花の慶次―雲のかなたに―
異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが……!?
異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが……!?
歌舞伎界の重鎮が突然亡くなった…! 莫大な遺産は誰の手に!? 「み~ちゃった、み~ちゃった!!」 の家政婦・市川春子がゴシップの真相を暴く!! 大好きな歌舞伎俳優の団子郎が亡くなって悲しみに暮れる春子。 ある日、その隠し子だというハーフの双子が現れて…!? 大人気家政婦・市川春子シリーズ。※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
才色兼備で自立した女性を目指す大友さよ子は、大学四年で人生の岐路に立つ微妙なお年頃。叔母の経営するお店で、撮影所にお弁当配達しに来たさよ子と出会ったのは、女形の歌舞伎役者だった!! ふとしたきっかけで雄太郎と付き合うことになったさよ子は、繊細な美貌ながらも心に芯のある彼に次第に魅かれていくが……。表題作「幸せはこんな形でやってくる」他、「世の中はそんなに甘くない!」など4編収録。
幕末から明治時代に活躍した伝説の歌舞伎役者の魂が、女子高生の身体に降霊……!? 伝統と革新。継承と進化…。教え伝わる文化を守りつつ新しい表現を模索する現代歌舞伎。その世界でもがき苦しむ一人の若き役者・明(あきら)と、亡き父の思いを兄に実現してもらいたいと願い続ける妹・キヨ。その思いが、摩訶不思議な出来事を引き起こす。幕末から明治時代にかけて活躍した伝説の歌舞伎役者・五代目 市村宇左衛門の魂が、キヨの身体降霊! 役者として成長したいと苦悩する明と、自分の芸を後世に残したいと切望する五代目宇左衛門(見た目は女子高生)の、挑戦が始まる! 現代の歌舞伎界のリアルと描きつつ、ファンタジー要素も絶妙に加わった、今までにない歌舞伎マンガがここに誕生!
太宰治の名作短篇小説を二階堂流にアレンジしてデジタルコミカライズ!原作者である太宰治が最も得意とする女性の告白体小説のひとつ「きりぎりす」。「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。」で始まる、名声を得ることで破局を迎えた画家夫婦の内面を妻の告白を通して印象深く描く名作。その物語をブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏が驚きの脚色を加え、“大人”の「きりぎりす」としてコミカライズ。この作品は原作が発するメッセージにさらに奥深い味わいを加味した作品となっている。原作をめにしたことがある人はもちろんのこと。さらに原作未読の人にこそ、太宰作品を知るための必見のコミカライズとなる。
伝説のハードボイルドロマン「蒼眸のバラード」最終章がスタート!仇敵であった北斗連合会とともに反創雄会を掲げていた鉄海組も、畑中の右腕・吉岡らの絵図により、抗争はひとつの決着を迎えた。暴対法施行を目前に控え、生き残りをかけた組織再編に乗り出した創雄会会長・畑中ら幹部たち。組織内の動揺はとどめようもなく、問題が噴出する……。そして関東進出を目論む西からの猛威、関西猛虎会の存在……。さまざまな思惑が交錯し織りなすハードボイルドヒューマンドラマ……。今、新たなる戦いの幕が上がる。1985年、日本最大級と言われる「山一抗争」の真っ最中に連載が開始された本作。裏の世界を舞台に、綿密な取材に基づきリアルさを追求したハードボイルド・ロマン。掲載誌には、数多くの本物たちからさまざまな声が寄せられた。これまで単行本化されていなかった「第三部◆制覇編」が約30年の時を経て、電子書籍で遂にコミックス化!
奇才・横山まさみちが描く時代劇画が登場!大和郡山藩士・千秋重四郎に「謀反の心あり!」と上意討ちの命が密かに下った。しかし、これは病床の殿・水野勝成に代わり実権をにぎる谷脇民部による、「我が子かわいさ」からくるものだった。上意討ちの主役的立場にある「仕手役」に選ばれたは剣の達人・由良神吾。名誉ある役目をおおせつかった神吾の討つべき相手・千秋重四郎は許嫁の父でもあった……。この事件を皮切りに、神吾は歴史の裏でうごめくうねりに飲み込まれていく――。1971年『漫画ストーリー』(双葉社)にて掲載された長編時代劇画を初めて電子コミック化。もと大和郡山藩士・由良神吾が巻き込まれた凄惨な運命を描く全3巻。
風化させてはいけない真実がある昭和19年(1944年)の初夏。日本の戦況は著しく悪化し、敗色濃厚となっていた。絶対国防圏であり、日本の中核拠点であったサイパン島。アメリカ軍のマリアナ諸島への空襲は一段と激化した。上陸作戦の前触れであった。同年6月15日、サイパン島近海の青い海はアメリカ軍艦隊によって黒く塗りつぶされた日本の反撃もむなしく、日本軍守備隊の崩壊は深刻となった。日本軍はもとより多くの日本人居留民が追い詰められ、捕らえられることを避けるため海に飛び込み自決した。戦争を否定してもその体験を否定することはできない戦争は日本人の真実の体験である真実あった姿から目をそらさずそれを直視し生かすことによってこそ平和への道が開ける ――横山まさみち
異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが……!?
