奇怪な住人たちが繰り広げる笑いと涙の人生劇場!ブラックでジワジワくるナンセンス漫画の巨匠・二階堂正宏の人気シリーズ「極楽町一丁目」。その第6弾で“シリーズ完結”を飾る珠玉の逸品。一癖も二癖もある住人たちの「嫁姑問題」をはじめ、さまざまな笑撃が次々と襲いかかる!あなたはきっと笑わずにはいられない! はず……。
太宰治の名作短篇小説を二階堂流にアレンジしてデジタルコミカライズ!原作者である太宰治が最も得意とする女性の告白体小説のひとつ「きりぎりす」。「おわかれ致します。あなたは、嘘ばかりついていました。」で始まる、名声を得ることで破局を迎えた画家夫婦の内面を妻の告白を通して印象深く描く名作。その物語をブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏が驚きの脚色を加え、“大人”の「きりぎりす」としてコミカライズ。この作品は原作が発するメッセージにさらに奥深い味わいを加味した作品となっている。原作をめにしたことがある人はもちろんのこと。さらに原作未読の人にこそ、太宰作品を知るための必見のコミカライズとなる。
幻の警察アクション劇画が電子書籍で復活!ミナト横浜署には犯人を殺しすぎるため『ホトケの佐木』と異名をとる刑事がいる。性格は堅忍不抜、狷介孤高、冷静沈着。特に敵に対しては冷酷非情。上梓からは煙たがられるが、同僚、部下からは信頼されている。暴力と悪徳が蔓延る港街にマグナムが火を噴き、悪が打ち倒されていく――。
伝説のハードボイルドロマン「蒼眸のバラード」最終章がスタート!仇敵であった北斗連合会とともに反創雄会を掲げていた鉄海組も、畑中の右腕・吉岡らの絵図により、抗争はひとつの決着を迎えた。暴対法施行を目前に控え、生き残りをかけた組織再編に乗り出した創雄会会長・畑中ら幹部たち。組織内の動揺はとどめようもなく、問題が噴出する……。そして関東進出を目論む西からの猛威、関西猛虎会の存在……。さまざまな思惑が交錯し織りなすハードボイルドヒューマンドラマ……。今、新たなる戦いの幕が上がる。1985年、日本最大級と言われる「山一抗争」の真っ最中に連載が開始された本作。裏の世界を舞台に、綿密な取材に基づきリアルさを追求したハードボイルド・ロマン。掲載誌には、数多くの本物たちからさまざまな声が寄せられた。これまで単行本化されていなかった「第三部◆制覇編」が約30年の時を経て、電子書籍で遂にコミックス化!
限界ギリギリの表現に挑戦!?ブラックユーモア、ナンセンス漫画の巨匠である二階堂正宏が“表現の自由”のギリギリに挑戦した本作。数年前に描き上げた「美しい女殺し屋」の物語。しかし、諸々の理由から発表を見合わせていた。その作品が遂に電子書籍として日の目を見ることに――!
太宰治の名作短篇小説を二階堂流に脚色しデジタルコミカライズ!人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる物語として、義務教育の国語教科書などで扱われていたため誰しもが一度は目にしたことがあるといっても過言ではない太宰治の短編小説「走れメロス」。その物語の舞台を封建時代の日本とし、ブラックユーモアの巨匠である二階堂正宏が驚きの脚色を加え、“大人”の「走れメロス」としてコミカライズ。この作品は原作のメッセージ性を遙かに凌ぐ作品となっている。
奇才・横山まさみちが描く時代劇画が登場!大和郡山藩士・千秋重四郎に「謀反の心あり!」と上意討ちの命が密かに下った。しかし、これは病床の殿・水野勝成に代わり実権をにぎる谷脇民部による、「我が子かわいさ」からくるものだった。上意討ちの主役的立場にある「仕手役」に選ばれたは剣の達人・由良神吾。名誉ある役目をおおせつかった神吾の討つべき相手・千秋重四郎は許嫁の父でもあった……。この事件を皮切りに、神吾は歴史の裏でうごめくうねりに飲み込まれていく――。1971年『漫画ストーリー』(双葉社)にて掲載された長編時代劇画を初めて電子コミック化。もと大和郡山藩士・由良神吾が巻き込まれた凄惨な運命を描く全3巻。
