スローニン
若いから無茶ができる! それを青春と呼ぶ! 無茶なことができるのは、若さの特権だ! そして若いから、青春だから、自分に迷う! それも若さの特権だ!! ひょんなことから知り合った元高校球児・ラッキューと、元超高校級ラガー・コッセツ。旅をしながら「なんでも屋」を営むコッセツに、大学を目指して浪人中のラッキュー。二人がたどり着いた、自分探しの旅の結末は!? 80年代にスピリッツ誌上で大好評を博した、笑いあり、涙ありの青春グラフィティ!!
星屑ニーナ
星屑(ほしくず)クンはヒトではなく、ロボット。ニーナは可憐な女子高生。ふたりは出会い、そして、一緒に暮らした。この世界は不思議がいっぱい!宇宙から降る雷魚、会話するサルの玩具、当たった3億円の宝くじ、そして、過ぎ行く時間。1年後、5年後、10年後。ロボットは歳を取らないが、人間はあっという間に老いていく。物語は、神の速度で、未来へと進んでいく!『少年少女』、『機動旅団八福神』に続く、福島聡の新シリーズ“タイム・スキップ・コメディー”それが『星屑ニーナ』!
おろち
激しい嵐をさけるため、おろちが立ち寄ったお屋敷。そこには美しい姉妹がふたりきりで住んでいた。姉・エミ17歳、妹・ルミ16歳。だが奇妙なことに、ふたりとも18歳になることを異常なくらい恐れていた。身の毛もよだつような、恐ろしい血筋の家に秘められたナゾとは…?摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。
ツーオンアイス
フィギュアスケート大会で1人の少女に目を奪われ、独学で練習を続けてきた隼馬(はゆま)。しかし、憧れの少女は突然表舞台から姿を消してしまう。道標を失った隼馬だったが、数年後アイスリンクで少女と偶然再会し…!?
人類蝕
【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】ミイラ化した遺体が次々と見つかる不可解な事件が発生。そのミイラは“マミリーさん”と呼ばれ巷で騒がれていた。そんなある日、幽霊が見える少年・星太は、友人である隼人の様子がおかしいことに気づく…。家に向かうと、そこには――!? 何かが僕らを蝕んでいく――。スリラーサスペンス開幕!!
令和のダラさん
ある嵐の日、土砂崩れで柵が崩壊し長く立入禁止されていた地に踏みこんだきょうだいは世にも恐ろしげな怪異と出会…「ワシ、一応祟り神なんじゃが!?この異形をみてなんとも思わんのか!?!?」ちっとも動じないきょうだいは、むしろ怪異をダラさんと呼び、なついてしまい!?怖そうで怖くない!シリアスを置きざりにした新時代のホラーコメディ。
ふたりスイッチ
同じ高校に通う真一と苺はお隣りさんの幼なじみ。真一は学校随一の美人、宗倉さんを、苺は真一の親友である悠斗のことが気になっている。ある日、真一の家に悠斗が遊びにきたのを、隣りの部屋から苺が様子をうかがっていると、とんでもない事態が発生してしまった! ゴーヤのすごさに驚嘆必死の新感覚ラブコメディ!
健全な高校生・陽太の前に現れたのは、セクシーすぎる家庭教師・葵だった! しかも、葵はセクシー女優・七里スミレに瓜二つで……!? 両親不在の中、葵先生に翻弄される陽太は煩悩に負けず勉強することができるのか!? セクシーすぎるお姉さんに教わる煩悩レッスンスタート!
友達ゼロ同士の女3人、同居開始! 「同居人募集!お友達のいない方歓迎!」 ●加南(かな)(31)他人に“お母さん”と呼ばれることにモニョるバツ1シングルマザー●悠里(ゆうり)(28)初めての男が妻ありの不倫愛だったセカンドバージンのまじめOL ●奈央(なお)(36) 女の人に関心がない超モテ股ゆる女家主 一軒家でルームシェアを始めた3人の共通点は「友だちがいない」女たちの食卓では非モテの根源、オバサン問題、受け身の性欲、“女の人生”比べ、……とおしゃべりが止まらない!! 世間におののく女たちに捧ぐ、デトックス同居物語!
実写映像化『午前3時の無法地帯』の2ndシリーズが登場! あの曲者だらけのデザイン事務所に期待の新人・たまこが入社。自信ナシ、色気ナシ、恋愛経験ナシ! 社員旅行のハワイを励みにがんばるたまこだけど…!? 地味系メガネ女子の受難とラブの大冒険☆スタート!! 作者が取材の様子を大暴露(!?)するおまけマンガつき。
想像とは違う東京の生活に失望を覚えていたカンチは、高校の同級生である三上と会う。そこで2人の女と出会い、いいムードに。カンチは一方の女をホテルに連れてはいるが、女は泥酔していて手がつけられない。先に出ようとフロントに行くと、同僚の赤名リカに偶然出くわす…。東京では誰もがラブストーリーの主人公になれる。恋愛の達人・柴門ふみが、男女4人の姿を通して描く都会の恋のカタチ!!
なんでも屋として色んな仕事をして経験を積んでいくけど、大前提として「まだ何者にもなれていない自分、人生の中の宙ぶらりんの時代、そういうのが大事なんだ」と肯定してくれる作品ですね。それをジメジメと湿っぽく描いてあるのは読んだことがあるけど、こんなに明るく爽やかに描かれているのは初めてだったのでカッコいい漫画だと思いました。ギャグっぽいノリの始まりからは予想できない読後感です。ラッキューとコッセツは性格が全然違うけど大きな挫折を経験したもの同士で、お互いに言葉にして伝えたりしないけど想い合っていて素敵だと思いました。ラッキューのお父さんの話も好きです。もっと早く読めばよかった。