史実を脚色したお芝居のひとつ「俊寛」は、能や歌舞伎でよく上演されるもの。舞台は、平清盛率いる平氏全盛の平安時代。清盛への反乱を企てた僧侶・俊寛が仲間とともに流された先の島で起こった事件を描いたものです。特に歌舞伎では、俊寛が島の女性「千鳥」を都へ送るために、自分が身替わりとしてひとり島に残り、都へ向かう船を見送る。という悲壮感あふれるラストシーンが有名なお話。歌舞伎「俊寛」を何度も観る中で、著者は俊寛の壮絶な生き様に感動しつつも、「謎」があったという。その「謎」を出発点に、独自の解釈で「俊寛」の物語を描いた絵巻。味わい深いイラストとともに著者ならではの視点で描かれる物語に要注目!※電子書籍版「俊寛」は、著者が2016年1月に開催した展示会の絵巻を元に作成されたものです。<著者プロフィール>瓜谷 茜1985年 スペイン・サラマンカ生まれ。幼少期に東京へ移住。小学校1年生頃から地元の「絵画教室」に通い絵画に親しむ。中学3年の時に、歌舞伎の舞台を観て自分の感覚に「しっくり」きて以来、他の伝統文化含め観劇を続けている。この頃から歌舞伎や文楽をモチーフに制作を始める。2011年会社を退職後、EVAの名前でモデル活動を開始。ショーやスチールなどの仕事をする傍ら、イラスト作品をイベントや雑誌などに提供、個人制作を続けている。
江戸・吉原の遊郭「開花楼」の使用人・幾太郎は、売れっ妓花魁・芙蓉に見込まれて、歌舞伎役者・尾高永遠蔵が足の届く深さの池で溺れ死んだ謎の真相を探ることになる。吉原から出られない芙蓉の代わりに調査を進める幾太郎だが、芙蓉の人使いの荒さに苦労が絶えず…。幾太郎の最初の事件、「ひよっこ、篭鳥の歌を聽く」を収録!
江戸時代初期――日本を代表する文化である歌舞伎の祖をつくりだした娘がいた。彼女はその生まれゆえ、「天下一」を目指すべく踊りつづける。その踊りは周りを魅了し、次第に徳川時代の一大勢力である「傾き(かぶき)」と結びつき天下を揺るがしていく――!!豪華絢爛大河活劇、ついに開幕!
史実を脚色したお芝居のひとつ「俊寛」は、能や歌舞伎でよく上演されるもの。舞台は、平清盛率いる平氏全盛の平安時代。清盛への反乱を企てた僧侶・俊寛が仲間とともに流された先の島で起こった事件を描いたものです。特に歌舞伎では、俊寛が島の女性「千鳥」を都へ送るために、自分が身替わりとしてひとり島に残り、都へ向かう船を見送る。という悲壮感あふれるラストシーンが有名なお話。歌舞伎「俊寛」を何度も観る中で、著者は俊寛の壮絶な生き様に感動しつつも、「謎」があったという。その「謎」を出発点に、独自の解釈で「俊寛」の物語を描いた絵巻。味わい深いイラストとともに著者ならではの視点で描かれる物語に要注目!※電子書籍版「俊寛」は、著者が2016年1月に開催した展示会の絵巻を元に作成されたものです。<著者プロフィール>瓜谷 茜1985年 スペイン・サラマンカ生まれ。幼少期に東京へ移住。小学校1年生頃から地元の「絵画教室」に通い絵画に親しむ。中学3年の時に、歌舞伎の舞台を観て自分の感覚に「しっくり」きて以来、他の伝統文化含め観劇を続けている。この頃から歌舞伎や文楽をモチーフに制作を始める。2011年会社を退職後、EVAの名前でモデル活動を開始。ショーやスチールなどの仕事をする傍ら、イラスト作品をイベントや雑誌などに提供、個人制作を続けている。
