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異風の姿形を好み、異様な振る舞いや突飛な行動を愛し、そして己の掟のために命を賭した天下一の傾奇者(かぶきもの)・前田慶次(まえだ・けいじ)の熱い生き様を描いた痛快歴史巨編。戦国時代末期、軍馬補充のため野性馬狩りをしていた滝川(たきがわ)軍は、恐るべき巨馬“悪魔の馬”の猛攻で狩りに失敗する。そこで滝川の軍団で傾奇者として知られる前田慶次が、悪魔の馬を殺すように命じられるのだが……!?
佐々成政(さっさ・なりまさ)軍の一万五千の兵に囲まれる末森城へ出兵した前田慶次(まえだ・けいじ)は、崖下から這い上がって盟友である末森城城主・奥村助右衛門(おくむら・すけえもん)と再会する。その後、城壁を上がってくる敵兵を小便で一網打尽にした慶次と奥村は、その豪胆さで死にかけていた城兵達の士気を高める。しかし佐々との決戦を前にして、たくさんの死人を見て恐れをなした陽水(ようすい)が逃亡を……!?
前田慶次(まえだ・けいじ)と懇ろになり幸せな日々を過ごすくノ一・螢(ほたる)。しかし忍びの師匠・蝙蝠(こうもり)により慶次を殺すように催眠の術をかけられた螢は、自分の命を引き換えにして慶次を守りきり、彼の腕に抱かれて息絶える。そして螢の亡骸を荼毘に付していた慶次は、そこへ現れた蝙蝠、加賀忍軍と死闘を開始する。一方、おふうは前田利久(まえだ・としひさ)へ慶次からの離縁状を届けて……!?
義父・前田利久(まえだ・としひさ)が没して前田家との絆がなくなった前田慶次(まえだ・けいじ)は、おふう、捨丸(すてまる)とともに天下見物で京の都へ行く。その時、喧嘩を売ってきた千利休(せんのりきゅう)の長男・道安(どうあん)ら一味を叩きのめした慶次は、道安に槍持ちをさせて入京して有名になる。そして豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)も気にかけるほどの慶次を見定めようと、千利休が単身で慶次の家へ来て……!?
喧嘩騒ぎの黒幕によって四百もの傾奇者らに取り囲まれた前田慶次(まえだ・けいじ)とその盟友・奥村助右衛門(おくむら・すけえもん)。そんな状況すらも楽しむ慶次と奥村は、いくさ人の本領を発揮して次々と傾奇者らをなぎ倒していく。そして黒幕の正体が京都所司代の前田玄以(まえだ・げんい)と知った慶次は、自分に刃を向けている玄以と果たし合いを……!?
豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)に謁見することになった前田慶次(まえだ・けいじ)は、秀吉の首を取る覚悟をしてその場へと臨む。そこで奇妙な髷で平伏したように見せかけてソッポを向いたり、秀吉を挑発するような猿芸を披露する慶次に、ついに激怒した秀吉は切り捨てようとするが、徳川家康(とくがわ・いえやす)の顔を見て考え直す。そしてふいに投げた扇子を受け取る慶次に殺気を読み取った秀吉は……!?
上杉家との一件で惚れこんだ直江兼続(なおえ・かねつぐ)の屋敷に通いつめる前田慶次(まえだ・けいじ)は、ある日、兼続から慶次をつけ狙う“七霧の男”の存在を知らされる。その帰り道、鬼のような形相の大男・岩兵衛(いわべえ)に襲われた慶次は、岩兵衛の戦闘能力に驚愕するも一太刀浴びせる。そして岩兵衛に公然と尾けられる慶次は、風呂屋で傾奇者をからかった事で岩兵衛と親しくなり、おふうは岩兵衛の娘なのだと告げられて……!?
北条家の陰謀を勘づいた石田三成(いしだ・みつなり)から、その生き証人であるおふうをよこせと言われた前田慶次(まえだ・けいじ)。しかし慶次は、光成の着物で耳掃除をする挑発的な行為を繰り返し、ついには光成を守る忍者の精鋭50人に囲まれるが、それすらもものともしない態度で光成を退ける。同じ頃、豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし)の側室・茶々(ちゃちゃ)がいる聚楽第には、彼女の暗殺を企む月斎(げっさい)が……!?
能舞台での風魔小太郎(ふうま・こたろう)との死闘を終えた前田慶次(まえだ・けいじ)は、上洛した盟友・奥村助右衛門(おくむら・すけえもん)の屋敷に入り浸り、奥村の妹・加奈(かな)と再会する。その時の加奈の態度で、彼女が慶次を好きなのだと感じ取った奥村は、加奈に見合いをすすめて慶次の事を諦めるように諭す。しかし慶次がおまつを想い続けているという噂を確かめようとした加奈は、ある行動を起こして……!?
佐渡攻めをしている直江兼続(なおえ・かねつぐ)ら上杉軍の元に駆けつけた前田慶次(まえだ・けいじ)は、囚人や年老いた百姓らを兵として率いて河原田城への攻撃を開始する。そして兼続の軍を動かして本間左間助(ほんま・さまのすけ)の兵をすべて自軍へ引き入れた慶次は、一騎駆けで先陣を切って敵兵をなぎ倒していき、河原田城の一の門を正面突破する。そんな慶次の戦いぶりに上杉本陣も動き出して……!?