモ日本語アルカ? 異人のことばが生まれるとき』(岩波書店、2014)2017年10月20日18時55分 追記:本記事について、読者から「大阪大学教授の金水敏氏による著作と内容が重複しているのではないか」というご指摘を受けております。編集部では現在、ご指摘内容について…

あと学園の理事長も大抵やべーやつ(監獄学園とかノブナガくんとか)

そして「主人公の在学中に理事長の息子・娘も通ってる」のもあるあるだよね
親子で同じ学校に通勤・通学してるのは聞いたことあるけど、理事長の息子って実際現実であるのか…?

そういえば、現実の安全管理はもっとちゃんとしてるのに「アニメや漫画に出てくる工事現場の鉄骨(とか足場とか鉄パイプ)落ちすぎで悲しい…」みたいなことを建設関係の人ツイートしてたの見たことあるわ

工事現場での落下事故が漫画ネタにされる頻度と、
実際の事故発生率の差はわかりませんが、
でも漫画の場合は主人公達が通勤・通学時などに
工事現場の横にさしかかると
ほぼ100%に近い確立で鉄骨が落ちるイメージがある・・。
そりゃ、現場で安全や衛生を管理している方々からしてみたら
納得いかないでしょうね。

自慢気に語ったりしていないで
とっとと発砲して殺しちゃえば良かったのにねえ~
まで含めての「お約束」ですね(笑)。

その思いとは真逆なのだけれども、
普通は銃口を向けられてしまったら
そこからは現実には逆転できないよな~
と思う部分もあったりするけれど。

バトル系マンガでよく見る「チッ・・・アバラ2,3本いったか」ていうヤツ。
強敵との戦いで、登場人物にそれなり傷を負わせたいときに都合よく折れるのがアバラだと思う。
外見では気付かないダメージだから、読者もいつの間にか忘れてる。

手足の骨折だと戦力ダウンしすぎるし、
絵的にも変えなきゃならなくなるし。
逆にアバラ骨折を重大なことにしたければ
「折れたアバラが内臓に刺さったら死ぬことだってあるんだ!」
と盛り上げられる。
無かった事にしたければ
「ヒビがはいっただけで完全に折れてはいないから」とか
「テーピングしておけばなんとかなる」
とかにも出来そうだし。

アバラ骨って都合よく使われるよね。
口がきけたら「解せぬ・・」とか言いそう。

そうなんですよね〜。アバラが折れたまま戦うのは、実はかなり危険だという・・・

「逝ったか」という表現が、ヒビが入ったのかポッキリ折れてるのか、あくまで外野にはわからないのもミソです。

平成以降、リアル路線のマンガが増えてきましたが、まだまだアバラの不遇は続きそうな気がしています(^^;)

バトル系の漫画のお約束といえばこんな感じかな。

①汗ですべる、汗が目に入る
②アバラ骨を折られても戦える
③パンチや弾丸や弓矢を紙一重でよけて頬だけ切れる
③殴られて奥歯が折れる、そして吐き出す
④出血は根性で止血
⑤脱臼や骨折を対戦中に独力で整復
⑥失神するも即意識を回復して「危なかった~」で続行
⑦失神したら頭の中にライバルや守るべきものが現れて叱咤される
⑧失神しているのに体が無意識に動く
⑨致命傷を喰らっているのに「後一発だけ反撃できる」
⑩骨を斬らせて肉を絶つ、で勝つ

③だけれど、普通は殴られたら上あごと下あごがぶつかったりして
前歯が欠けると思うが、漫画だと大抵は奥歯がまるごと抜けている。
④はプロボクサーとかじゃないので、どこまでホントかわからん。
⑤⑥⑦は、むしろ深刻な障害が残りかねんから、
レフリーやセコンドが止めなきゃね。
このへんのお約束をいかに個性的に面白く描いて
凄いと思わせるかが漫画家の先生の腕の見せ所だよね。

「パンチを食らったときに拳が顔面にめり込む」はどうでしょう。
ギャグではよくある表現ですが、実際にバキみたいに顔面を陥没させるパンチって即死案件ですよね。。

板垣恵介先生(バキ餓狼伝等)や
石渡治先生(B.Bなど)なら描いていそう。
ほぼ即死案件だから、あとは
ローマのパンクラチオンとか、
殺しあいを描いた漫画とかなら
そういうシーンとかあるかな?

