【四季賞2021秋 四季賞受賞作】舞台はとある郊外——。ひそやかな、しかし大それた悪意が迫っていた。(good!アフタヌーン2021年12月号)
【アフタヌーン四季賞2021秋 四季賞】引きこもり男性の岸田は、とある美女の失踪事件に関して警察の取り調べを受けていた。証拠も無いことから余裕を保ち続けていたが、やがて、何者かの計略に否応なく気づかされる。
誰が殺したのか、神崎ハルは誰だったのか謎がいっぱい残ってすっきりしないけど、ストーリーはめちゃくちゃ気になるので入り込んで集中していました。 完全犯罪だと思っていたけど徐々に展開が怪しくなっていくのはハラハラ。 旅館の女将さんも、怪しく見える画力も迫力があってよかったです。
とある女性の失踪事件に関して取り調べを受ける引きこもりの男・岸田。 死体も証拠も何もないと余裕を見せていたが、徐々に事件の真相が明らかになっていき……。 画力も展開も凄すぎる。ずっと緊張感を保ったまま最後まで読み切ってしまった。 描かれている事柄や言葉すべてに無駄がなく、すべてが詳らかになった瞬間に気づく悪魔の恐ろしさ。 フィクションというタイトルもまた素晴らしい。結局、どこからどこまでがフィクションだったのか。 ぜひ読んでほしい。ぜひ悪魔に出会ってほしい。
誰が殺したのか、神崎ハルは誰だったのか謎がいっぱい残ってすっきりしないけど、ストーリーはめちゃくちゃ気になるので入り込んで集中していました。 完全犯罪だと思っていたけど徐々に展開が怪しくなっていくのはハラハラ。 旅館の女将さんも、怪しく見える画力も迫力があってよかったです。