ひとコマ漫画のおおさわ・匡が描く眼鏡業界ショートコミックを電子化!眼鏡会社で働く「カルガル氏」の日常を描いたショートコミック。何気ない日常の中にこそ“笑い”のタネがいっぱい!!本作は眼鏡業界誌『オプチカル・グラフ』にて1980年から1984年連載されていた漫画を電子コミックス化したもの。時を経ても、ユーモアのセンスは色褪せないもの。当時を知る人はもちろん、知らない人でも思わず声を出して笑い出してしまうでしょう。
1960年代のおおさわ・匡が描いたひとコマ漫画を収録!ひとコマ漫画家たちが集結し、作品を発表していた知る人ぞ知る1968年より約6年間で10巻刊行されたひとコマ漫画集『EPOQUE』。その『EPOQUE』に掲載されたおおさわ・匡作品をひとつにまとめた本作。繊細かつ緻密に描かれた作品には、ユーモアをはじめ風刺などさまざまなエッセンスが凝縮されている。時代は変わっても“おもしろさ”は普遍だ。
風化させてはいけない真実がある昭和19年(1944年)の初夏。日本の戦況は著しく悪化し、敗色濃厚となっていた。絶対国防圏であり、日本の中核拠点であったサイパン島。アメリカ軍のマリアナ諸島への空襲は一段と激化した。上陸作戦の前触れであった。同年6月15日、サイパン島近海の青い海はアメリカ軍艦隊によって黒く塗りつぶされた日本の反撃もむなしく、日本軍守備隊の崩壊は深刻となった。日本軍はもとより多くの日本人居留民が追い詰められ、捕らえられることを避けるため海に飛び込み自決した。戦争を否定してもその体験を否定することはできない戦争は日本人の真実の体験である真実あった姿から目をそらさずそれを直視し生かすことによってこそ平和への道が開ける ――横山まさみち
史実を脚色したお芝居のひとつ「俊寛」は、能や歌舞伎でよく上演されるもの。舞台は、平清盛率いる平氏全盛の平安時代。清盛への反乱を企てた僧侶・俊寛が仲間とともに流された先の島で起こった事件を描いたものです。特に歌舞伎では、俊寛が島の女性「千鳥」を都へ送るために、自分が身替わりとしてひとり島に残り、都へ向かう船を見送る。という悲壮感あふれるラストシーンが有名なお話。歌舞伎「俊寛」を何度も観る中で、著者は俊寛の壮絶な生き様に感動しつつも、「謎」があったという。その「謎」を出発点に、独自の解釈で「俊寛」の物語を描いた絵巻。味わい深いイラストとともに著者ならではの視点で描かれる物語に要注目!※電子書籍版「俊寛」は、著者が2016年1月に開催した展示会の絵巻を元に作成されたものです。<著者プロフィール>瓜谷 茜1985年 スペイン・サラマンカ生まれ。幼少期に東京へ移住。小学校1年生頃から地元の「絵画教室」に通い絵画に親しむ。中学3年の時に、歌舞伎の舞台を観て自分の感覚に「しっくり」きて以来、他の伝統文化含め観劇を続けている。この頃から歌舞伎や文楽をモチーフに制作を始める。2011年会社を退職後、EVAの名前でモデル活動を開始。ショーやスチールなどの仕事をする傍ら、イラスト作品をイベントや雑誌などに提供、個人制作を続けている。
三度笠に股旅すがたの渡世人。方々を渡り歩くのはまさに人生と同義。あらゆる所にユーモアはあふれている。ナンセンスひとコマ漫画のおおさわ・匡が描くショートコミック。いつの時代もユーモアのセンスは色褪せない。ひと目みた瞬間に“クスッ”と、じっくり読めばジワジワ“笑い”がこみ上げてくるひとコマ漫画をお楽しみ下さい。本作には、おおさわ・匡の描く「おもしろ植物図鑑」も収録!
少子高齢化社会が叫ばれる現在日本の現状を笑い飛ばすブラックユーモアの超大作!1億総介護時代の到来を象徴するかのように“老人介護”の問題をおもしろおかしく描く笑激の問題作!?ブラックでジワジワくるナンセンス漫画の巨匠・二階堂正宏の世界観に一度ハマったらもう抜け出せない…はず。※笑いすぎにご注意ください。
美濃の小藩・松平家家臣、相川十郎左衛門の娘・紋。れっきとした武家の娘が“くずれのお紋”と異名をとり、女だてらの渡世人稼業。降りかかる火の粉を払うため、木曽路の春に花びらとともにドスが舞う!「桜吹雪に赤い血を」「間引き地蔵に灯が一つ」「古痕に風が立つ」全3話 収録
ひとコマ漫画のおおさわ・匡が描くファンタジックショートコミック。現実ではありえないような事だって、空想の中でなら体験可能。クスッと笑えるハイセンスなギャグはストレス解消にピッタリ。何度読んでも笑えるおおさわワールドを覗いてみては?