甲斐国の戦国大名である武田氏の武田二十四将にも数えられる真田幸隆。その後を継いだ三男・真田昌幸は「表裏比興の者」と表される智将。そして「日本一の兵」との異名をとる昌幸の子・真田幸村。真田家三代が現在にも伝わる戦国乱世での大活躍を宮崎惇(原作)と横山まさみち(作画)の強力タッグでコミカライズ。弱小大名でありながら、天下人・徳川家康に恐れられた上田合戦をはじめ、豊臣家の最後の忠臣として出城・真田丸を築き、獅子奮迅の活躍を見せた「大阪の陣」にも迫る!!!本作品は、1970年に執筆された原稿をもとに、当時のカラーを再現した電子書籍です。
暴漢に襲われ危ういところを、たまたま一家で通りがかったプロゴルファーに助けてもらった女子高生・青芝遥。しかしその恩人夫婦は、幼子を一人残し交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。残された子供・風見弾を育てていくために遥はプロゴルファーになることを決意。血の滲むような猛特訓の末、プロテストのグラウンドに立つ――。
かつて同じ地区にふたつの高校があった。ひとつは進学校として名高い名門私立高校。そしてもうひとつが高校受験にかろうじて引っかかった連中が集まるボンクラ高校。信じられないことに、その二校は並んで立っていた。その二校が信じられないことに吸収合併された。もちろん残ったのは名門私立高校…。かつての二校を分けるのが「制服のワッペンの有無」。ワッペンのない生徒は落ちこぼれの烙印を押され、迫害される毎日。いつも見下してくるワッペン組:高校ボクシングNo.1の綾錦に、ワッペン無し代表・恭一が挑戦!! ボクシングによって、落ちこぼれだった恭一の生き方は大きく変わってゆく……感動と興奮のボクシング巨編!!――制服の胸にワッペンが付いていなくても、おれ達はクズじゃないんだっ!!
史実を脚色したお芝居のひとつ「俊寛」は、能や歌舞伎でよく上演されるもの。舞台は、平清盛率いる平氏全盛の平安時代。清盛への反乱を企てた僧侶・俊寛が仲間とともに流された先の島で起こった事件を描いたものです。特に歌舞伎では、俊寛が島の女性「千鳥」を都へ送るために、自分が身替わりとしてひとり島に残り、都へ向かう船を見送る。という悲壮感あふれるラストシーンが有名なお話。歌舞伎「俊寛」を何度も観る中で、著者は俊寛の壮絶な生き様に感動しつつも、「謎」があったという。その「謎」を出発点に、独自の解釈で「俊寛」の物語を描いた絵巻。味わい深いイラストとともに著者ならではの視点で描かれる物語に要注目!※電子書籍版「俊寛」は、著者が2016年1月に開催した展示会の絵巻を元に作成されたものです。<著者プロフィール>瓜谷 茜1985年 スペイン・サラマンカ生まれ。幼少期に東京へ移住。小学校1年生頃から地元の「絵画教室」に通い絵画に親しむ。中学3年の時に、歌舞伎の舞台を観て自分の感覚に「しっくり」きて以来、他の伝統文化含め観劇を続けている。この頃から歌舞伎や文楽をモチーフに制作を始める。2011年会社を退職後、EVAの名前でモデル活動を開始。ショーやスチールなどの仕事をする傍ら、イラスト作品をイベントや雑誌などに提供、個人制作を続けている。
長年、「小学一年生」の看板作家だった今村洋子の傑作少女漫画が初のコミックス化。のんびり城に住むちょこまか姫があっちをちょこまか、こっちをちょこまか、いろいろなところで大騒動を巻き起こします。かわいいちょこまか姫の活躍は必見!