めり込む、で思いついたけれど、
殴られたり蹴られたりして吹っ飛んだ相手が
背後の壁にめり込んだり突き破ったりするのも「お約束」。
一番の使い手?はドオクマン先生かな(笑)。

板垣恵介先生(バキ、餓狼伝等)や
石渡治先生(B.Bなど)なら描いていそう。
ほぼ即死案件...

熱つながりで言うと

「気になる相手が普段より積極的に迫ってきたと思ったら、熱(もしくは酒)のせいで良いところで倒れる(寝てしまう)」

やつもお決まりですね!永遠になくならないと思う

熱つながりに便乗。

風邪をひいちゃったかも、と好意を感じている異性に話したら
「熱はあるかな?」とかいいながら
額に手を当てられたり額同士をくっつけられたり。

相手「うん、熱があるみたいだね」
主人公「・・それ、風邪の熱じゃない・・」

今の時代では微笑ましいレベルのお約束ですが(笑)

ファーあるあるwww
手垢のつきまくったラブコメ展開だけど嫌いじゃない

よく考えれば「おデコとおデコで熱を測る(こともある)」って漫画で知った知識だわ

時間の流れが普通のコマ内とは違いますよっていうのをわかりやすくしてるのかなと思ってた。
この延長で、ジョジョで時止める時とか白黒反転したりしてるのかも?

いずれにしろ読む側の共通のルールとして成立してるのが面白いなって思います。
ジャンプの単行本とかたまに小口を見るだけで「あ、この巻全部過去編だな」ってわかったりする。

最近話題の「本気出すと眼鏡外すキャラ」
やっぱみんな思うとこあったんだなww



作者は授業中とかだけ眼鏡かけるタイプなんじゃないかな。生粋の眼鏡は大事な場面でそんな自殺行為しないと思う。

めがね=命」

少年漫画でよく見る「特殊な目」。

白目が真っ赤になるとかならともかく虹彩の色が変わったとか模様が増えたとか、戦闘中に気付けるか…?

あといつも漫画だからってスルーしてるけど、リゾットとかトリポネとか、白目が黒い人たちどうなってんだろ

>>「裸眼視力が0.01しかねえから敵味方の区別がつかねえんだ!巻き込まれるぞ!」

漫画じゃなくてリアルなんだけれども
プロレスレラーのスタン・ハンセンがその通りだったそうですね。
試合終了後に乱闘になったときなどにレフリーやらセコンドやら
KOしまくったのは、ハンセンがド近眼だったからだそうで。

現実にはド近眼の人とか、って
眼鏡やコンタクトを外したら、
自ずと行動をセーブするんだけれども、
漫画では全然かまわずに大胆な行動をして
トラブルを引き起こすんだよな。

もしかしたら俺以外の人は皆経験があるのかもしれないと思って怖くて訊けなかったんだけど…

風邪引いたからって幼馴染とかが看病しに来ることあるか???

ツッコミたくなるところ真剣に考えると無限にありそうなんだけど漫画読み慣れすぎていて気づかない
・相当な力でぶん殴らないと人間は真上に吹っ飛ばない
・交通事故で死ぬ確率高すぎ
・消しゴム、落ちたら好きな子の席の近くに転がる

昔の本読んでると男で「○○かしら」って書いてる人がいてすげー気になってたけど「○○かしらん」「○○か知らん」って書いてる人もいたりでなんだよって思った記憶があるな
後者が簡略化されて前者になったところ女言葉ぽくなったから使われなくなっていったという説を提唱してみる。(割と思い付き)

グレイ

グレイ

完全描き下ろしデジタルコミックマガジン『ねこまみれ』Vol.4に収録された今井康絵氏が描く地球侵略ねこったけコメディー! 我が名はグレイ。遠い宇宙の果てからこの星を支配するために派遣された宇宙戦士なのじゃ。覚悟しろよ、人間どもめ。お前たちはこれからグレイ様のドレイとなるのじゃ。むむむっ! 人間どもめ、我が洗脳ビームで洗脳されるがよい! 解せぬ!我は人間どもの言葉はわかるが、人間どもには高度な我々の言語が通じないようだ! 仕方がない。しばらく様子を見て作戦の練り直しじゃ! 猫型宇宙戦士グレイ。たった一人(一匹)の地球侵略が今、始まる!

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