実在の人物である鬼平を二階堂流の切り口で描くとコウなる!?鋭い推理力と観察眼を持ち、峻厳なる取り締まり火付盗賊改方長官・長谷川平蔵は、悪党どもからは「鬼の平蔵」と恐れられる……。しかし、本作は名前こそ同じものの、二階堂流に味付けされた平蔵は悪党だけでなく江戸の人々から「鬼」呼ばわり……。人間の本能のひとつ「性欲」の赴くままに傍若無人な振る舞いを描いたエロティックコメディ。その過激さゆえ、連載さえも打ち切られたという伝説の問題作が満を持して登場!※本作は過激さをホドホドに抑えたデジタルリマスター版です。注:この作品は完全にフィクションであり実在の人物・団体とは一切関係ありません。あしからずご了承ください。
1715年に摂津国西成郡浜村にある「崇禅寺」の馬場で仇討ちが行われ、返り討ちにあうという実在の事件がある。その有名な事件を、歴史漫画の巨匠・横山まさみちが独自の解釈で1971年に描いた本作。生田伝八郎は、何故、遠城宗左衛門といさかいを起こし殺害してしまったのか…そして、遠城治左衛門および安藤喜八郎の兄弟による仇討ちはどうして返り討ちにあったのか…それは百年前から続く、怨念があった??本作品は、1971年に執筆された原稿をもとに、当時のカラーを再現した電子書籍です。
【CAUTION!】Don’t read this book in the presence of other people ever! It has plenty of rough stuff, like dirty jokes, ultra-violence, racy sexy moments. But you will never feel awful and never stop laughing by a lot of gags which means true nature of human being, and automatically consider about what is happiness as a human. Have the number of overseas fans and have won various manga international prizes, Masahiro Nikaido has brought to his way of 「philosophy for Happiness」.
日本漫画家協会の理事として活動し、また政治漫画で数々の賞を受賞してきたクミタ リュウが20年前のPKO法案可決時に戦争社会への警鐘として描いたヒトコマ漫画の最高傑作が復活。反戦・反核を創作のテーマにしてきた著者が、いま改めて問う海外派兵問題。
日本漫画家協会の理事として活動し、また政治漫画で数々の賞を受賞してきたクミタ リュウが20年前のPKO法案可決時に戦争社会への警鐘として描いたヒトコマ漫画の最高傑作が復活。反戦・反核を創作のテーマにしてきた著者が、いま改めて問う海外派兵問題。
甲斐国の戦国大名である武田氏の武田二十四将にも数えられる真田幸隆。その後を継いだ三男・真田昌幸は「表裏比興の者」と表される智将。そして「日本一の兵」との異名をとる昌幸の子・真田幸村。真田家三代が現在にも伝わる戦国乱世での大活躍を宮崎惇(原作)と横山まさみち(作画)の強力タッグでコミカライズ。弱小大名でありながら、天下人・徳川家康に恐れられた上田合戦をはじめ、豊臣家の最後の忠臣として出城・真田丸を築き、獅子奮迅の活躍を見せた「大阪の陣」にも迫る!!!本作品は、1970年に執筆された原稿をもとに、当時のカラーを再現した電子書籍です。
ブラックユーモアの巨匠・二階堂正宏が描く「行かないで!」「許しておくんなせぇ」から始まる昭和最後の任侠を描いた残侠伝ならぬ残業伝!?引き留める女を引き払ってでも、男には行かなければならない理由がある……けど、女にも引き留める理由があるのだ!!!思わずプッと吹き出してしまう理由は何度も読み返したくなるほどクセになるッ!
巨匠・横山まさみちが描く時代劇長編サスペンス!お命 いただきます!!女だてらに街から街へ渡り歩くお紺。ひとつ振り返れば、同じ場所には二度と戻らないといわれた“女渡世人(たびにん)”人呼んで「見返りのお紺」。今度ばかりは、腰を落ち着けようと恋しい男のいる下総へ再び訪れる道中にひょんなことから知り合った、同僚に斬り殺された主人の仇討ちをするために国を捨てた武士の妻・八千代と中間の伊助。袖振り合うも多生の縁。義理と人情、秤にかければ……下総に着いた時、振り返ったお紺はいったいどうなるのか?八千代は仇討ちできるのか?
真田幸村の帯刀であり徳川に祟る妖刀・村正の誕生秘話を横山まさみちが描く本格時代漫画!時は天下分け目の合戦の火蓋が切られる少し前。名匠・刀の鬼として名高い刀鍛冶の正宗が世継ぎを決めるため、村正、正近、貞宗という3人の弟子の腕前を競うこととなった。そして、名刀を鍛え上げた貞宗が世継ぎとなることが決まったが、村正はその結果に納得がいかない。村正は、貞宗に刀で実地の勝負を挑むが刀の差であえなくまけてしまう。しかし、あろうことか正宗の娘・美和を人質にとり貞宗を殺害。さらには師匠・正宗と美和までも殺してしまう……。本作は、歴史・時代漫画の第一人者・横山まさみちの描く、1972年に『増刊漫画ストーリー』にて掲載された作品を執筆当時の原稿を元に、美麗カラーを再現したデジタルリマスター版です。
少し古い画風ですが、真田家がどのようにして生き残ってきたかをダイジェスト版のように楽しめます。本当は小説の池波正太郎先生のものを読んだら、真田家がいかに苦労したのか感慨深いものがありますが、時間がなくて手軽に真田家の歴史をなぞりたい人におすすめです。これを読んだ後、いろんな真田モノに挑戦してその画風や作風を楽しむのが通の人の楽しみ方かと。