時に埋もれた名作少女漫画をデジタルリマスター昭和43年『別冊少女フレンド』(講談社)に掲載された横山まさみちが描いた短篇少女漫画「青春日記」。時代を超えて電子書籍として復活!!女子中学校「精進女学院」。素直な気持ちをはぐくむとの伴場校長の考えにより、日記を毎日学校に提出をすることになっていた。しかし、自分の本当の気持ちを綴るのが日記のはずだが、庄寺智子の友人の船越奈美は、2冊日記をつけている。本当の日記と学校へ提出するための日記だ。そして、3冊目の日記まで書くことに……。近年の過激な内容の漫画とは一線を画す、少女漫画の黄金期を担った巨匠・横山まさみちが描く友情と感動の名作王道少女漫画。
風船が大好きな女の子「カズちゃん」。ピエロからもらった風船が大好きで、カズちゃんはどこに行くときもいつも一緒です。あくる日、しぼんでしまった風船にガッカリしたカズちゃんは、自分で空気を入れて膨らませますが、前みたいにフワフワと飛んでくれませんでした。そこでカズちゃんは腰につけて走ってみると―― この作品の著者は、絵物語作家岡友彦の弟子を経て、1956年に『からくり屋敷の秘密』でデビューした一峰大二。1960年代から1970年代にかけて、多くの特撮ヒーロー作品の漫画化を手掛けており、特にピー・プロダクションの作品の大半を漫画化している。中でも『スペクトルマン』への思い入れは強く、1999年に発売された単行本のために加筆を施したり、2006年には後日談を発表したりしている。 ウルトラ作品の漫画を書く際にはテレビでは描かれない怪獣が多数登場する回を描くことが多く“コミカライズの匠”として知られている。 2005年、『画業半世紀一峰大二大全集』で第34回日本漫画家協会賞特別賞を受賞。
太宰治の名作短篇小説を二階堂流にアレンジしてデジタルコミカライズ!原作者である太宰治が最も得意とする女性の告白体小説のひとつ「きりぎりす」。「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。」で始まる、名声を得ることで破局を迎えた画家夫婦の内面を妻の告白を通して印象深く描く名作。その物語をブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏が驚きの脚色を加え、“大人”の「きりぎりす」としてコミカライズ。この作品は原作が発するメッセージにさらに奥深い味わいを加味した作品となっている。原作をめにしたことがある人はもちろんのこと。さらに原作未読の人にこそ、太宰作品を知るための必見のコミカライズとなる。
人気イラストレーターの山口マサルによる「短篇まんが集」第三弾本作品は「HOUSE」をテーマにしたショートコミック。こんな家に住みたいな、あんな家だったら面白いだろうな、という一風変わった家がもりだくさん!!あなたが住みたい家はありますか?<著者プロフィール>山口マサル/ YAMAGUCHI , Masaru1942年、東京に生まれる。日本美術学校図案科卒。毎日デザイン賞特選、朝日広告賞部門賞、デザインフォーラム入賞、読売国際マンガ大賞優秀賞3回、同金賞、文化庁メディア芸術審査委員会推薦作品『鳥居 de 200』、『ANGEL RINK』『だんごのすけにんじゅつしゅぎょう』(フレーベル館)など。
暴漢に襲われ危ういところを、たまたま一家で通りがかったプロゴルファーに助けてもらった女子高生・青芝遥。しかしその恩人夫婦は、幼子を一人残し交通事故に巻き込まれて亡くなってしまう。残された子供・風見弾を育てていくために遥はプロゴルファーになることを決意。血の滲むような猛特訓の末、プロテストのグラウンドに立つ――。
異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが……!?
史実を脚色したお芝居のひとつ「俊寛」は、能や歌舞伎でよく上演されるもの。舞台は、平清盛率いる平氏全盛の平安時代。清盛への反乱を企てた僧侶・俊寛が仲間とともに流された先の島で起こった事件を描いたものです。特に歌舞伎では、俊寛が島の女性「千鳥」を都へ送るために、自分が身替わりとしてひとり島に残り、都へ向かう船を見送る。という悲壮感あふれるラストシーンが有名なお話。歌舞伎「俊寛」を何度も観る中で、著者は俊寛の壮絶な生き様に感動しつつも、「謎」があったという。その「謎」を出発点に、独自の解釈で「俊寛」の物語を描いた絵巻。味わい深いイラストとともに著者ならではの視点で描かれる物語に要注目!※電子書籍版「俊寛」は、著者が2016年1月に開催した展示会の絵巻を元に作成されたものです。<著者プロフィール>瓜谷 茜1985年 スペイン・サラマンカ生まれ。幼少期に東京へ移住。小学校1年生頃から地元の「絵画教室」に通い絵画に親しむ。中学3年の時に、歌舞伎の舞台を観て自分の感覚に「しっくり」きて以来、他の伝統文化含め観劇を続けている。この頃から歌舞伎や文楽をモチーフに制作を始める。2011年会社を退職後、EVAの名前でモデル活動を開始。ショーやスチールなどの仕事をする傍ら、イラスト作品をイベントや雑誌などに提供、個人制作を続けている。
江戸・吉原の遊郭「開花楼」の使用人・幾太郎は、売れっ妓花魁・芙蓉に見込まれて、歌舞伎役者・尾高永遠蔵が足の届く深さの池で溺れ死んだ謎の真相を探ることになる。吉原から出られない芙蓉の代わりに調査を進める幾太郎だが、芙蓉の人使いの荒さに苦労が絶えず…。幾太郎の最初の事件、「ひよっこ、篭鳥の歌を聽く」を収録!
江戸時代初期――日本を代表する文化である歌舞伎の祖をつくりだした娘がいた。彼女はその生まれゆえ、「天下一」を目指すべく踊りつづける。その踊りは周りを魅了し、次第に徳川時代の一大勢力である「傾き(かぶき)」と結びつき天下を揺るがしていく――!!豪華絢爛大河活劇、ついに開幕!